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「家に帰るまでが遠足」のマインドで文章を終えよう

書いてみても「投稿ボタン」を押す自信がなく下書きだけが増えていく。
そんな”下書きため込みグセ”を私は持っています。
いしかわゆきさんの著書『書く習慣』には、このクセを改善できるかもしれないヒントがたくさんつまっていました。
そこで本の中に記載されている52の「書く習慣をつくるコツ」を意識した文章を、毎日1つずつ52日間投稿しつづけるチャレンジをしています。

3日目:「いい感じのまとめ」が文章をつまらなくする

ブログを書いているとつまづくポイントがいくつかあります。

1.リード文(前がき)のあとの書きはじめ
2.「まとめ」の書きはじめ

毎回似たような文章になりがちではありませんか?
ここに悩み疲れて「下書き」直行もまた、私の投稿までいたらないパターンの1つです。

いっとき珍しく週5日間日記ブログを更新している時期がありましたが、
毎日のことなのでひらき直って「まとめ」の書きはじめに同じ表現を使い回していました。

最初は「おかしい」としっかり感じていた違和感も、そのうち「慣れ」が出て薄れてきます。
見返すと、毎日しっかりまとめ文は「いかがでしたでしょうか」で始まっていました。

「いい感じのまとめ」が文章をつまらなくする

『書く習慣』いしかわゆき

このテーマの文章冒頭はいしかわゆきさんの「なにが『いかがでしたか?だよ。知らんがな』」ということばで始まります。強烈。
私はひたすら赤面するしかありませんでした。

考えてみれば、せっかく本文で調べたり考えたり、手を掛けて自分らしい文章にまとめたのに最後の最後で気を抜いて、使い回されたテキトーな言葉で終わらせるなんて本当にもったいないことですよね。

論文じゃないのだから、結論だってなくていい。
変なところでおわってもいい。

『書く習慣』いしかわゆき

この文章を読んで、いっきに気がラクになりました。

せっかく手を掛けて書き上げた文章。
なんとなく「いい感じ」で妥協せず、最後までしっかり「自分らしい」
ことばで締めくくりたいと思います。




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