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社会人の研修でも”学級崩壊”がやってきた。

秋は若年層向けのフォロー研修を多くご支援させて頂く季節です。今年も多くの若い人たちに出会いました。数社担当させて頂くことで、それなりの違いも感じました。その”気づき”を今回も徒然と。。。

実は、若手の研修に関する投稿って、思っていたよりもビュー数があるんですよね。
例えば、こちら。こちらは私が書いてきた中で最もビュー数が多い投稿です。

続いてこちら。こちらは2番目にビュー数も多いですし、お会いした方でも、この記事をネタに雑談が弾んだりしました。

さてさて、今年も感じたことを少し。
若年層育成のレベル感?領域?が、大きく3つに分かれます。

A群…会社が求めている人物像を明確にし、そこに向けて育成の機会を与えている群。へこたれても自分で這い上がって来いよ、という、今では少々時代遅れだと煙たがれてしまうかもしれないがそれにめげず、厳しい環境であってもプロ意識を持たせる会社。

B群…多様性や価値観を重んじ、高度な自律した社員の育成を目指している群。良くも悪くもバラバラで一つにまとめることが出来なくてもそれを許容し、長い時間議論して結論出ないけど、その議論に価値がある!的な感じてまとめちゃっている会社。

C群…自主性やプロ意識を持たせる、と言いながらほぼ放任していて、学級崩壊が起こっている群。注意しても不貞腐れてしまい、すぐにパワハラとか労基とか言っちゃう。そんな現状を知っているにも関わらず、パワハラを恐れて残念ながら見て見ぬふりをしている会社

いよいよ来たなぁ、という感じです、特にC群。昨年からうすうす感じていました。数は多くはありませんが、間違いなく存在します。
ちなみに、A~C群の最終学歴の偏差値に依存性は全くありません、全くです。すなわち、どのような会社でもこれは起こり得ることだと思いますし、逆に、ケアすれば全く起こりません。

私は、それを断ずることを目的としていません。この事実を受け止め、さ、どうしますかね、という建設的な議論や実行をしていきたいと思っているだけです。

若年層への教育は、実はものすごく重要な立ち位置になってきました。若手の離職が止まらず、そもそもの組織運営に支障を及ぼす可能性が出てきたからです。

若年層を多少軽視してきた会社もあろうかと思いますが、マネジメント層とほぼ同等くらいの重要度になってきた気がします。

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