大人だから100倍楽しい、はじめての京都旅
伊丹空港で予定があったので、それに合わせ初の京都旅行を決行。大混乱ローカル線、便利だったもの、行けてよかった観光地、突然の豪雪
マイペースに旅したくなる
てんやわんやな26歳、初めての京都旅行の記録。________
#0 大阪行くなら、京都行こ!
「有休とれる?」
「飛行機ウェディングのあそこ行こうよ!」と先輩に誘われ、大阪に行くことが決定。
"あそこ"とは、伊丹空港横の土手。
空港からタクシーで15分、近距離で飛行機が頭上を通る、めちゃくちゃスリリングな体験ができるスポット。
そこでウェディングを撮影した強すぎ先輩にガイド頂き、大はしゃぎしてサクッと日帰りする予定だった。
しかしどうしてもこのタイミングで京都に行っておきたかった。
伊丹の場所も、伊丹が大阪のどこなのか分からぬまま、大阪行くなら、別に京都のホテルでもいいっしょ!と安易に考えていた私。
まさか、ほぼ兵庫県の県境とは思いもしなかった。私は、現地でローカル線の洗練を受けることになる……
#1 電車
東京から新幹線で京都へ。
車窓を見てたらあっという間に到着。
とりあえず出ようと改札を出たものの、行きたい路線の案内がない……!!東京の交通には慣れているし、方向音痴ではない方なので完全に油断してた。
特にしんどかったのが、
阪急と京阪の違い
そもそも、地下鉄なのか地上をはしる電車なのかも分からないし何度も乗り換えを間違えた。
知らない土地の名前ばかりで、ナビとは違う行先とかが表示されてて、東京みたいにしつこいぐらい案内や矢印がないから困った。
池袋の西武東武問題、新宿大迷路、東京駅ダンジョンとは違う、一癖……
東京を制覇している自分ならいけると過信しすぎてた。さらに、京都と伊丹の距離感がバグってたから、予定よりも到着が遅くなって死ぬほど焦った(大遅刻して本当に申し訳ありませんでした)
今回、知っている地名の駅を通過しながら、Googleマップで現在地を追っていたので、なんとなく土地勘を掴めた。はず。
#2 行けてよかった
なんせ、初京都なので定番の清水寺と金閣寺、
野菜の刺繍が施されているお守りが欲しくて今宮神社に行けたのが、今回の旅の満足ポイント。
日本人がアウェイになってしまうほど、外国人観光客がすごく多かった。(嬉しいねぇ)受付の方が日本語のパンフレットを渡すか戸惑ったり、すれ違った修学旅行生に「アニョハセヨ!!」と全力で挨拶されて、
オォ…!
ワタシ、トーキョーカラ、キマシタ!
メッチャ、ニホンジンダヨ!!!
と思いつつ、それだけ海外の方が多いんだろうなと、相手に思いを馳せた。
#3 行きたかったけど行けなかったところ
事前に行きたいところをマッピングして計画していたはずが時間や大雪で泣く泣く断念したところも数多く……1日じゃ足りない……!
【六角堂 /烏丸御池】
京丹後のすずさんからのおすすめ
ホテルから近かったのに時間足りず😭
鳩みくじがかわいい……!!!!
【西本願寺】
我が母校の総本山。(仏教系の学校でした)
真横の龍谷大学まで行けたのに!!!!
大雪で断念。
【京の食文化ミュージアム あじわい館】
日本最古の京都市中央卸売市場の歴史や情報が得れるとのことで、絶対に行きたかったところ。
寄り道しすぎた&大雪のため断念
https://www.kyo-ajiwaikan.com/
【さか井/烏丸】
元京都府民のぱみさんおすすめのさば寿司。
これだけは食べた方がいいとご紹介いただきましたが「時価」という表記にビビり、今回は諦めました…
https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26000463/
【河原町のおでん屋さん】
目星つけてたお店が何店舗か。歩き疲れて行けなかった。聖護院大根のおでんかぶりついて、日本酒呑みたい……
他にも、お酒とスイーツのマッチングが出来るお店など魅惑的なお店が多すぎて胃袋が足りない
#4 マジで便利だった
26歳で初京都の私に対し、
若き頃、何十回も京都に行っていた父。
「京都は自転車を使え」と言っていたので、教えにならいレンタサイクルを手配。
そこで便利だったのが、「PiPPA」
HELLOCYCLINGや、赤いドコモのレンタサイクルもあったけども、市内のポート数は断トツでPiPPAだった。必ず駅や目的地の近くにポートがある訳ではないから、そこだけがデメリットだったけど、非常に便利だった。
住宅街の中を歩いてポート探したり、知らないお宅のガレージ(そこがポートになっている)に入って自転車借りたり、ちょっとドキドキしたけど、その時間が楽しかった。
外で遊んでて、他人の家の敷地にボールが入った時に、「すいませ〜ん!」って取りに行くあの感覚に似てた。ちょっぴりノスタルジ〜
#5 京都駅前で遭難しかける
この日は、天気の移り変わりが激しい日だった。
晴れたり曇ったり、雨降ったり。
時折、雪がパラついて、気がついたら晴れていたみたいな。一日中、レンタサイクルで爆走してたからこそ、より感じた。
清水寺から西本願寺へ移動中、事態は起きた。
雪がチラつき、でも雲間から光が差しており、変な天気だなと思っていた
10分後
1枚目の写真から30分も経たないうちに、辺りは銀世界になった。
流石にヤバいので、西本願寺の真横、龍谷大学に避難。大正ロマン的な趣きがあって素敵な建物が出迎えてくれた。
一方、雪は刻々と激しくなり、吹雪で自転車どころか、移動もままならない。泣く泣く、先に進むのを断念。学内のポートに自転車を置いて、傘を求めに近くのファミマまでダッシュした。
(買ってまもない傘を開いた瞬間、コウモリ傘になって、真隣にいた中国人に心配された。恥ずかしかった…心配してくれてありがとう。謝謝。)
とにかく移動しなければと、スマホを開けても手が悴んで操作出来ず。京都駅の近くであることは分かっていたので、京都タワーの方向へ行こうと、見上げた。
全く見えない……!!!
100m先の建物も人も見えない。見えるのは車のライトと近くの人や建物だけ。
完全にホワイトアウトの中にいた。
京都駅前なのに。
微かに見える人の流れだけを頼りに駅前っぽいところにたどり着き、地下へ潜って事なきを得た。
生命の危機を感じた……
よかった……
おわりに
必須科目「京都旅行」をようやく達成出来ました。自転車で街を駆け抜け、「古都」を全身で体感。都市開発という点で歴史の深さが他の都市とは一味違うように見えて。昨今、大正ロマン昭和レトロといわれる中、それらが新しい文明に見えてしまうほど、歴史が身近に感じる時間でした。
〇条で分かれる町
1000年以上の歴史がある古い神社仏閣
その神社仏閣に集う人たちを、ずっと見守るお店
街から見える山
垣間見える古い商い文化
東京は、今の日本のモデルルームとするならば、
京都は、日本の今と昔を凝縮させた街でした。
学生時代に修学旅行で行けたらそれはそれで、いい思い出なんだろうけど、ちゃんと行きたいところに行って、食べたいものを食べて楽しむのが一番いい。
大人になってから、行けて本当によかった
また、行きたい。
じっくりと。
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