30代の生きがいの見つけ方
こんにちは。心理カウンセラーの岩沢です。
今日は、30代の多くの方が直面する「生きがい」の見つけ方について、一緒に考えていきたいと思います。
見えない重圧と戦う日々
30代も後半になると、仕事での責任が増え、目の前の忙しさに忙殺されてしまうことがあります。
そんな忙しい毎日の中で、ふとした瞬間に
「今の仕事にやりがいはあるのか…でも、このままでいいのかなぁ」
「本当にやりたいことは何だろう、充実感、生きがいって…」
など、仕事の充実感や一人の男としての生き方、そして生きがいなど、自分の人生の方向性に疑問を感じたり、不安を感じることがあります。
こうした思いは決して特別なものではありません。多くの方が同じような気持ちを抱えているのです。
生きがいとは何か？
「生きがい」という言葉はたまに耳にすると思いますが、その本質は何でしょうか？
一般的に、生きがいは「人生の目的」や「やりがいを感じる大きな活動」と捉えられがちです。でも、実はこれは必ずしも正確ではないかもしれません。というのも、生きがいは、必ずしも大きな目標や華々しい成果である必要はないのです。
日々の小さな喜びや、誰かの役に立っている実感など、身近なところででも様々な形で経験することができ、見つけられるものなのです。
生きがいを見つけるためにできること
では、どのように自分の生きがいを見つけていけばいいのでしょうか？ここで、いくつかの視点を一緒に考えてみましょう：
自己理解を深める：自分の価値観や興味、強みを探ることから始めてみませんか？
新しい経験を積む：未知の分野に挑戦することで、思わぬ発見があるかもしれません。
他者とのつながり：人との関わりの中で、新しい視点を知ることができることもあります。
社会貢献：誰かの役に立つことで、充実感を得られることもあります。
これらは一つのきっかけですが、そのきっかけを通して得た、あなたの経験や感覚が、最も重要な指針となるのです。
私の経験をご紹介すると、私はこれまでに20年ほど、心理カウンセラーとして人に寄り添う、人を支える仕事をしてきました。
そんなあるときに、別の職種の方（福祉関係のお仕事をされていました）と、一緒に仕事をする機会がありました。
同じように「人に寄り添う、人を支える」お仕事をしていたのですが、その「人」に対する思いや見方、捉え方に違いがあり、とても学びになった経験があります。
このように、なにか新しいことをしたり、新しい人とのつながりを持つことで、自分自身を深めることもできますし、それによって「やっぱり自分には、これが大切なんだ」といった価値観に気づくこともあるのです。
そんな価値観を大切にすることが、生きがいややりがいに繋がりますからね。
あなたの経験が生きがいを見つける「鍵」
生きがい探しの過程で、新しい出会いや経験をするのと同時に、あなたのこれまでに経験してきたことや学んできたこともまた、重要な役割を果たします。
「あのとき、なぜ心が動いたのだろう？」
「どんな瞬間に充実感を覚えるだろう？」
などと、自分自身に問いかけてみてください。そうすることで、あなたがこれまで意識してこなかった大切にしている信念や価値観に気づくことができます。
そしてその価値観や信念を大切にすることが、あなたの生きがいにつながります。
ちなみに、このあなたの心に向き合う、価値観を知るプロセスには正解がないことも覚えておいてください。人生の各段階で、価値観や生きがいは変化していくものですからね。
生きがいを見つけながら、一緒に成長しませんか？
生きがいを見つけるプロセスは、決して辛く、孤独なものではありません。
親しい友人やご家族、ときには第三者や専門家らとのコミュニケーションを通して深めていくことができますし、互いに学び合うこともできます。
こうした自分の価値観を明確にしようとするプロセスそのものが、あたなに新たな気づきや成長をもたらしてくれるのです。
もしかすると、すぐに答えは見つからないかもしれません。
でも焦る必要はありません。自分自身を深く知ろうとすることそのものに価値があり、それを行うことで、人生はより豊かになっていくものなのです。
最後に
生きがいを見つけるためのプロセスは決して簡単ではありませんが、それはあなたの人生をより深く、より意味あるものにする機会でもあります。
あなたの人生には無限の可能性があります。
まずは今のご自身を認めましょう。そして、明日への一歩を踏み出す勇気を大切にしましょう。
必要なときには周りの方々の力を借りてください。あるいは、専門家のサポートを求めることも、自分を大切にする一つの選択肢であることを、頭の片隅に入れておいてくださいね。
あなたの人生に新たな発見と気づきがあり、これからの人生が楽しく、豊かなものになることを願っています。
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以上、【30代の生きがいの見つけ方】でした。
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