見出し画像

第二の壁:TOEIC500点台から上がらない

前の記事はこちら


伸び悩みの時期

私は大学院へ進学していました。

引き続き、TOEICをたまに受けていました。
500点台になっていました。
レベルCです。
初回と比べると得点は約2倍です。

しかし、音読筆写を繰り返すもTOEIC500点台から上がりませんでした。
私は内心、焦っていました。

悩みすぎて、公文式に見学へ行ったほどです。
中学英語が苦手だったから、何か大事なことを学べていないんじゃないかなって。
自分としては結構深刻に悩んでいました。

公文の先生からは、英検二級を取っているし、基礎は大丈夫よ、と断られたのでした。
あらためて考えると、断ってくれた公文の先生に感謝です。

就活での出会いが転機に

大学院は前期課程、つまり修士で終えて企業に就職しようと考えていました。
現在は一般的になっていますが、インターンシップにも参加するなどちゃんと活動していたと思います。

その時の就活で知り合った英文科の女性がいました。
TOEIC900点弱という当時の私から見たら神のような英語力でした。

持ち歩いていたノートを見せながら音読筆写を続けていることを話したら、呆れられてしまいました。

それを続けるより、公式問題集で問題に慣れた方が効率がよいとのアドバイスでした。
英語力をTOEICの点数にスムーズに変換するイメージです。

私は驚きました。
それまで、問題集をやりこむ発想が無かったのです。

さっそく下記の公式問題集を繰り返し解きました。

『TOEICテスト公式問題集 』(Educational Testing Service,国際ビジネスコミュニケーション協会)

また、当時はよく出題される文法の問題が掲載された本がありました。こちらの本を繰り返すことで文法問題も解けるようになっていました。

TOEIC730点を超えた

その後のTOEICで、775点を取得しました。

TOEICの結果を受け取った日の出来事を2点ほど紹介します。

結果を渡してくれる職員さんの得点を読み上げる声が、ちょっと弾んでいました。
こちらもうれしくなりました。

ウキウキしながらその足で売店で買い物をしていると、同じ研究室の普段シニカルな先輩から声をかけられました。

先輩はTOEICの結果の紙を目ざとく見つけました。
先輩に紙を渡すと、ちょっと動揺していました。

てっきりひどい点数だと思い込んでいたのでしょう。

ちょっと裏返った声で動揺しながら褒めてくれましたのがおかしかったです。

また、大学院修了要件にTOEICで一定の点数をとることが含まれていました。
点数が基準を満たしていないと修了できないので、一安心でもありました。

これでTOEICのレベルはBクラスです。
初回受験時の点数と比べると約3倍になりました。
TOEIC730点以上は学生でも英語が得意な人が取れる点数だと思っていたので嬉しかったです。

今回の壁を乗り越えるために習得した学習法は以下です。

  • 本番に近い問題集で問題になれる

就職もなんとかIT企業に決まりました。
インターンシップでお世話になってよかったです。

そして次の壁に当たる

第二の壁を突破して意気揚々としています。

しかし、すぐにこれまで以上に難関な壁にぶち当たるのでした。

次の記事はこちら


本記事が含まれるマガジンの目次記事です。


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?