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自営業が覚えておくべき!「差別化」と「差異」の違い

起業してビジネスをしていると、絶対にライバルという存在がいるよね。

たまに「ライバルはいません」と言う人がいますが、それはリサーチ不足でライバルを知っていないだけ。絶対にライバルはいるよ。

例えば、定食屋さんを経営していたとする。もちろん、近隣の同業他社はライバルだけど、コンビニの商品だってライバル。

そこまで、考えていくとマーケティングも変わっていくよね?

いずれにしてもライバルも同業界もあなたのビジネスにおいて味方というよりは敵になるね。残念だけど。

こうなると生き残りのために「ライバルに対して差別化を!」となる訳だけど・・・・

ちょっと待った!

今まで自営業者さんをサポートしてきた経験から言うと、この差別化があなたを逆に追い込んでいる事もあるんだ。

今回は差別化を考えすぎると自滅してしまうという事についてお伝えするね。楽しみに読んでみてほしい。



前提として差別化は必要

ここまで読むと、差別化はやってはいけないことと感じるかもしれないね。でも、ライバルが存在する以上差別化は避けて通れないのは事実。

そもそも差別化って何だろう?辞書で調べてみたよ。

差別化:同じ種類のもの同士に明確な区別をつけることなどを意味する語

出典 実用日本語表現辞典


ここでちょっとだけ私の話を。このまえ、洗濯機を買いに行ったんだ。壊れたからさ。そしたら「乾燥機能付きの洗濯機」と「乾燥機能なしの洗濯機」と2つの種類があったんだ。

分かる?これがいわゆる差別化。乾燥機能の有る無しで同じ洗濯機でも性格が異なるものになる。

あなたのビジネスだと何が差別化になるかな?一度考えてみてよ。

多分、あなたのビジネスにあるけれどライバルには無いものや、逆にあなたには無くてライバルにはあるものなどが思い浮かぶんじゃない?

例えばレストランをやっているとすれば、ライバルのお店はピザがメニューにあり実際にそれでかなり儲けている。でもあなたにはピザのメニューがない・・・・そんなな感じでは?

こうなると、経営者としては、「それじゃあウチもメニューにピザを加えよう」入れよう!となるかもしれないね。

そんな感じの差別化を私もあなたも普通にやっているのでは?


差別化はあなたをピンチにしているかも

普通にライバルとの関係から差別化をやっている事はわかったかな?

でもこれはあなたをどんどんピンチに近づけているという一面があるんだ。

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