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出がらしになれるか「虎に翼」第70回(ドラマ鑑賞備忘録)
昨日の第69回もまだ十分咀嚼できないまま穂高先生の謝罪が始まる朝8時。
日常と同じくドラマもどんどん先に進む。
先生がわざわざ寅子の職場を訪ねるというフットワークの軽さ、そして率直に自分の想いを伝える勇気に脱帽する。
これは寅子に共通した資質だと思う。
昨日まで、先生は自身の心残りを解消してきれいに旅立ちたいだけなのでは?ちょっとずるくないですか?という思いでいっぱいだった。
ただ、今日の先生
赦すかどうかは相手の問題「虎に翼」第69回その2(ドラマ鑑賞備忘録)
昨日の第69回から「はて」が止まらない。
なんだろう、この光景、私の人生でも見たことがある気がしてならない。
(このドラマはそんなデジャブの連続だけど)
また、「赦されたい」という思いとは別に、「赦すかどうか」は相手の問題であると痛感した回でもあった。
(穂高先生⇔寅子、寅子⇔よねの関係も)
穂高先生の女性にも門戸を開くという理想に燃えた時代から、理想を掲げ続ける限界にぶつかった戦争前後、それ
一瞬映る資料に目を奪われる「虎に翼」第69話(ドラマ鑑賞備忘録)
「虎に翼」PCで一時停止しながら食い入るように毎話最低3回は見ている。
今日の第69話は、寅子の怒りがそれほどまでだったとはわかっておらず、消化・理解できていない。
最近の寅子の活躍が業界での「女性」という希少性から来ていることにずっとモヤモヤしている。誰かのサポートだったり、花束贈呈という盛り上げ役であったり。
それは、兄の結婚式で歌わされたあの時と同じ。
本質的な部分での評価ではなく、何かに
図書館が満席。そうか、期末試験が始まったのか。
隣は椅子の上に胡坐をかいて必死に問題集を解いている高校生。
突然、はっと足を戻し制服を整える。
必死過ぎて家にいる気分になっていたらしい。わかる。
もう、みんな必死過ぎてうめき声も聞こえる。そういうのも全部なんだか眩しい。
梅子の高笑い「虎に翼」第64話(ドラマ鑑賞備忘録)
人はどんな時に白旗を振るんだろう。
今回は、寅子の同窓生梅子の人生転換となった。
光三郎の幼さ、やさしさ、優柔不断な甘えがしたたかなすみれに利用されただけかもしれない。(ぜったいそう)
それでも梅子にとっては信じがたいものだったんだろう。
息子たちがすみれを追い出す⇔出させないと争いを始めた時、梅子の表情と背中に絶望が見え、恐ろしくそしてとても美しかった。
目から光が失われる→目を伏せる→諦めた
頭の中の小橋さん「虎に翼」第67話(ドラマ鑑賞備忘録)
「これをやったらもっとよくなる」と思って動いたのに、周りの理解が得られずちょっと孤立したような気持ち、自分のやる気が暴走ではないかと不安がよぎるとき、過去の嫌~なツッコミが頭の中で盛大に回り続ける。
同僚は「???」の表情、実際には何も言っていないはずの小橋さんが寅子ににらまれるという、完全当て逃げの「し・ら・ん・が・な」なエピソードであった。
(小橋にとっても寅子は、本当にちょっとウザいんだろ
力がわく川柳「川柳集 カメレオン」徳道かづみ(読書備忘録)
川柳が好き。詩も好き。
だけど詳しくない。
川柳、短歌、和歌、俳句、色々あるけれど正直よくわかっていない。
長さとか季語のあるなしの違い??くらい。
短い言葉や文の中に日常とか生きることとかのおかしみとか悲しみが表されていて惹かれる。
俳句は研ぎ澄まされた言葉の格闘技のようなイメージ。
一方の川柳は、庶民に寄り添って言葉で遊んで日々の憂さを笑ったり嘆いたり、労働する人の歌というイメージ。
近所
ひとり作業のおともに、「TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW -坂口恭平生活-」
家仕事をしたり、絵をかいたり、本を読んだり。
何かとやること、やりたいことがある無職の日々。
はじめはNHKをつけっぱなしにしていたのだけど、ニュースもなんだか感情豊かになってしまって私的にはちょっと…。
淡々としたNHKニュースが好きだった。
ドラマは夜の気分。
ラジオもずっとは聞いてられない。
音楽はかえって寂しくなる。
で、最近こちらをずっと流しっぱなしにしている。
坂口恭平さんの日常を
「天気がよければ会いにゆきます」その2(ドラマ鑑賞備忘録)
韓国ドラマ、「天気がよければ会いにゆきます」現在3周目視聴中。
見れば見るほど、ストーリー、登場人物それぞれの個性、映像、音楽のすばらしさに引き込まれる。
1周目は、主人公へウォンと幼馴染で村のはずれでグッドナイト書房を営むウンソㇷ゚の恋の話として見ていた。
彼らの過去や現在の人間関係、悩み等、キャラクターの説明として見ていた。
…私のバカ。
全然そんな浅く安易なものでもない!!
例えば、グッ
午前2時。眠りたいけど、記憶を失うまで過去を反芻してしまうのが嫌でだらだら起きてる。眠い。
子どもがわがままを言える日常を(深夜の放流)
殺されていい人なんているわけがないけれど。
子どもが犠牲になるのは絶対にだめだということはわかる。
私には子どもはいないし、これからも家族を作ることはない。
人と生きられない私でも、子どもが犠牲になるのは耐えられない。
履修ゼロからの「マッドマックス フュリオサ」(映画鑑賞備忘録)
2024年 アメリカ
原題:Furiosa: A Mad Max Saga
監督:ジョージ・ミラー
主演:アニヤ・テイラー=ジョイ
これまでのシリーズCMの知識だけで鑑賞。
【予備知識】
・無法世界、北斗の拳のハリウッドVer.
・何かいつも争っている。
・彼らにとって大切なのは、資源だけどそれ以上に大切なのは資源を意のままにできる権力
・なんかエネルギーみなぎる女性がいる
【わかったこと】
主語の大きさについて考える(深夜の放流)
よく、主語を大きくして(一般化して)語る人には気を付けたほうがいいと言いますよね。
確かに確かに。
あと、他人の意見を拠り所にして話を進めようとする人とかも。
うっかり同調したら足元をすくわれてしまう。
それはそう。気をつけなきゃ。
でも、一つ良いなと思ったことは、どうにもならない理不尽だけど従わざるを得ないことは、主語や属性を大きくすると自分の気持ちが多少紛れるということ。
「どうなってるん