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春の大掃除で処分したモノ

主にウォークインクローゼットを中心に、大掃除を行った。
寒い時期よりも、暖かい時期の方が思い切って物を捨てられる気がする。

今回の大掃除では、今まで「あって当然」だったものを見直した。

使う頻度は低いのにいつの間にか「そこにあって当然」「そこにあるのが普通」になっているもの、誰の家にもあるのではないだろうか。

処分したモノ

・スーツケース 2つ
  機内持ち込み可能サイズと、大型サイズの両方。
  特に大型のスーツケースはかなり場所をとっていた。
  必要になった時にレンタルすればいいし、緊急で必要になった時は買いに行けばいい。この大型スーツケースも、出張用に急いで買ったものだ。最悪空港で売っている、なんとかなる。
  使い込んで人に譲れる状態ではなかったので、粗大ゴミへ。

・客用布団一式
  4年前に一度使ったきりしまいっぱなしだった。
  念の為…と置いていたが、家に人を泊めることは滅多にない。
  どうしても必要になったらレンタルすればよい。
  必要としている人に譲った。

・トースター

  ついに手放した。
  「なくて本当に困った」という状況には陥っていない。
  むしろトースターをおいていたスペースが空いたことで、台所仕事がスムーズに進むようになった。
  必要としている人に譲った。

「そこにあるのが普通」を疑う

客用布団一式とスーツケースは、ここ数年使っていないにも関わらずウォークインクローゼットに「あるのが普通」になっていた。

あるのが普通、になってしまうと、なかなか捨てられなくなる。
もう必要ないかな?とも思わなくなってしまい、まるで壁の一部のように存在すら忘れてしまうのである。

いや、実は見ないフリをし続けてきてしまっていただけかもしれない。

モノと向き合う

今回の大掃除では、一度全てのものをクローゼット内から出す作業をした。

出してみて改めて「これって最後に使ったのいつだろう?」と、モノと向き合うことができた。

4年前に一度使ったきりの客用布団。
今後友人を家に泊めるようなことはあるだろうか?
どうしても即日必要になったら最悪ソファがあるし、今後もし人を家に泊める予定ができたら、その時レンタルすれば良い。

スーツケースは収納代わりに使うことも少し考えたのだが、どちらも10年以上前に買ったものでかなり使い込んでいて汚れも目立っていた。中に仕舞うものの形を選ぶし、カビ臭くなる可能性を考えると衣料品は入れたくない。
海外出張や旅行に酷使していた時期があり、鍵の噛み合わせが悪くなっていたので、使い続けるのがちょっと怖かったのもある。
行く先々で貼った思い出のシールを見ると手放したくない気持ちにもなったのだが、写真を撮って、粗大ゴミにした。

空間は有限だ。管理には時間も労力もかかる。
布団もスーツケースも年に1回は外に干したり拭いたりしなければならなかったし、埃を被るので掃除も必要だった。

どちらも「なくては困る」という状況が、ここ4年起きなかった。
4年間、一度も使わずに仕舞っていたいただけ。
「必要」だったのは過去で、今現在は「不要」ということである。

今回はスーツケースを粗大ゴミ、布団とトースターは人に譲ることにしたのだが、いずれもお金や時間・労力がかかった。

改めて、物を「買う」「保管・管理する」「手放す」には、どの工程にも時間とお金と労力がかかるなと感じた。

空いた空間は、空間のまま

トースターをおいていた場所は作業スペースにしたり、一時的に食器を乾かす場所にしたり、有効に活用している。

ウォークインクローゼットから客用布団とスーツケースがなくなったことで、かなり空間にゆとりができた。
動線が確保できたので、レイアウトを変更して夫婦の服が以前よりも取り出しやすく・見やすくなった。良いこと尽くめである。

空間にゆとりができると、物の出し入れがスムーズになるだけではなくなんとなく心も軽くなる。
今にも雪崩が起きそうなクローゼットだった頃よりも、今の「空間にゆとりがある」クローゼットの方が断然好きだ。


モノを買うときは、今まで以上によく考えようと思う。
気分よく過ごせる家にしておきたい。



梅雨に備え、除湿剤も総入れ替え。
ゴミの削減を考え、今年から詰め替え用に変更。
スリムでコンパクトなサイズ感なのも、かなり良い。

励みになります。