Satoshi

2017年4月から本格的にFXへの取り組みを開始。テクニカル分析をベースにした、デイト…

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2017年4月から本格的にFXへの取り組みを開始。テクニカル分析をベースにした、デイトレードが中心です。 インジケーターに依存しない、相場の本質を重視した「チャートの洞察」で相場に向き合っています。

最近の記事

XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 11/21- 11/25

 先々週のCPIショックでの急騰から、今週は米長期金利の下げ止まり感から、天井圏を形成する値動きになった。 現在、三尊のチャートパターンを形成している状況であるが、最終ネックラインの1747.19を更新できず先週の足は確定した。 米長期金利、ドルインデックスを観ても、少しであるが米ドル買いが優勢になりつつも、本格的な米ドル高にはなっていないと思われる。 今週は重要な経済指標もないため、トリガー的な要素はないが、地政学的ニュースあるいは要人発言に注視しつつ、テクニカル中心での戦

    • XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 11/14 - 11/18

       先週の相場は大きな転換点を迎えた1週間となりました。 8日(火)には米中間選挙では、共和党有利との状況から、民主党が掲げる投資家への課税案が成立しないのではという見解により株価は上昇、それに伴い米ドルは売り戻される展開になりました。 そして、10日(木)には米消費者物価指数(CPI)が、市場予想に対し良い数値を示したことから、これまでの利上げによりインフレが抑制されているとの見解から、大きく米ドルが売り戻される展開になりました。  しかし、12月のFOMCでは利上げのペース

      • XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 11/07 - 11/11

         今週から冬時間に入りますね。先週は、英政策金利発表、FOMC、米雇用統計と重要指標の発表がありました。注目されたFOMCでしたが、開始当初の声明文において政策金利の段階的な引き下げをする旨のハト派的内容から米ドルは売られましたが、その後のパウエル議長の会見では一転し、インフレレートは遅行指数であるため、ターミナルレートはまだ上方であるとのタカ派的発言から、米ドルが買われる状況になりました。  週末には、ECBドラギ総裁がインフレ抑制のための積極的な姿勢を示したことから、4日

        • XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/31 - 11/4

           先週は、ECBと日銀の政策金利が発表となり、相場の動向が注目されましたが、既に織り込み済みであったのか、大きな変動はありませんでした。  今週は日本時間11/3(水)にFOMCを控えており、先々週金曜日の長期国債の下落による、米ドル高の調整局面にどのような変化があるのか。 パウエル議長が、ジャクソンホール会議での強気なタカ派発言から一転し、FRBの急速な利上げのペースが各国の経済に負担になっていることに配慮するような言葉が、会見でみられると米ドル一強の状況に変化が出てくると

        XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 11/21- 11/25

          USD/JPY 今後の展望

           米のハイパーインフレ抑制による政策金利の急速な引き上げと、 緩和維持を継続する日本との金利差拡大により、USDJPYは今年の 3月の115円台から10月には151.94円まで上昇しました。  このファンダメンタルの要素が強い相場において、一端の節目に 到達したような値動きをしてきたため、テクニカル的にUSDJPYの 今後の展望をしたいと思います。 【環境認識】 ・月足レベルのN値100%(150.60)とFiboEX161.8%を達成。 ・現在の高値(151.94)が19

          USD/JPY 今後の展望

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/24 - 10/28

           先週は、日本時間11/3に予定されているFOMCにおいて75bptの利上げが見込まれ、バイデン大統領の米ドル高容認発言もあり米ドル高で推移していました。  しかし21日(金) ニューヨーク時間初頭で、米10年国債金利が4.3%を超え、 米ドル円が32年ぶりの150.941円をつけてから反発急落。ニューヨーク終了まで米ドル売りで推移しました。  報道によると日銀介入による米ドル下落とのことでしたが、米10年国債と米ドル円反転した価格は、テクニカルポイントであることと、前回の日

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/24 - 10/28

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/17 - 10/21

           14日(木)の米CPIの発表を受け、11月のFOMCの利上げ継続が濃厚となったため米ドル高が継続、米ドル円が1998年8月の最高値147.710を遂にブレイクし、そのまま下割れすることなく先週を終えました。  この米ドル高は、新興国をはじめ各国の経済状況に深刻な影響を及ぼしています。このギリギリの状況において、各国の取り組みにより何とかバランスをとれていますが、このまま米ドル高が続き、均衡が保てなくなってきたとき、リーマンショックの時のような状況になってもおかしくないですね

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/17 - 10/21

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/10 - 10/14

          先週は、週始めであり月初めでもある一週間であるため、手探り状況であると思いきや、月曜日から動き出す展開となりました。 米ISM製造業景況指数を受け、米ドル売りの展開になりました。 木曜日、金曜日はISM非製造業景況と雇用統計が予想を上回る結果となり、 週後半は米ドル買いの展開になりました。 パウエル議長の「指標数値を重視する」という発言に市場が呼応しているように思われます。 今週も雇用統計と同等の米CPI消費者物価指数の発表を控えており、「米ドル1強」の状況に変化があるのか、

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/10 - 10/14

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/03 - 10/07

          先週は、ファンダメンタル要因で相場が大きく変動しました。 週明け月曜日には、英国の経済対策が財政を圧迫するとの懸念から、1985年の史上最安値1.05200をブレイクする急落から始まり、意識されていた米国10年国債の実質金利が4%に到達し、ドル高が一段落したところで英国が10年国債の買い入れを発表。これにより米国と英国の実質金利差が埋まり、 四半期末であることから、GBPが買い戻される展開になって先週を終了した。今週は週末に米国の雇用統計を控えており、米ドル高継続かまたは、調

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 10/03 - 10/07

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/26 - 9/30

          先週は、FOMCを経て日銀の介入があり、金曜日にかけて大きく変動した相場になりました。 XAUUSD(GOLD)に関しては、FOMCがレンジ内での推移に留まり、日銀の介入での上昇も、FOMCの上値を越えられなかったことから、下降継続の流れになりました。 今週は月末の最終週になり、月足レベルでの節目の価格帯の上で確定するか、下で確定するかで10月の流れが変わる重要な1週間となります。 要人発言やGDPなどの経済指標も控えているので、急激な価格変動には注意すべきな週ともなります。

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/26 - 9/30

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/19 - 9/23

          先週の13日、米消費者物価指数(CPI)により、ある程度インフレが抑制されているという予想に反し、インフレが進行している数値結果により、今週のFOMCによる利上げ観測が濃厚となったため、米ドルが大きく買われる展開になりました。 今週は22日(21時深夜)のFOMC、22日に日銀政策金利、スイス銀政策金利、英政策金利発表と大きな指標があり、米ドル一強の流れにどのような変化がでるのか、要注目となります。 【今週の重要経済指標】 19日(月) 日本 休日      英 バンク

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/19 - 9/23

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/12 - 9/16

          先週は、ECB欧州の政策金利の発表を控え、ドル高の状況に変化が出るのかが注目であった。結果0.75ベーシスポイントの利上げとなり、今までで最大の利上げ幅となった。インフレ抑制が最大の目的としながら、ラガルド総裁は記者会見で継続的な利上げに関しては消極的な内容を示したことから、一端の反発はみせたものの、ドル高の流れを止めるような流れにはまだなっていない。 今週は、米消費者物価指数が13日、米生産者物価指数が14日、米メジャーSQが16日に控えており、週前半は方向感が出にくい状況

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/12 - 9/16

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/5 - 9/9

          先週は月曜日こそ方向感がなかった状況であったが、火曜日から木曜日にかけてドル高継続。節目に到達後、反発して先週を終了した。 先週は、米雇用統計・ISM製造業景況指数が堅調な数値での発表のためか、その後の大きな流れをつくるには至らなかった。 今週は6日(火)に米ISM非製造業景況指数、特に8日(木)のECB政策金利発表が重要であり、ドル高の流れを変える動きになるか、要注目である。 6日(火) 10:30 豪州RBA政策金利発表 23:00 米ISM非

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 9/5 - 9/9

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 8/29 - 9/2

          ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長のスピーチが10分間というサプライズを受け、一瞬売り買いが拮抗した相場状況になるも、発言の内容から9月の利上げを0.5ベーシスポイントから0.75ベーシスポイントを市場が織り込み始め、ドル高が継続し先週を終了した。 9月の利上げペースは経済指標のデータを注視し判断するというパウエル議長の発言から、今週も米の経済指標には要注目になるだろう。 29日(月) 終日 英国 バンクホリデー(休日) 10:

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 8/29 - 9/2

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 8/22 - 26

          ほぼ丸坊主の陽線で終了した先週から、今週は一転ドル高方向に値動きは推移した。 18日(木)の日本時間深夜において、連銀のタカ派的な発言からドル高が加速。ドルスト系の通貨ペアは19日(金)に大幅な下落で推移し、先週を終了した。 今週は25~27日で開催されるジャクソンホール会議が最大のイベント。 下手な予測によるバイアスを掛けず、チャートのシグナルを注視・観察して、判断をしていく。 23日(火) 17:30 英 総合PMI 25日(木) 20:30 欧州 ECB議事録公表

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 8/22 - 26

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 8/15 - 19

          8月の第二週は、前半ドル安の流れが継続、10日(水)米のCPIが前月比予想の-0.2%が0.0%の発表を受け、インフレ交代の観測から週後半はドル高で推移した。 しかし、XAUUSD(GOLD)は、このドル高の傾向を物ともせず、豪ドルの強さも後押しとなり、強い上昇トレンドを継続して先週を終了した。 今週は、17日に7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表予定であり、来週の25~27日で開催されるジャクソンホール会議を前にどのように値動きが推移するかが要注目

          XAUUSD(GOLD) 今週の戦略 8/15 - 19