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恋リア研究メモ5
(いつものようにあんまりまとまってないですが) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsr/68/1/68_102/_pdf より以下引用 さて,以上,ミード=ブルーマー,ベッ…
「アザトカワイイ」とは何かメモ
定延利之『コミュニケーションと言語におけるキャラ』を読んでいるのだけど、コミュニケーション行動と意図について以下のような文が出てきた。
人間は社会的な動物であり、日々、群れの中でお互いを評価して、他者から下される評価に舞い上がったり落ち込んだり、一喜一憂して生きている。他者からの評価にはさまざまなものがあるが、ここでそれらを技能評・作品評・人物評と3つに大別する
(中略)
人物評は「意図とな
恋リア研究メモ7(今期オオカミメモ)
「運命の人」と言うとき、その対象に得恋するか失恋するかはまさに「運命的」な結果ではあるが、たとえ失恋したとしても諦めるか想い続けるかは主体的に選択できる。しかし「運命の人」その人は、自身が相手にとって「運命的」であることを拒否できない。オオカミくんシリーズにおける「オオカミ」も、この「運命」に似た立場にあるように思う。
(もちろん後述の話とは違って、「運命の相手」はそう呼ぶ相手を振ることはできる
恋リア研究用ブックリスト(随時更新)
とりあえず自分用。随時更新。おすすめあったら教えてください。
メディア・映像『アイドル/メディア論講義』西兼志
『メディア社会論』辻泉・南田勝也・土橋臣吾/編
『「テレビリアリティ」の時代』大見崇晴
『映画は社会学する』西村大志・松浦雄介/編
(「テラスハウス」について言及あり)
『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』想田和弘
恋愛・コミュニケーション『恋愛の社会学 「遊び」とロマ
恋リア研究メモ5
(いつものようにあんまりまとまってないですが)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsr/68/1/68_102/_pdf
より以下引用
さて,以上,ミード=ブルーマー,ベッカー,ゴッフマンの議論を経ることで「自己」について考えるために蓄積されてきた半ば理論的で半ば経験的といってよい概念の変遷や力点の変化を確認してきた.まず,私(I),役割を担う対象
今期オオカミくんメモ3
今期オオカミくんでは前述のように、個々が主役となる映像作品を撮ることが課題となっていたけれど、いくつかトリックアート的な手法を使っているものがあった。遠近法の錯覚などで巨人や小人になったりみたいな。考えてみると今期以前にも、オオカミくんシリーズではデートでトリックアート美術館に行ったり、例の影絵のシーンのように、トリックアート的なものに触れたり表現したりする場面が出てくることが多い。
リアリテ
今期オオカミくんメモ2
匂いが映像に残らないように、オオカミくんであること(恋愛を禁止されていること)も、ムービーとして記録されたものには残らない。「リアル」では決して成立しえない(こととされている)関係も、映像でピン止めすれば有ったことになるのかもしれない。
先週配信の#10では、メンバーの一人がずっと気持ちを向けている相手を指名してムービーを撮るエピソードが描かれた。その際に彼は相手にひとつの指定をする。「まだ少
リアリティーとは何かメモ
答えはシンプルで、キャストが本人としてそのまま参加していることにあると僕は考える。多くの場合、キャスト達はInstagramやTwitterといったSNSアカウントを持っており、我々視聴者との距離感は非常に近い。それゆえにリアリティーショーはキャストの実在性によってリアルさが担保されているのである。
「リアリティーショーにおけるリアリティーとは何か」の回答、意外と文句をつけづらかった。その上で
今期オオカミくんメモ
オオカミくん今期(2020/8~)、メンバー個々で相手を指名して映像作品を撮るというのがミッションになっていて、『ドラ恋』のショートドラマ製作みたいな効果を加えている。オオカミくんシリーズはこれまで、複数のリアリティレベルに属する人物がひとつの世界に混在するという特性を用いて、複数レイヤーのフィクション/ドキュメンタリーを重ね合わせている、というのが個人的な見立てとしてあった。例えば
a) オ