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三浦しをんさん風にエッセイを書いてみた ‘’夏の小さい黒いヤツ‘’

こんにちは、はるのさわです。
今日は、私の大好きな作家、三浦しをんさん のエッセイ風に書いてみたいと思います。

どこが? という声が聞こえてきそうですが、あくまで、風ですので、ご了承下さいませ。

また、しをんさんのファンの皆さん、どうか、ご勘弁くだいませ。🙇

しをんさんのエッセイは、しをんさんの日常が書かれていることが多く、
しをんさんの生活を、ちょっと覗き見るようで(はしたなくて、すみません)わくわくします。
そして、しをんさんの人柄も垣間見れます。

小説での文学的な感じとは、打って変わって、ちょっと砕けた感じです。
しかも、面白い。

私の場合、ちょっと元気がなくなっちゃったな という時に読むと、思わず、くすっと笑ってしまい、心が軽くなります。
とにかく、しをんさんの魅力が満載です。

では、そろそろ、本題にはいります。

夏の小さい黒いヤツ

とうとう、家にもやってきました。
夏、今頃になると、よく夜の帰宅者とともにやってくる。
そう、アレです。
やっと就寝したという時に、耳元にピーンとやってくる
アレです。

私はとても気を付けているのです。
アヤツを連れ込まないように、
エレベーターに乗るときも、
玄関のドアを開ける時も。

なのに、なのに、なのに、いったい誰について来たのでしょう。
まあ、だいたい予想はつきますが、
あえて犯人捜しはやめましょう。
争いのもとですから。
しかーし、エレベーターに乗る時、
特に、玄関のドアをあける時の注意喚起、
具体的なやり方のおさらいは怠りません。

ヤツの襲撃に合わないよに、寝室の戸をしっかり閉め、
事なきを得ましたが、

で、ちょっと、思ったんです。

ヤツは出てくる場所によって、戦略がちがうと。

都会で出会うヤツはとにかく動きが俊敏。
なかなか、捕まえられず、悪戦苦闘する。
もう、振り回されてる。

隠れているところも、なかなか発見できない。

歩きを止めていないのに、ふくらはぎをを刺し、
二の腕の後ろのあたりの、
自分では発見できにくいところにとまる。

それに比べて、
緑の豊かな、車があると、とても便利な場所のヤツは、
動きが ふぉわん ふぉわん しているものもいて、
捕まえることができる。

また、隠れて、いるのか?、待機場所も、白い壁や天井だったりする。

まあ、見つけやすい。

最近は、いいグッツもあり、感電させることができる。
風圧がヤツに伝わらず、比較的捕まえやすい。

私は、それが家の中で一番、上手だった、と思う。
ヤツの気持ちに寄り添って、ここら辺で休憩しようかな、という所を見つけるのがうまい、と思う。
ヤツの気配もいち早く感じることができる、と思っている。
ヤツの捕まえ選手権なるものがあれば、3位ぐらいには入れるのでは、
と思う。

普段はそうでもないのだが、その時だけは、
見違えるような俊敏さを見せる私なのだ。
まあ、自称ではあるが。

朝は、窓辺の網戸にとまり、外に出してくれと言っている、
と思う。
だが、残念だが、外に出られることはない。
だいだい、そういう時は、誰かの血を吸っている。
これ以上、子孫を増やされては困る。
特に、家の近くで。

都会のヤツは、網戸にはいない。
いったい、どこにいるのだろう。

今日も、ヤツとの格闘が続く。
いつの間にか、外に出ているといいなと、
希望的観測を持ちつつ、動きだそうとするであろう、
夜を待ち構える。

執筆 byはるのさわ


最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
今日は、noteの皆さんのフォトギャラリーから、
素敵な写真を拝借しました。
ありがとうございます。


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これから娘が生きていく社会が少しでも楽しいものになることを願い、やさしさの輪を広げようの活動をしています。未来の学び舎を模索し、AI、メタバース等を活用した教育をクリエイトして、今よりも子どもたちが生きやすく、楽しい毎日を過ごせるように、財団運営を目指しています。