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読書の記憶(七十八冊目) 「LITTLE RED RIDING HOOD」

こんにちは。広告文案家の佐藤(さったか。)です。ちょうど今くらいの時期(6月末)になると、予備校に通っていた時のことを思い出します。特に印象的な出来事があったわけではなく、建物を出て雨の匂いを含んだ涼しい風に当たった時「予備校生だった時のこと」が、ぼんやり頭に浮かぶのでした。

雨音なのか、湿った空気なのか、グレーの空のせいなのか、なにがそう感じさせるのかはわかりません。ただ、ひたすら静かな気配がします。

さて、私が今まで読んできた本を並べる「佐藤の本棚」も78冊になりました。今回は、昨年古本屋で入手した「LITTLE RED RIDING HOOD」を読んでいて思い出した、予備校生だったころの話を書いてみました。


七十八冊目 「LITTLE RED RIDING HOOD」

予備校生だったころの話。友人が「古本屋に本を売りに行く」と言い出したので、一緒に行くことにした。目当ての古本屋は雑居ビルの地下一階にあった。友人は薄暗く狭い階段を降りて、本の壁に囲まれている店内の奥の方へと進んでいく。

レジの横に憂鬱そうな表情を浮かべた店長らしき人が、椅子に座って本を読んでいた。友人は持ってきた本を差し出す。即座に提示された金額は(正確には忘れてしまったが)百円とか、そのくらいだったと思う。

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