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佐藤太一郎(吉本新喜劇)
2021年7月19日 13:48
人種差別がまだ色濃く残る、1960年代のアメリカ南部を舞台にした物語。グリーンブックとは、黒人用旅行ガイドのことです。当時は、白人しか泊まれないホテルもたくさんあったようです。イタリア系白人運転手をビゴ・モーテンセン、黒人ジャズピアニストをマハーシャラ・アリが演じています。脚本は、ビゴ・モーテンセンが演じるトニー・リップの実の息子である、ニック・バレロンガが出掛けています。アカデ
2021年7月14日 09:18
シャイニングは、1980年に公開されたスティーブン・キング原作のホラー映画の金字塔。監督は、スタンリー・キューブリック。ジャック・ニコルソンの強烈なジャケットは、一度観たら忘れられないほどのインパクト。映画は観ていなくても、このジャケットだけは誰もが一度は、どこかで観たことがあるのではないでしょうか?ジャック・ニコルソンの狂気に満ちた演技は、観るものの目と心を掴んで離さない。妻役のシ
2021年6月20日 07:18
「エンド・オブ・ホワイトハウス」と、続編の「エンド・オブ・キングダム」キャストや世界観はほぼ同じなのですが、一作目と二作目で、監督が違います。ストーリーはめちゃくちゃスタンダードな、ザ・アメリカ!一作目は、難攻不落のホワイトハウスが占拠されてしまう物語。二作目は、報復に燃えるテロリストが起こした同時多発テロ。個人的には、二作目の「エンド・オブ・キングダム」が好きでした。展開もスピ
2021年5月6日 10:46
途中で止め止めでなければ観れないほど、えぐられる言葉が、淡々と綴られていく。一時停止を押しては、アイスコーヒーで感情を胃に流し込む。「いつまでもつだろうか」この言葉が頭の中でリフレインしている。行定監督の演出も、又吉さんの言葉も美しくて切ない。触られたくない部分を触られてる感覚。胃の内容物を吐き出したいのに、吐き出せないような苦しさ。純粋さに触れると、劣等感に襲われることがあ
2021年5月3日 13:40
もうすぐ自分の人生が終わってしまうと知った男が、死を阻止するために奔走するファンタジードラマ。映画の主人公は、小説の主人公。主人公には、作家の声が聞こえる。作家は、主人公の行動を正確に描写していく。主人公にしか聞こえない声。未来を俯瞰で捉える第三者。主人公は、自分が登場人物であることなど、知る由もなかった。この"知る由もなかった"という表現が、キーワードの一つとなってくる。自
2021年4月9日 18:37
久しぶりに、こんなに幸せな気分になる映画を観ました。これぞ、ハッピーエンド!観終わった時に、「ご馳走さまでした」と言いたくなるほど、美味しい映画でした。主人公が人間味と愛嬌に溢れていて、彼の作る料理は、まるでキラキラ輝いて見えました。そんな主人公を演じるのは、「アイアンマン」シリーズの"監督"である、ジョン・ファブロー。ジョン・ファブローは、役者だけでなく、監督やプロデューサー
2021年4月6日 11:06
ジェイソン・ブラムが製作のサイコスリラー。恋人の実家を訪ねた黒人の青年が、そこで想像を絶する恐怖を体験するというもの。ゾンビやスプラッター物とは違い、この作品は、精神的な恐怖が付き纏います。笑いも、感動も、恐怖も、人の心を動かすという点では同じです。映画のトレイラー(予告編)にも使われていましたが、家政婦の黒人女性(ベッティ・ガブリエル)が、引きつった笑顔を浮かべながら、涙を零すシ
2021年4月3日 12:57
誕生日に殺されたビッチな主人公が、目を覚ますと、再びその日の朝に戻ってしまう。自分が殺される誕生日を何度も繰り返すことになるタイムループホラー。既視感のある設定やけど、先が読めない面白さと、登場人物達のキャラクターが魅力的で、グイグイ引き込まれた。主人公がビッチという、珍しいパターン。でも、そんな風になってしまったのにも理由があって、最後に結ばれる彼氏が、これまたいい感じ。「ゲッ
2021年4月3日 07:44
度肝を抜かれた。僕が観てきたアクション映画の中で、過去最高といっても過言ではない。迫力、スピード、スケール。すべてがハンパなかった。監督は、マイケル・ベイ。『アルマゲドン』や『トランスフォーマー』シリーズを手掛けた、超ヒットメイカー。バブルの頃でも、こんなにお金かけられへんやろと思うほど、超豪華なシーンの数々。ただ派手なだけでなく、観客の目を惹きつけて離さないスピード感がた
2021年4月2日 11:42
脳ではなく、感性に語りかけてくる映画。まるで、美しい死体を観ているようだった。監督は、グッチやイヴ サンローランを手掛けた、ファッションデザイナーのトム・フォード。オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」が原作。リッチな生活を送る主人公と彼女の元夫が書いた過激な小説の世界がリンクしていく。主人公を演じるのは、エイミー・アダムス。眠ることも、愛されることもない、夜の獣。美し
2021年4月2日 07:58
「やさしさの半分は、勇気でできている」優しい涙が流れる、最高の映画!!!とくにお子様がいてる親御さんにとっては、たまらんぐらい心に響く映画やと思います。先天性の障害がある少年が、困難に立ち向かう姿を描いた作品。いつも映画や演劇を観る時は、役者の演技はもちろん、演出や、音楽の使い方、自分ならどの役を演じてみたいか?などを意識しています。印象に残った演技は、・母親役のジュリア・