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デンマーク発 ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育てー多様性と平等を育む10の提案

7月に図書出版ヘウレーカさんから拙訳が出版されます。

『デンマーク発 ジェンダー・ステレオタイプから自由になる子育てー多様性と平等を育む10の提案』

[著]セシリエ・ノアゴー 
[訳]さわひろあや

章立てなど詳しくはこちらをご覧ください

https://www.heureka-books.com/books/1716

ジェンダー平等な子育てをしたいとは思うものの、どのように取り組めばよいかわからないと思うことはありませんか。

また、ご自身の経験や先入観から、なにげなくお子さんにステレオタイプな言葉かけをしてしまうことはありませんか。

デンマークで20年以上にわたり、ジェンダー平等について研究し、研修や教材づくりなどを通して、ジェンダーと子育て、教育がクロスする分野にかかわってこられたセシリエ・ノアゴーさんは、2021年、デンマークで子育て中の保護者や保育、教育関係者に向けた本を執筆されました。

本書では、デンマークで子育てをする上で、先入観や固定観念を無意識に次の世代へと引き継がないために、子どもとどのように向き合っていけばよいかについて、10の提案をしています。

デンマークの保護者や教育関係者に向けて書かれた本ですが、実際には日本人のわたしたちにとっても学ぶことが非常に多い内容です。

北欧といえば、ジェンダー平等に限らず、あらゆることが全て整っていると思いがちです。ですが、本書を読むと、デンマークもまだまだジェンダー・ステレオタイプが根深く残っている社会であることがわかります。そんな社会の中で、子どもたちが性別やセクシュアリティにかかわらず、自分を大切にして生きていくために、わたしたちにはどんなことができるでしょうか。本書の中で、セシリエ・ノアゴーさんはわたしたちの日々の小さな行動や視点の変え方を紹介、提案しています。

出版予定は7月下旬。
これからときどき本書についてご紹介したいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

トップ画像は原書の書影です。

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