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地域での学びの旅「Learning Journey」ってどんな旅?

こんにちは。地域を旅する大学 さとのば大学のnote編集部です。

さとのば大学では、全国15地域と連携し、最大4年間の地域留学プログラムを展開しています。
その体験版として、地域の暮らし・人・まちに触れ、体験を通して自分を見つめ発見するプログラムが「Learning Journey」です。
高校生、大学生、そして社会人が全国から集い、混ざり合いながら共に時間を過ごし、学びを深めます。

この夏で10回目を迎えるLearning Journey。前回7地域で行われた春のLearning Journeyの写真と共に、魅力をご紹介します!


教室の外にある学び

さとのば大学では、地域という「小さな社会」の中で、人との関わり合いを通じて自分を見つめながら、地域の課題に向き合うことで実践力を身につけていきます。
そんなさとのば大学が、普段の生活では得られない学びの形を気軽に体験してもらいたい!と企画しているのがLearning Journeyです。
Learning Journeyには大きく3つの魅力あります。

まち ーまちづくりや地域創生の視点ー

Learning Journeyの開催地域は、先進的まちづくりに挑戦するチャレンジングなまちばかり。
いつもの旅行だったら写真を撮って通り過ぎてしまうような場所でも、そこにある背景にあるまちの歴史や人の想いに触れることで、見える景色が変わってくるのです。

限界集落の最後の住人に思いを聞く(写真:加賀)

例えば、東日本大震災で大きな被害を受けた女川では、「還暦以上口出すな」を合言葉に復興したまちを巡りながら、復興の道のりや背景を学びました。

海と共に生きることを選んだ女川のまちを巡る

ひと ー全国から集まる仲間・地域で暮らす方々との交流ー

参加する高校生の中には、初めて飛行機や電車に乗って遠くの開催地までくる人もいます。その道のりだけでも大きな挑戦の一つですよね。
そんな挑戦を経て、遠くの地に集まった全国の仲間たちと寝食共に過ごす3日間は本当にディープで、心からのつながりが生まれるのです。

みんなでリラックス~!(写真:三好)

チャレンジングなまちには、ユニークでエネルギッシュな人々が集っています。
そんな地域で、まちづくりの中核を担っている地域コーディネーターの方が旅の案内人として3日間をガイドしてくれます。
まちを歩けば偶発的な出会いも生まれ、旅が厚みを増していきます。

秩父ではいちご農家を訪れてお話を聞きました

自分 ー新しい自分をみつけるー

いつも何かに追われて忙しい日々から離れて地域に来ると、スマホから距離を置き、自然の中で心を開放できることも。
自然を眺めながら自分と対話したり、仲間と語り合ったりする時間が旅の醍醐味でもあります。

Learning Journeyでは、地域に行く前後、そして旅の中でも対話し言語化するワークショップや振り返りの時間を設けているのも特徴。
自分の内にあるものを言語化して伝えることで、新たな自分の一面に気づいたり、好きなこと・やってみたいことや見えてきたりするのです。

各地域で学びを振り返る時間があります(写真:京都)

旅から帰った後のオンライン事後学習は、旅で繋がった仲間とまた再会できる同窓会のような雰囲気。
旅が終わって数日しか経っていないのに、久々に会ったように再会が嬉しくなるのは、旅で出会った仲間ならではですよね。
他地域の参加者とも交わり、日常に戻ったからこそ見える旅の気づきを言語化し深めます

事後学習で全国から再集合!

暮らすように過ごす3日間

2泊3日、自炊をしたり、地域の人と一緒にご飯を食べる場面があるのも地域での楽しみに一つ。また、滞在先はシェアハウス、ゲストハウスという地域もあり、暮らしを体験すると、ふるさとが一つ増えたような気持ちになることも。
参加者からは、「距離も縮まるし、その地域に住んでる感覚になった」という声も。

みんなで夕ご飯の準備。地域の方を呼んでウェルカムパーティーが開かれる地域も多数!(写真:三好)

地域ならではのおみやげづくり

体験アクティビティの他、おみやげになる手作り品を制作する地域も多数あります。
例えば、女川では地域の起業家が運営する手作り工房でのスペインタイルづくり、京都ではイラストレーターによるオリジナルバッグづくりなど、地域の人・ものとつながる、自分だけの作品を作れるのも楽しみのひとつ。

女川のスペインタイルはまちにも飾られます!(写真:女川)

どんな旅だった?何が変わった?

ーLearning Journeyで得られるものは十人十色。地域での体験、人とのつながりを通してどんなことを感じ取っているのでしょう?

「いろんな人の思いや考え方と触れ合えた」
「課題も魅力も住んでみてわかることがたくさんあった」
「自分の故郷がもう一つできたような充実した旅だった」
「お祭りを通して言葉を介さずとも町の人や土地と繋がれた気がした」
「お茶体験を通して、「今」の自分に目を向けられた時間が得られた」

ーLearning Journeyの参加者の約8割が自分の「変容」を感じていると答えています。どんな変容が生まれているのでしょう?

「自分の気持ちを伝えることで言語化する力がついた」
「たくさんの自然に触れ、色々な人との新しい出会いによって自分の新たな一面を見ることができた」
「新しいことに挑戦していいんだと思えるようになった」

Youtubeでは高校時代に一歩踏み出そう!とLearning Journeyに参加した学生が体験談を語っています。ぜひご覧ください◎

Learning Journeyは高校・大学生のみならず教員や社会人の方も共に学び合う仲間として参加しています。高校教員として参加された佐々木さんのレポートはこちら▼

越境体験を通して得られる学び

実際に地域に飛び込むことで、ユニークなまちの魅力、そしてそんなまちに暮らし支える人々の営みが見えてきます。
いつもの日常を離れて、五感をフル活用して地域に飛び込むと、自分の新たな一面や新しい価値観に出会えるかもしれません。

さとのば大学では、この夏もLearning Journeyを全国11地域で開催します。今回は、実際に地域留学中のさとのば生が滞在する地域で皆さんをお迎えすべく運営に携わっています。
この夏、新しい自分に出会いに、地域に行ってみませんか?

気になる人はぜひ旅の説明会へ!
開催日:6/12(水)、6/25(火)、7/7(月)20:00-21:00
お申込は下記リンクより▼

さとのば大学の新入生も地域で待ってます!

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■暮らしながらプロジェクトを実践する、さとのば大学の学びのフィールドは全国各地

さとのば大学では、4年間1年ずつ多様な地域へ留学し、地域での様々な人との出会いや対話を通して自分自身の関心を探り、マイプロジェクトへと繋げて実践していきます。ぜひあなたらしさが活かせる地域を、見つけに行きませんか。

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