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自分が大好きだった“あの頃の感覚”を取り戻したい

元・幼稚園教諭
現・魅力開花セラピストとして
活動しているSAWAです。


『私は私が大好き!』

先日、色々な方のnoteを読んでいたら
文章中に『私は私が大好き!』と
書いている方の記事を3つも見つけた。

この文章に、私の心が反応した。


というのも、つい最近ふと

“私がこうして自分と向き合うのは
自分のことが大好きだったあの頃の
感覚を取り戻したいからなのかな”

と、何となく考えていたから。


“自分が大好きだったあの頃の私”

それは私が保育園生~小学2年生
だった頃のこと。

当時の私は、
明るく元気な活発女子だった。

外で泣くということがなかったから
自分のことを『強い』と思っていた。
(兄と姉にはよく泣かされていたけど)

小学生になると学童に通うようになり
そこでも男女年齢問わず誰とでも
仲良く遊んでいた。
友だちと遊ぶのが大好きだった。

どちらかというと
主張の強い性格だったけれど
“そのままの自分”を発揮して
のびのびと自由に過ごしていた。

この頃の私は、自信に満ち溢れていた

姉の記憶によると当時の私は
自分のことを『大好き!』
と言っていたらしい。


けれど、そんな私に人生の転機が訪れる。


母の再婚、継父との関係

今から20年以上も前のこと。
私の母がある男性と再婚をした。

当時の私は8歳。
小学3年生になる頃のことだった。 


継父(ままちち=血の繋がりのない父)
との関係は、今でこそ良好だけれど
当時は、我慢の連続だった。

「なんでお母さんに取る態度と
私たち(兄弟)に取る態度が違うの!?」

「お母さんには甘えちゃって
いい年した大人が気持ち悪い!」

「話し方も上から目線だし。
いろいろ指図してくんな!」

と心の中でいつも腹を立てていた。


今でも印象に残っているのが
家で兄と遊んでいたら
急に「うるせぇー!」と言って
ビールを机に叩きつけ、その後
廊下で正座させられたこと。

「遊んでいただけなのに
なんでそんなに怒るの?」
と、理解が追いつかなかった。

次第に私の心はすさんでいった。

小学校では授業の邪魔を
してしまったこともあった。
攻撃的な性格になり先生からも
注意を受けた。

けれど、誰一人として
私の心の寂しさに
気づく大人はいなかった。


気づけば『自分が大好き』という
感覚なんて感じなくなっていた。


ずっと“何か”を探してた

大人になるにつれ、どこか満たされない
心の空虚感を感じるようになった。


よくわからないけれど
ずっと“何か”を探してた。

いつもその答えを外側ばかりに求めてた。

でも、答えは見つからなかった。


そして、30歳になってようやくわかった。


その“何か”とは“自分自身”のことだったと。


自分を見なさい。
自分を愛しなさい。

そう言われている気がした。


過去は変えられないけれど…

私は継父に底知れない怒りを
抱えて生きてきた。

「母の再婚さえなければ
幸せだったのに!」
と何度思ったことか。

けれど、どれだけ過去を恨み
嘆いても過去は変えられない。

変えられないけど
過去を癒すことはできる。

過去に置き去りにした
小さな自分と出会って
当時の怒りや悲しみを
自分が聞いてあげた。


あのときどんな気持ちだった?

なんて言いたかった?

本当はどうしてほしかった?

メールセッションで
自分の感情と向き合った。

私、こんなに怒ってたんだ!
と自分でも驚くほどだった。

涙もボロボロ流した。



「私は悪い子だった」と
ずっと自分を責めてきたけど
そうじゃなかったね。

本当は寂しかったんだよね。
お母さんに気づいてほしかったんだよね。
私、よく頑張って乗り越えてきたね。

過去の自分にやさしく寄り添った。


本来の自分と現在の自分とのギャップ

私たちは過去の経験や記憶から
『自分』がつくられていく。

その過程で、ネガティブな出来事を
経験すると本来の自分が覆い隠されていく。

それを繰り返すうちに『本来の自分』
がどんどん見えなくなっていく。 


そうなると、以前の私のように
どこか満たされない感覚を持ったり

「私このままでいいのかな?」
「私の人生こんなはずじゃなかった!」

と、現在の自分を認められなくなる。


本来の自分
現在の自分との
ギャップが大きくなるほど
人生に対する不満やモヤモヤが
心のサインとして現れるのだと思う。

本来の自分に戻っていく

私は、30歳なったタイミングで
不満やモヤモヤが爆発して
自分と向き合うことを始めた。


そして、自分を知ってすべてを
受け入れられるようになることが
自分を幸せにすることだと知った。


私が今やっていることは
『自分が大好きだったあの頃の感覚』
を思い出すことなんだ、と思っている。


あの頃のピュアな感覚を感じるには
かなりの時間を要しそうだけど
(おばあちゃんになってるかも?)
焦らず、ゆっくりじっくり
自分と向き合うことを続けていく。


それまでの過程もまた『経験』になるから。




 
SAWA. 




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