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腐りそうな時ほど、世界を褒める


人生生きていると良い時も悪い時もある。
私は単細胞なので、それはそれは単純だった。
良い時は何を食べても美味しいし、道端の花にすら微笑みかける余裕がある。
面倒なのは悪い時だ。
何を食べても美味しくない、何を見ても面白くない、何を見ても綺麗に見えない。
この感情フィルターはなかなか精度が高かった。

年齢のせいだろうか?
あるいは時間があるからだろうか。
最近はちょっと考え方が変わった。
悪い時には、あえて良いものを見て、良いことを考えるようにしているのである。

例えば、何かサービスを受けたら、アンケートに応えて良かった点を書いてみる。
ヨガに行ったら、その日のインストラクターさんの良かった点をアンケートに記入してみる。
あとは良い食材を買ってゆっくり料理してみるとか、家に花を飾ってみるとか。
夫にいつも以上にありがとうを言ってみるとか。
とにかく、起こることは変えられないから、せめて自分の気持ちで何とかなる範疇くらいはハッピーにしておこうという魂胆である。

腐りそうな時ほど、世界を褒めてみるのだ。
そうそう、自分を褒めることも忘れずに。


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