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はじめまして。クリエイティブディレクター補佐のサトコ(39)です。

わー、仕事以外でパソコンに向かって書いているなんて、何年ぶりだろう。緊張しすぎて、キーボードを叩く指がふわふわ上滑りしています。

昔は、ブログやSNSで惜しげもなく(恥ずかしげもなく?)自分の脳内をさらけだしていたのに、結婚して、娘が生まれて、と家族が増えるたび、なんとなく自分の言葉が自分だけのものじゃないような気がして、この一言への責任とかそういうことを考えていたら、もう発言(アウトプット)するのが億劫になってしまって。

実際問題、自分だけの時間も少なくなったし、普通に母親やってるだけで体力消耗とんでもないし、娘とのおしゃべりで他所でつぶやく間もないくらいだし、なんかいろいろ忙しいし。まぁはっきり言って、ここ数年、私の人生において、大勢に向けての発言(アウトプット)は優先順位がかなり低かったんです。

でも今日、偶然見つけたnoteの記事読んでて、「あぁ私も書きたーい、発信したーい、交流したいっっっ」って強く思って。だから、始めてみました。

では改めて。

はじめまして、サトコ(39)です。

で、タイトルのクリエイティブディレクター補佐、というのは私が今一番、重きを置いている仕事の肩書きで、簡単に言えば、子育てです。

「子育てほどクリエイティブな仕事ってないんじゃない?」

娘が生まれてから、何度そう思ったことでしょう。

ある日、私のお腹からでてきた物体が、毎分、毎秒、新しいことを覚える。昨日までできなかったことが急にできるようになる。教えた方法で道具を使う。教えた言葉を話す。信じられないスピードで成長する娘、もしかしてこの子はAIロボットでは? と夫婦で疑ってみた日もあります。(ウソです)

とにかく、その超特急な成長過程において、子供は環境、身近な人間の影響を受けています。いやってほど受けまくりです。うちはつい2カ月前、幼稚園に通い始めるまで、娘の面倒はほとんど私がみていたので、なおさらそう感じました。

自分の影響を200%受けているような娘をみていると、「私は娘のクリエイティブディレクター、素敵な作品(娘)をつくるのよ」とついつい張り切ってしまいます。いいものに触れさせたい、心に響く言葉で伝えたい、美しい世界をみせてあげたい。そんなことばかり考えています。

そう考えると、子育てって、なんてクリエイティブで、なんてやり甲斐のある仕事でしょう。給料はでませんが、子供の成長を感じるたび、ボーナスもらい放題。こんなにおいしい仕事はありません。

ただひとつ、忘れないようにしているのは、娘は一個人であって私のものではないということ。どれだけきっかけや影響を与えても、それをどう受け取るか、なにを感じるかは彼女次第。最終判断は娘本人が下すのだ。だから、私はあくまでもクリエイティブディレクター補佐、というわけです。

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