2人の自己紹介
イチの趣味
私の趣味は「水族館に行くこと」です!!
なぜこれを最初にお伝えしたかというと、私の転職等々に関わってくるからです。
私はもともと京都で公務員をしていました。
ですが、岡山に移住。
それは林業をしたかったからです。
その林業に転職した理由が、趣味の「水族館」なんです。
山で仕事をするんだから山が好きなんでしょという感じかも知れませんが、水族館が好きです。
機会があれば関西の水族館について書こうと思いますが…今回は省かせてください。
趣味は水族館なんですが、山派か海派と聞かれれば山派です。
でももし、海での遊びにスキューバダイビングを入れてくれるなら、そのときは海派になります(ややこしい)。
で、林業に転職しようと決めた理由ですよ。
イチが林業に転職した理由
私は以前から「自然にかかわる仕事がしたい」という思いがありました。
特に、環境保全に関われる仕事。
例えば、林業以外の選択肢として「沖縄とかのサンゴを守るような仕事とか良いよなー」みたいな。
また、絶滅危惧種の動物や植物たちを守れるような仕事。
もちろん水族館で働くことも考えました。
でも現実的にはいろいろな問題がありますよね。
例えば動物に関わる仕事をするとなると、病気になったとき、あるいは出産するときは、ずっと待機しておく必要があるでしょう。
当然なことですし、そういう仕事をされている方を心底立派だと思いますが、めちゃくちゃ大変だと思います。
自分に妻ができて、その出産に立ち会えるのか? 担当しているイルカの出産に立ち会うべきか?
バカげた問いかもしれませんし、現実の方々はうまいこと処理されているだろうと思います。
ですが、そのときの私はそのあたりを大真面目に考えていたのです。
また、どうせ自然にかかわるのであれば、持続的に影響のあることがしたいと思っていました。
それらをすべて満たすのは、そのときの私にとって「林業」でした。
林業は自然に直接関われます。
森を保全することで動物の保護にも役立つでしょうし、ゆくゆくは大きくなっていく木が商品となり、地域のためにも将来のためにも役立つじゃないか、と。
それに、海洋環境は陸地の環境に大きく左右されています。
雨が多い年は瀬戸内海の牡蠣が大きく成長しやすいように。
林業に関われば、海洋環境まで改善できるはずだと思いました。
それに林業は屋外での仕事ですから、暗くなる前に家には帰れる。
将来的に家族ができるようなことになったとしても、そちらの生活を大切にすることもできる。
働き手も高齢化が進んでいるし、そういう意味でも力になれるんじゃないか、と。
だから私は林業に転職することを決めました。
もちろん伐採ではなく「造林(育林)」に携わりたくて、です。
木を切る方ではなくて、植える方です。
私はそんな理由で転職し、現在に至っています。
イチのこれからについて
何はともあれ妻と子供たちとの時間を大切にしたいと考えています。
子供の成長は本当に早くって、気づけばできることが増えてます。
いつのまにエプロン外して食べるようになったの!?
自分で電子レンジ使えるの!?
そういえば全然おねしょしなくなった!
などなど。
私は特に子を持つ女性と結婚したので、乳幼児期を知りません。
だからこそ余計に今の時間を貴重だと感じます。
絵を描くのもうまくなってきたし、数をかぞえたり、服の着脱も早くなったり。
今でこそ一緒に子供用の映画を見たり、寝る前に私が絵本を読むのを喜んだりしてくれていますが…。
これもいつまでしてくれるのか。
家族との時間を大切にすることが、今後の自分の活動に繋がっていくような気がしています。
自然環境や地域を元気にするなんて…自分の家族も笑顔にできてないのに何を言ってるのかという感じですね
同じく、妻との時間も大切です。
子供たちを寝かしつけたあとに二人でゆっくりしたり、ちょっとしたスイーツを食べてみたり。
こういうのも自分の活力になっています。
ひとまず、私(イチ)の自己紹介はこんなところです!
ケイコの生い立ち
出身は山の中の田舎で、冬は寒さが厳しく雪もよく降るところで育ちました。
子供のころから感受性が強かったことも影響して、ネガティブペアレンティングを受けた経験をとてもつらく感じてしまい、中学を卒業して寮のある私立女子高校へ入学。
そんな環境に身を置き、少しずつ自我が解放されていったような気がします。
大学に入ってからは一人暮らしを始めて、完全に自分を解放して自由を謳歌。
祖父の生まれ育った場所をみてみたい…という非常にふんわりとした思い付きによってカナダに1年ほど留学してみたりもしました。
雰囲気は、とてものんびりしていてふんわりしている感じに見られがちなのですが、突拍子のない行動をするケイコ。
かなり大胆不敵ですが、その実は、想像力が人より少し足りないというところ。
そして忘れっぽいところがあるので、過去の教訓も忘れがち。
でもだからこそ色んなことに挑戦できるんだ。とポジティブに考えることにしています。
ケイコは食いしん坊
肩書を聞かれたら、家庭料理家と答えます。
生粋の食いしん坊です。
料理を作るのが好きというよりも、食べることのほうが好きです。
「人が作ってくれたゴハンって本当最高!」と思っているタイプです。
でも現実は、毎日私のために美味しいゴハンを作ってくれる人はいません。
生活圏内に、自分好みのゴハンを気軽に食べられるところも売っているところもありません。
(あったら多分、私は料理をしないで生きていたかもしれない。)
だから、自分が食べたいと思うものを自分でつくりだしているだけ。
私は料理が抜きん出て上手とも思っていませんし、センスがあるとも思いません。
でもシンプルな家庭料理を食べると落ち着きます。
高級食材を使った特別な料理は、食べる人の心と身体を強く刺激します。
だからこそ、それが続くと疲れてしまうのです。
誰もが家に帰りたくなるのは、安心できる場所だから。
だから、ハレの日よりもずっと多いケの日の食卓を私は大切に考えています。
落ち着ける食卓がいつも家に帰るとある、というのはとても贅沢なこと。
そんなことを思いながら日々粛々と台所に立っています。
家庭料理は家族の心と身体が健やかであるように色んなことを考えて作ります。
でも私には料理を頑張らない日がたくさんあります。
というか、頑張らないことのほうが多いかもしれません。
私も家族の一人であり心と身体が健やかであることがイチバン大切だからです。
家庭料理人の仕事は、料理をつくることだけではないと思っています。
食卓の風景をデザインすることも大切にしています。
食事をするとき、私たちは味覚だけでなく五感すべてを使っているからです。
私は、家庭の中で食をつくりだすすべてのひとが家庭料理人だと思っています。
あまり目立たない、それでいて崇高な、命を紡いで「食卓」をつくる仕事です。
だから、沢山の家庭料理人に知ってほしいと思うシンプルで大切なことがたくさんあります。
頑張らなくても、食材や調味料をきちんと選んだり、少しの工夫をしたりするだけで美味しい料理は作れます。
こちらでも簡単な料理の記事を書いていこうと思いますので、参考にしていただいて作ってもらえたらとても嬉しいなと思います。
ケイコの夢
私は現在にいたるまでいくつかの仕事を経験してきましたが、今は料理を仕事にしていきたいと考えています。
具体的には、自分のアトリエとなる食堂をオープンすること。
色んな人に、色んなことを言われました。
でも、人生は一度きり。
人生いつ、何が起こるかわからない。
人は色んなことを言うけど、誰も責任をとってくれるわけではない。
そして人の意見や常識なんて簡単に変わるのだから自分を信じるしかない。
そう思って、私は後悔しないように生きることに決めました。
「儲かるから」とか「誰かのためになるから」とか、そんな理由ではなくて、私が美味しいゴハンを作って食べるのが「好きだから」やる。
死んだとき、あの世に持っていけるのは思い出だけ。
記憶に残る思い出だけをつくりたい。
人間だから、気持ちは揺れ動くことはあるけれど、今はそんなふうに思っています。
他にもたくさんお伝えしたいことはあるのですが、それらはまたの機会に譲ります。
どうぞ私たちをよろしくお願いします!
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