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2022年 noteに記録しておきたいこと

父がこの世を去り、49日が過ぎた。

「認知症の父」の記事をnoteマガジンにまとめていたが、父の記事はこれで最後にしようと思う。

2022年9月末、父はコロナワクチンを接種した。そして、1週間後に亡くなった。

父の体調は、コロナワクチンを接種するまで安定していた。コロナワクチン接種後、発熱し、肺炎になり、酸素吸入することになり、家族が呼ばれた時には、父は会話ができない状態だった。看護師から最期が迫っていることを告げられた。その2日後、病院から連絡が入りすぐに駆けつけた。が、すでに父は息をしていなかった。

今年の7月下旬まで介護施設に入所していた父は、肺炎になり入院した。コロナではなかったからか、8月のお盆すぎには退院できる状態に回復した。

介護施設では、父は自分で食べることができていた。しかし7月の入院以降、口から食べることができなくなった。その為、点滴で栄養を取る状態になり、今までお世話になっていた介護施設では受け入れが出来ないと…。

「在宅介護」か「療養型の病院」かの選択となった。父が元気だった頃、「やっぱり家が落ち着くなぁ」と笑顔で話す父を思い出し、私は在宅介護を検討した。75歳になる母(父の妻)は、「介護に疲れて私(母)まで倒れる」と言うので、私は「療養型の病院」の転院に賛成した。だが、療養型の病院は満床の為、空床待ちとなった。

そして、やっと10月上旬、療養型の病院に空きがでた。転院日が決まった矢先、82歳でこの世を去った。

ワクチンのせいで亡くなったと言いたいわけではない。けれど、死を早めてしまったんではないか思う。父のコロナワクチン接種は病院からの指示によるもの。入院を希望している以上、病院の指示に従うし、ワクチン接種を拒否する理由も特にない。仮にワクチンを接種していなかったとしても、点滴で栄養を取る状態であれば長くはなかったと思う。

先日、私は喪服をクリーニング屋に出しにいった。クリーニング屋の店主は、大阪出身の陽気なM子さん。M子さんに父の事を話すと、父と同じようにコロナワクチンを接種し、1週間後に亡くなった方が近所で数人いると言う。どの方も持病があり、身体が弱っていたらしい。M子さんは家族の様に父の死を大阪弁で悔やんでくれた。私は思わず泣いてしまった。

実は、私はコロナワクチンを1回しか接種していない。医療機関で働いていた為、早い時期に1回目のコロナワクチンを接種した。接種した日の夜、けいれんをおこした。翌日、接種時にもらった案内(何かあったら対処する方法が書かれた紙)に記載された連絡先に電話をしてみた。すると、念のため2回目は控えた方がいいと言われた。なので2回目はしていない。そんな私を見た夫は、気にもせずコロナワクチンを2回接種した。

中学生の息子は、今年の夏休みに1回目のコロナワクチンを接種しようか迷っていた。その矢先、部活動内でコロナに感染した。バレーボール部の仲間が次々に感染している中、息子が感染したのは最後の方で、仲間が回復した頃だった。レギュラーメンバーがコロナ感染で試合に出られず、補欠メンバー(息子も補欠)が大会に出場する状態だった。それでも一回戦だけ勝った。それはそれで感動した。

ちなみに、コロナワクチンを接種しているバレーボール部員もコロナに感染し発熱した。ワクチン接種をしていない息子も40度近い熱がでた。息子は2日ほどで熱が下がった。インフルエンザより軽い印象だった。

コロナワクチンを接種しても、してなくてもコロナに感染するらしい。体力がある人は、死に至る感染症ではないらしい。体力がない人は、死に至る感染症となるかもしれない。さらに、体力がない人は、ワクチン接種さえも耐えられないかもしれない。そして、ワクチン接種をしたことにより、亡くなってしまう人がいる。と、最近の私は解釈してしまっている。

コロナワクチン接種は努力義務で、強制されていない。自分が納得して接種するものだと思う。特例承認されたワクチンであり、医療の発展(長期的な検証)に協力している面もあるかと思う。

私はワクチンに関しての深い知識はない。反対派でも推奨派でもない。医師や専門家の方々でさえ意見が割れている。私は何が正解かわからない。ただ、2022年に私の周辺で起きたことを残しておきたいと思う。

2022年11月25日

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