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印象に残る人と残らない人との違いは、ブランドにあった!より少ない労力で有料顧客を手に入れ、ライバルに打ち勝ち、莫大な収入をもたらす秘訣とは?最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す『パーソナルブランディング』

【今日の本】


最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
「パーソナルブランディング」
ピーター・モントヤ 著 東洋経済新報社 2005年


本書には、著者が2日間30万円で開催しているパーソナルブランディングセミナーの内容が書かれている。

本書は、コンサルティングやセミナーの経験から生み出されたパーソナルブランディングの構築とコンセプトと方法の集大成であり、12ヶ月で集中して鍛え上げることができる。


先日、「経営者の3つのわからない」というものを聞いた。

・自分が何がわからないかわからない
・進んでいる方向があっているかわからない
・今どこに立っているかわからない


この3つのの問題を全てクリアにしてくれるのが、この本ではないかと思う。

よって、多くの迷える経営者の大きな希望になるのではないかと思う。
十数年前、この本を手にとっていなかったら、「小手先テクニックに魔法を求め続けていた」と思う。実際には、読んでいながら、当時は理解するのが難しく、その後何年か溺れていたのだけれど。


『Doing more with less』(いかに少ない労力で大きなリターンを得るか?)
この答えが、本書の中に。


❶[3セレクト]


①多くの人が犯す間違い

「なぜ能力に劣る競争相手が自分よりコンスタントに仕事を獲得しているのだろうか?」  
「なぜ、自分の収入目標に届きそうもないのか?」
「いつになったら少しは楽になるのだろうか?」
「なぜ自分は世間で全く知られていいないのだろうか?」

自分の会社を立ち上げた時点では、あなたには何の見込みもないというジレンマである。あなたには自分のしていることを満足にできることは知っている。したがって、見込客があなたのオファーの価値を何も言わなくてもわかってくれると考えるのも当然である。椅子に座って、仕事が舞い込んでいくのを待つ。仕事がこない。みな同様なジレンマを経験する。


世間は、あなたのビジネスに関して無関心であると常に心せよ。あなたがすべきことは、『自ら顧客を掴み、振り向かせること』である。


②パーソナルブランドとは


強力、明晰かつ前向きな人物像であり、人々があなたのことを考えるたびに心に浮かぶもの。これは、人々があなたのことを関連付けるあなたの価値、能力、行動を象徴するものである。次の3つのことを伝えることで、あなたの印象に影響を与え、その印象を機会に変えることができる。

・あなたは誰なのか
・あなたは何をしているのか
・あなたが他人と違うところ、あるいはターゲットとするマーケットに対してどんな価値を提供するのか

パーソナルブランドは、ターゲットとするマーケットの人々の心に対して、次の3つの”基本的な印象”を思い起こさせるものでなければならない。

①差別化・・新しくオリジナルのものとして見られることであり、パーソナルブランディングでは最も重要
②優位性・・最高レベルに属するという確信を相手に与えるものでなければならない。 
③信憑性・・ブランドは真実に基づいていなければならない。


パーソナルブランドは、サービスプロバイダと顧客との間の暗黙の了解であって、「これを買うとこんないいことがあるのだ」と顧客に思い込ませる上での約束になる。


③パーソナルブランディングの価値


あなたの製品やサービスが優れていても、マーケティングへの投資が大きい競争相手ほどの多くの仕事を獲得するのが常。そこで、あなたは以前してきたことが有効かという疑問を抱きつつも、顧客を奪い合い、長時間労働をし、1ヶ月で大きな売り上げを達成し、また翌月に向かって粉骨砕身する。


しかし一度、強力で押しも押されぬパーソナルブランドを築きあげれば、逆にビジネスが向こうからやってくる。ターゲットとする相手の心に予見されるものの価値に対する直感が芽生え、あなたと仕事する気持ちをそそらえるようになる。


忘れ去られることのないパーソナルブランドの構築に時間とお金を注ぎ込む最大の理由の1つは、一度ブランド、あるいは持続可能なビジネスモデルを作りあげれば、費やした時間を補って余りあるものがあり、そのビジネスを売却することさえもできるということ。

【パーソナルブランドの効果】
・収入増加を可能にする
・コンスタントなビジネスの流れを掴める
・有益な人々を引きつける
・「真っ先に思い浮かぶ」ポジションを獲得する
・信頼性が増大する
・リーダーシップの役目が与えられる
・プレステージが強化される
・認知された価値が付加される
・知名度が拡大する
・トレンドに乗る


❷[エピソード] 今日の偉大なパーソナルブランド


マイケル・ジョーダン・・時を超えた偉大なバスケットボール選手
マドンナ・・自己改革と自己宣伝の天才
トム・ハンクス・・映画で普通の人を演じるならこの人
コリン・パウエル・・高潔なリーダーで政治家


今日、私たちはみな、手近な上辺の印象だけで他人のことを判断する。


❸[今日からのアクション]


商品価値が高い(商品力が高い)ことは、大前提。
ただ「わたしたちはみな、手近な上辺の印象だけで他人のことを判断する」というマーケットの真実を理解しなくては、“商品価値”を高める活動が徒労に終わりかねない。


第一印象を決める「パーソナルブランディング」に時間を注ぐことは最優先事項。改めて「パーソナルブランディング」について考える時間をとり、取り組もうと思う。


【開催イベント】
・3/19(明日)〜開催中!「引き寄せオンラインファスティング合宿」
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・3/23 オンライン読書会開催!「フォーカル・ポイント」
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