【随時更新】連続イベント「聡子の部屋」のスケジュール
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
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【随時更新】連続イベント「聡子の部屋」のスケジュール

ジェンダー、外国人差別、排外主義、セクシャルマイノリティ、原発、基地、オリンピックなど、いま日本社会はさまざまな問題を抱えています。
この状況を私たちはどう受け止め、変えていくために、どんな行動をとればいいのでしょうか?
この連続イベントでは、幅広い交友関係を持つ社会学者の梁・永山聡子さんが、いま会いたい人たちをゲストに招き、現在の取り組みや今後について迫ります。

東京・田原町にある書店「Readin’Writin’ BOOKSTORE」で月1回開催します。途中の回だけの参加も大歓迎です。

梁・永山聡子

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立教大学兼任講師(専門:社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論、朝鮮半島の歴史と社会運動)
研究課題はポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズム(旧宗主国と被植民地国におけるフェミニズムの権力関係)。
事例として、リプロダクティブヘルツライツ、在日朝鮮人女性のアクティビズム、日本軍性奴隷制問題・解決運動から考察。
特定NPO法人アジア女性資料センター理事、ふぇみ・ゼミ運営委員、在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会・運営委員、希望のたね基金・運営委員。関東近郊8大学で非常勤講師をしている。在日朝鮮人3世である。
著書:共著『社会学理論のプラクティス』(くんぷる)、『私たちの「戦う姫、働く少女」』(堀之内出版)。論文「『他者化』しない姿を模索する ―日本軍「慰安婦」問題解決運動と吉見裁判―」『歴史評論』など。
研究ホームページ

新型コロナウイルス感染防止のためのお願い

会場に直接お越しいただいてのご参加をご希望の方は、感染防止のため下記につきましてご協力いただくようお願いいたします。

1 せき・くしゃみなど体調に異常のある方は、オンライン配信をご利用ください。
2 可能な限り、マスクの着用をお願いいたします。
3 入り口に消毒液を設置いたしますので、入場の際に手指の消毒にご協力ください。
4 イベント途中に換気をおこないます。体温調節のしやすい服装でお越しください。

【募集中】第15回 連続企画「3.11から10年」第2弾
「避難と支援ー避難者を受け入れた地域ではどのような支援が構築されたのか?」(2021/3/17)
ゲスト:西城戸誠(法政大学教員)

「3.11から10年:私たちの社会は何を学び、何を失ったのだろうか?」

東日本大震災から10年となる2021年。2月、3月、4月の「聡子の部屋」では、「3.11から10年私たちの社会は何を学び、何を失ったのだろうか?」と題して、震災後の日本社会の問題について考えていきます。

第2弾では、避難者を受け入れた地域での支援活動について、法政大学の西城戸誠さんをゲストにお話を伺います。

日 時:2021年3月17日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1,500円
申し込み:↓

西城戸誠(法政大学教員)
専門は、環境社会学、社会運動論地域社会学。著書に『抗いの条件-社会運動の文化的アプローチ』(人文書院、2008年)、『用水のあるまち』(共編著、法政大学出版局、2010年)、『再生可能エネルギーのリスクとガバナンス』(共編著、ミネルヴァ書房、2015年)『震災と地域再生』(共編著、法政大学出版局、2016年)、『避難と支援』(共著、新泉社、2019年)など多数。

【終了】第14回 連続企画「3.11から10年」第1弾 「原発事故は誰の問題なのか?」(2021/2/17)
ゲスト:吉田千亜(フリーライター)

「3.11から10年:私たちの社会は何を学び、何を失ったのだろうか?」

東日本大震災から10年となる2021年。2月、3月、4月の「聡子の部屋」では、「3.11から10年私たちの社会は何を学び、何を失ったのだろうか?」と題して、震災後の日本社会の問題について考えていきます。

第一弾となる今回は、フリーライターの吉田千亜さんをゲストにお迎えします。

吉田千亜さんは、出版社勤務を経て、フリーライターと子育てをしていました。そんな時に、東日本大震災がおこり、放射線汚染から健康被害を守る運動を開始しました。

しかし、そこに打ち合った壁は「女」であることで、「ヒステリー」とされたり、「女」であることで「科学的ではない」とされ、専門家集団から蔑まされる日々でした。生活者としてただ生活を考えて、社会構造を問おうとする行動に立ちはだかるものは「男性社会」の壁でした。

その闘いの日々を目の当たりしていくうちに、原発避難者に出会い、この人々が社会で伝わっていないことに、憤りを感じ、どうにかして伝えたいと思い、取材活動を開始。避難者の抱える家父長制・権威主義・伝統に縛られた生活にどこか、自分の若い頃を重ねて共感しながら取材を進めました。

すると、今度は「ジャーナリズムではない」と蔑む「マスコミ」を筆頭に陣営を組む「男性社会」でした。それでも負けずに、避難者や差別されている人々の置かれている現状を伝え続けています。

森発言が話題になっていますが、この社会構造を変革させるには、さまざまな場所で闘っている人々の「声」を聞き、私たちが行動を起こさなくてはいけないと、思います。

吉田さんの取り組みを是非とも!お聞きください。

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2017年春、福島の多くの地域で避難指示が解除された。国の描く「復興」が様々な形で加速する一方、なおも避難を続ける人々、故郷で放射能汚染の影響を懸念し続ける人々が言葉を発せられない状況が、静かにそして急速に広がりつつある。被害者たちに耳を傾け、地域の変容を見つめ続けた渾身のルポ。(『その後の福島: 原発事故後を生きる人々』より)

日 時:2021年2月17日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1,500円
申し込み:↓

吉田千亜(フリーライター)
出版社勤務を経て、フリーライター。 原発事故後、原発事故被害者・避難者の取材を続けている。 著書に『ルポ母子避難』(岩波新書、2016年)、『その後の福島(人文書院、2018年)』『孤塁 双葉郡消防士たちの3・11(岩波書店、2020年)』、共著に『原発避難白書』(人文書院、2015年)がある。

【終了】第13回「なぜトランスフォビアとの闘いがフェミニズムの課題でもあるのか」(2021/1/20)
ゲスト:飯野由里子(東京大学特任助教)

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2018年7月、お茶の水女子大学がトランスジェンダー女性の入学受け入れを発表して以降、「女性だけのスペースからトランス女性を排除しなければならない」という、トランスフォビックな仕方で懸念や怒りを表明するフェミニストがあらわれた。
このことにより、フェミニズム内に存在するトランスフォビアの根深さが浮き彫りとなった。
「聡子の部屋」第12回では、とりわけ2000年代初頭のバックラッシュとの闘いにおいて日本のフェミニズムが採用した戦略が、トランスフォビックな言説や実践が繰り返される素地を提供していること、また、トランスフォビアに対抗することがフェミニズムにとって重要な課題である理由について、フェミニズム研究者の飯野由里子さんとお話ししたい。

日 時:2021年1月20日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1,500円
申し込み:↓

飯野由里子(東京大学特任助教)
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター特任助教。ふぇみ・ゼミ運営委員。専門はジェンダー、セクシュアリティ、ディスアビリティ研究。

【終了】第12回「排外主義と向き合うための多様なアプローチ」(2020/12/22)
ゲスト:川端浩平(津田塾大学准教授)

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開催1周年記念、12月の「聡子の部屋」では、12月に『排外主義と在日コリアン』(晃洋書房)を刊行される川端浩平さんをお迎えして、日本に蔓延る「排外主義」に対してどのように向き合うべきか、考えます。

『排外主義と在日コリアン』は12月15日に出版されます。「在日コリアン」に対する豊富なフィールドワークにもとづき、この問題を問い直す作品です。ぜひ読んでご参加ください!

+++川端浩平さんからのコメント+++
排外主義のパンデミックや非知性的な言動に、私たちはどのように向き合うべきなのだろうか。怒りや悲しみが内混ぜになるとともに、心の底から「バカ」と吐き出したくなる。だけど、「バカ」と吐き出してみても排外主義がなくなるわけではない。むしろ、自分の方が「バカ」なのではないかと問いなおしてみることを出発点にすることに可能性はないだろうか。拙著では、これまでの自分自身の在日コリアンのフィールド調査の方法や記述を問いなおすことで、排外主義へのカウンターを試みている。

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日 時:2020年12月22日(火)18:30開場/19:00開演
参加費:1,500円
申し込み:↓

※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

川端浩平(津田塾大学准教授)
1974年岡山県生まれ。津田塾大学学芸学部多文化・国際協力学科准教授。専攻は、社会学、カルチュラル・スタディーズ、日本研究(Japan Studies)。

【終了】第11回「レイシズムとは何か――時代・地域・ジェンダーを横断する現象を語る」(2020/11/18)
ゲスト:梁英聖(ARIC代表)

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11月の「聡子の部屋」は、反レイシズム情報センター(ARIC)の代表として活躍している梁英聖さんをゲストにお招きし、日本の「レイシズム 」問題を取り上げます。

梁英聖さんは、ちくま新書から著書『レイシズムとは何か』を今月刊行されます。今回は、その本の内容をもとに、日本社会を覆い尽くすレイシズムの問題、そして私たちはそれにどう対抗していけばよいのか、一緒に考えます。
本を読まれた方、これから読む方、どちらも歓迎です!

+++梁英聖さんからのコメント+++

新型コロナウイルス流行によって全世界でヘイトクライムやヘイトスピーチが激化しています。また米国やトランプ大統領はじめ世界の極右政治家が台頭し、それにより差別も激化しています。

なぜなのか。

その原因こそ、レイシズム(人種差別/人種主義)です。

レイシズムとは、人種や民族への差別にとどまりません。それは「死んでいい人間」を作り出す、権力です。
レイシズムは、災害や疫病蔓延時に、「死んでいい人間」をつくりだし、実際に差別させるよう人々を駆り立てる、権力関係なのです。
最悪なことに、この権力としてのレイシズムを、いま国家と極右政治家が行使して、社会を破壊しつつあります。

コロナウイルス流行下で、政治によって「死んでいい人間」を作り出す。

私はこの「レイシズムとは何か」というテーマで、ちくま新書から本を書きました。
今回のイベントでは、この本の基本的な内容について、お話しする予定です。

とくに次の点を取り上げる予定です。

・新型コロナウイルスとレイシズム
・日本のレイシズムの特殊性について
・レイシズムとセクシズムのインターセクショナリティ(交差性)
・一橋大学百田尚樹講演会中止事件の真相

日 時:2020年11月18日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1,500円
申し込み:↓

※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

梁英聖(反レイシズム情報センター(ARIC)代表)
一橋大学大学院言語社会研究科博士課程在籍。レイシズム研究。著書に、『日本型ヘイトスピーチとは何か―社会を破壊するレイシズムの登場』(影書房、2016年)がある。
ツイッター:https://twitter.com/rysyrys

【終了】第10回「日本を取り戻す、おじさんたちから。」(2020/10/30)
ゲスト:能川元一(大学非常勤講師)

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見渡す限りのおじさんの群れから選出された、71歳の新首相――。
その光景は、この国がいまだに、たくさんの「おじさんたち」によって支配されているということを改めて私たちに強く印象づけました。

「聡子の部屋」第10回では、数え切れないほどの疑惑と問題を起こしてきた安倍政権の7年8ヶ月を振り返りながら、「おじさんたち」に支配されるこの国と私たちのこれからについて考えます。

ゲストは、「ネット右翼」をはじめとする右派論壇研究の第一人者である能川元一さんです。

+++ 能川元一さんコメント +++

憲政史上最長の在任日数となった直後の辞任表明でさまざまな憶測のなか終りを迎えた安倍政権。「安倍晋三」という政治家は右派団体や右派メディアの強い支持をうけるだけでなく、右派月刊誌にたびたび登場して右派との近さを隠そうともしなかった点で、自民党政権の首相の中でも異例の存在だった。マスメディアは「日本会議」との関係などキャッチーな部分にこそ目を向けたものの、右派の期待に応えるかたちで日本政府がコミットするようになった「歴史戦」―国際社会を舞台とする「歴史認識」の戦い―についてはほとんどとりあげなかった。歴史認識のなかでもとりわけ植民地支配の歴史に対するこの社会の意識が、7年を超える安倍政権時代に大きく変化したのではないか。
 また、第二次安倍政権は政策の“中身”に対する評価以上に、公文書の隠蔽や改竄、「痛感」はされても決して果たされない任命責任、縁故主義、恣意的な官僚人事、憲法53条に基づく国会招集要求の無視、不透明な「中抜き」など、政府への信頼にかかわる部分での疑惑が問題視された政権であり、同時にそうした疑惑を強引に乗り切ることに成功した政権でもあった。7年を超える長期政権は、安倍政権がもたらすとされるなにものか―例えば株価のような経済指標―のためであればこれらの不正義を看過する人々がこの社会に少なからずいる、ということの証でもあったわけだ。
 安倍政権は終わってもその負のレガシーは私たちの前に残されたままだ。まずはその“査定”からはじめねばならない。

日 時:2020年10月30日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
申 込:Peatix

※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

能川元一(大学非常勤講師)
1965年東京都生まれ、1996年大阪大学大学院人間科学研究科単位取得退学。専攻は哲学。同研究科助手をへて現在神戸学院大学他で非常勤講師。2000年代なかばからインターネット上のヘイトスピーチや歴史修正主義的言説に危機感をいだき、いわゆる「ネット右翼」を研究対象とすることを選ぶ。その後ネット右翼に主張の原型を提供している右派論壇へと関心の重心を移した。共著に『憎悪の広告』(合同出版、2015年)、『海を渡る「慰安婦」問題』(岩波書店、2016年)、『右派はなぜ家族に介入したがるのか』(大月書店、2018年)、『まぼろしの「日本的家族」』(青弓社、2018年)など。

【終了】第9回「コロナ・パンデミックとジェンダー ――日本と韓国の社会政策の差はなにか?」(2020/09/16)
ゲスト:渡辺夏目(共同通信 記者)

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「歴史を鏡として互いに手をつなぐことが東アジアの平和と繁栄への道です。共に危機を克服し、未来志向の協力関係に向けて共に努力していきましょう」

韓国の文在寅大統領は今年3月1日、三・一独立運動の記念式典で、感染拡大が続く新型コロナの脅威に触れ日本に向けてこう呼び掛けた。韓国では南部の大邱を中心に感染が拡大。徹底した検査、隔離、情報公開を行う防疫対策によって感染者数が減少し、ゼロを記録した日もあった。こうした「K防疫」が高く評価され、4月の総選挙では与党が圧勝。コロナを乗り越えた…との安心感が広がった矢先、クラスターが頻発し、現在は首都圏を舞台とした感染拡大の「第2波」に見舞われている。一方で、不動産高騰や前ソウル市長のセクハラ疑惑などへの批判で急落していた文大統領の支持率は再び上昇。第2波対応の期待の表れだろう。

「ろうそく集会」を背景に誕生し、南北融和と朝鮮半島の平和構築を目指してきた文在寅大統領はいま、コロナ防疫への信頼に応えられるか問われている。入国時の隔離生活を経験し、6月から街中に入った記者が、現在のソウルの市民生活の様子や日本との感染対策の違いについて報告する。

日 時:2020年9月16日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
申 込:Peatix

ゲストの渡辺夏目さんは、ソウルに留学中のためオンラインでの登壇となります。

渡辺夏目(共同通信社 記者)
1986年大阪府生まれ、2010年横浜市立大国際総合科学部卒、共同通信社に入社。大阪社会部、横浜支局などを経て今年5月から外信部。現在は韓国・延世大語学堂に留学中。学生時代に日本の難民受け入れ姿勢に問題意識を持ったのをきっかけに在日外国人の人権問題に目を向けるように。朝鮮学校やヘイトスピーチなど在日コリアンを取り巻く差別問題のほか、NGO主催の北朝鮮と日本の学生交流の取材を続けている。横浜支局では相模原障害者施設殺傷事件の裁判を担当した。

【終了】第8回「これからのわたしたちがしなければならないことーー敗戦75年から考える戦争責任、戦争の記憶」(2020/8/21)
ゲスト:吉田裕(歴史学者)

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アジア・太平洋戦争の終結から75年目の夏がきました。

元兵士、戦争経験者、戦争犯罪の被害者やその遺族たちがだんだんと少なくなっていき、「戦争の記憶」が薄れてきています。
戦争の歴史、特に日本軍によるアジア諸国に対する加害の歴史は学校でも十分に教えられることもなく、政治家や有名人による歴史否定の発言なども頻発しています。

このような厳しい情勢のなか、これからの「戦争責任」を考えるために、わたしたちは何をしなければならないのでしょうか?

「聡子の部屋」第8回は、戦後歴史学において日本の戦争研究を牽引し多大な貢献をされてきた、歴史家の吉田裕さんをゲストにお呼びします。
日本軍兵士の戦場での実態から、安倍総理による最新の談話まで、豊富な史料を参照しながら、いまわたしたちはどこにいるのか、そしてわたしたちにこれから何ができるのかを考えていきます。

日 時:2020年8月21日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
申 込:Peatixにてお申し込みください。

※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

吉田 裕(一橋大学名誉教授)
東京大空襲・戦災資料センター館長。同時代史学会代表。専攻は日本近代軍事史、日本近現代政治史。著書多数。特に『日本人の戦争観――戦後史のなかの変容』(岩波書店、1995年/岩波現代文庫、2005年)は戦後日本の社会の戦争に対するまなざしを鋭く記述している。2018年、著書『日本軍兵士-アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書)でアジア・太平洋賞特別賞、新書大賞2019を受賞。

【終了】第7回「なぜスポーツに政治を持ち込んではいけないのか?――政治を表現するアスリートの出現と『ポスト・スポーツの時代』」(2020/7/22)
ゲスト:山本敦久(成城大学教授)

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「アスリートは政治に関与してはいけない、ただ人を楽しませるべきだと言われることが嫌いです。これは人権の問題です」(大坂なおみのtwitter)

 時代の権威や支配に対して従順な態度を取り続けてきたアスリートたち。そうした風潮やイメージによって、しばしばスポーツは脱政治化された領域として考えられてきた。その結果、アスリートは政治に無関心であるどころか、既存の支配的なジェンダー構造や人種関係、階級不平等、資本主義の暴挙を補強する存在だとすら考えられてきた。
 そうやって「スポーツなんて真剣に考えるものではない」という知識人やジャーナリストのスポーツ嫌いと身体的存在を侮蔑する無意識的な仕組みが出来上がってきた。そうした態度が、「スポーツに政治を持ち込んではいけない」という強力な保守言説の磁場と結託し、結果的にスポーツという政治空間を非政治化することに加担してきた。
 しかし、ここ数年、近代を貫いてきたその非政治的岩盤に亀裂が生まれている。「#MeToo」運動などとも呼応するミーガン・ラピノーのような男性支配やジェンダー不平等を厳しく批判する女性アスリートの登場、「#BlackLivesMatter」運動のパフォーマンスのひとつとなった「膝つき行為」のコリン・キャパニックらグローバルな反人種差別運動の起点となる黒人アスリートの台頭、スポーツ界最大の権威であるIOCに意見し、東京2020の開催を延期に持ち込んだアスリートの声。
 いまやアスリートたちは声を挙げ、抵抗を表現し、支配と闘う運動のただなかにいる。その一方で、大坂なおみや八村塁の「政治的」発言や行動への猛烈なバッシングも起きている。まさにいまアスリートの身体は、政治そのものなのだ。
 今回の「聡子の部屋」では、このような新しい時代の流れを「ポスト・スポーツの時代」として捉え返す。女性アスリートや黒人アスリートたちの表現と身体を読み解きながら、政治からもっとも離れた存在だとされてきたアスリートたちの政治表現について考えてみたい。まずは、「その魚があなたを食べてしまえばいいのに」という大坂なおみの発言から、キックオフ!

日 時:2020年7月22日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
申し込み方法:Peatixにてチケットをご購入ください。

※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

山本敦久(成城大学教授)
成城大学社会イノベーション学部教授。専門は、スポーツ社会学、カルチュラル・スタディーズ。著書に『ポスト・スポーツの時代』(岩波書店、2020)、『日本代表論:スポーツのグローバル化とナショナルな身体』(せりか書房、有元健との共編、2020年)、『反東京オリンピック宣言』(小笠原博毅との共編、航思社、2016年)、『やっぱりいらない東京オリンピック』(小笠原博毅との共著、岩波ブックレット、2019年)、『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(田中東子、安藤丈将との共編、2017年、ナカニシヤ出版)など。

【終了】第6回「外国人をとりまく状況ー新型コロナウィルス対策以前と以後」(2020/6/24)
ゲスト:巣内尚子(ジャーナリスト)

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 今回の「聡子の部屋」は、外国人をとりまく諸状況について、新型コロナウィルス対策以前と以後で、変わったこと、変わらなかったことについて様々なトピックを交えて、ジャーナリストの巣内尚子さんと対談します。
 巣内尚子さんは現在、Yahoo!個人ページにて、様々な論考を発信しています。最新記事「ベトナム人女性が直面した債務労働と技能実習制度のひずみ=コロナ以前から彼女が経験していた搾取と差別」では、新型コロナウイルスの流行と自粛に伴う景気悪化のなか、技能実習生の中に仕事を失うリスクに直面する人について、コロナ以前からの困難性を明らかにしています。また「日本の外国人技能実習制度の下で技能実習生の諸権利が制限されるとともに、債務問題などにより、技能実習生は前からリスクにさらされやすい存在」であること、「新型コロナウイルスとそれに伴う景気低迷で、以前からあった技能実習生の課題が浮き彫りになった上、技能実習生の中でさらに困難な状況に置かれる人が出ている」実態を丁寧に書かれています。
 今まで、巣内さんが調査してきたこと、記事の背景などを中心に、現在の外国人をとりまく諸状況について語り合います。

日 時:2020年6月24日(水)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
申し込み方法:
【オンライン配信】こちらのサイト(Peatix)よりお申し込みください。
【会場での参加】こちらの申し込みフォームか、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

巣内尚子(ジャーナリスト)
ジャーナリスト。インドネシア、フィリピン、ベトナム、日本で記者やフリーライターとして活動。2015年3月~2016年2月、ベトナム社会科学院・家族ジェンダー研究所に客員研究員として滞在し、ベトナムからの国境を超える移住労働を調査。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(社会学修士)。ケベック州のラバル大学博士課程に在籍。現在は帰国し日本在住。著書に『奴隷労働―ベトナム人技能実習生の実態』(花伝社、2019年)。

【終了】第5回「新型コロナウイルスとセックスワーカー差別ー日常の差別が非常時に拡大するとき」(2020/5/22)
ゲスト:要友紀子(セックスワーカーの健康と安全のために活動する団体SWASH代表)

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岡村叩きにみる正義を語る悪魔」が大変注目されています。「聡子の部屋」第5回ゲストは、この記事の著者であるセックスワーカー活動団体SWASH代表の要友紀子さんです。記事で書かなかったこと、持続化給付金不支給条件問題など、「新型コロナウィルスと差別」をめぐる問題についてオンラインでたっぷりお話しいただきます。

日 時:2020年5月22日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
お申し込み方法:
【オンライン配信】こちらのサイト(Peatix)よりお申し込みください。【会場での参加】こちらの申し込みフォームか、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

※ゲストの要さんはオンラインでのご登壇になります。
※新型コロナウイルス感染防止の観点から、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。

要友紀子(セックスワーカーの健康と安全のために活動する団体SWASH代表)
一昨年、「セックスワーク・スタディーズ 当事者視点で考える性と労働」(日本評論社)をSWASH編著で出版。
最近書いた記事では、「コロナ禍と差別~風俗業への支援金不支給見直しまでの奮闘裏話~」(4月9日、WAN掲載)、「職業差別とコロナ禍の群衆心理~誰がセックスワーカーを殺すのか~」(4月16日、WEZZY掲載)がある。
●Webサイト
https://swashweb.net/

【終了】第4回 『現代思想2020年3月臨時増刊号』刊行記念トークイベント
インターセクショナリティに開かれた場のために――ゆる・ふぇみカフェとふぇみ・ゼミの実践から(2020/4/17)
ゲスト:ふぇみ・ゼミ(熱田敬子+河庚希)

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女性へのバッシングに対するモグラ叩きも大事だけれど、そのなかで失われたもの、新しいものを作る創造力やパワーを取り戻したかった――

新発売の『現代思想』で、自分たちのフェミニズム運動をいきいきと語った3人による、鼎談第2ラウンド!
フェミニズム運動の展望をさらに深く語り合います。
これから『現代思想』を読む方でも歓迎です!

日 時:2020年4月17日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円
お申し込み方法:
【オンライン配信】こちらのサイト(Peatix)よりお申し込みください。【会場での参加】こちらの申し込みフォームか、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

熱田敬子(早稲田大学文化構想学部講師)
東京下町育ち。フェミニスト、アクティヴィスト。ゆる・ふぇみカフェ運営委員、北京語翻訳通訳、ジェンダーや社会学の大学講師もやっています。研究テーマは人工妊娠中絶の体験談の聞き取り、日本軍戦時性暴力支援運動など。フェミとの遭遇以前から心に決めていたのは、結婚制度の中には絶対に入らないことでした。そう決めたところから見えた風景と、出会った人たちが私の人生の宝物です。
河庚希(明治大学特任講師)
明治大学大学院特任講師。サンフランシスコ湾岸地域を拠点とする在日コリアン団体「エクリプス・ライジング」共同設立者、「日本多文化救済基金」共同設立者、「一般社団法人 希望のたね基金(キボタネ)」運営委員。京都府生まれ。専門はエスニック・スタディーズ。研究テーマは日米の帝国主義とその交差性、共犯性、そして環太平洋の有色人種の運動。論文に“Cultural Politics of Transgressive Living: Socialism meets Neoliberalism in pro-North Korean Schools in Japan” Social Identities: Journal for the Study of Race, Nation and Culture. Vol. 24, 2 (2018): 189-205など。

【終了】第3回 日本のナショナリズム/排外主義をめぐって(2020/3/6)
ゲスト:明戸隆浩(東京大学大学院情報学環 特任助教)

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2019年はあいちトリエンナーレの「平和の少女像」が攻撃され、2020年も年明け早々から在日コリアンの殺害を呼びかける年賀状が川崎市の文化交流施設に送り付けられるなど、依然として差別問題が深刻であることを痛感させられる状況が続いています。

第3回では、レイシズム問題に詳しい明戸隆浩さんと一緒に、日本において行われてきたヘイトスピーチを振り返りながら、近年どのように日本のナショナリズム/排外主義が変質してきているのか、そしてこの状況を変えるためにはどうすべきなのかを考えます。

日 時:2020年3月6日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円

お申し込みは、こちらの申し込みフォームか、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いし
ます。

明戸隆浩(東京大学大学院情報学環 特任助教)
専門は社会学、社会思想、多文化社会論。現在の関心はヘイトスピーチやレイシズム、排外主義の問題。著書に『排外主義の国際比較』(共著、ミネルヴァ書房、2018年)など。訳書にエリック・ブライシュ『ヘイトスピーチ』(共訳、明石書店、2014年)など。

【終了】第2回 若者たちのフェミニズム運動のいま(2020/1/24)
ゲスト:濱田すみれさん(NPO法人アジア女性資料センター事務局)

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こちらのイベントは終了しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!
NOISIEにてイベントのレポートが配信されています。ぜひご覧ください!

いま、若い世代による新しいフェミニズムの動きが活発となり、日本でも注目を集めています。

女性にのみパンプスやヒールを強制することに抗議する#KuTooムーブメントや、性的同意を広げて性暴力をなくすための取り組み、ジェンダーに基づく差別や暴力に声を上げる活動などなど。

いまなぜ多くのフェミニストたちが声を上げて、立ち上がっているのでしょうか、そしてフェミニズム運動はこれからどこに向かっていくのでしょうか。

ウィメンズ・マーチ東京の実行委員をつとめるなど、日本のフェミニズム運動の現場の最前線に立つ濱田すみれさんをゲストに、若者たちによるフェミニズムの現状と展望についてお話いただきます。

もちろん、ご参加はジェンダー・年齢を問いません。男性の方も歓迎です!

日 時:2020年1月24日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円

お申し込みは、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

濱田すみれ(NPO法人アジア女性資料センター事務局)
1984年、東京生まれ。NPO法人アジア女性資料センター事務局。同センター発行「女たちの21世紀」編集。若い女性たちが活動する「アジア女性資料センター・ユースグループ」を立ち上げ、若い世代向けのフェミニズム関連企画を実施してきた。2017年からは国際女性デー「ウィメンズマーチ東京」を主催。日本国憲法24条の改悪に反対する「24条変えさせないキャンペーン」実行委員や、女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める「女性差別撤廃条約実現アクション」の世話人なども務める。

【終了】第1回 アートとフェミニズム(2019/12/13)
ゲスト:竹田恵子さん(東京大学大学院情報学環 特任准教授)

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こちらのイベントは終了しました。
たくさんのご参加ありがとうございました!
イベントを受けて、竹田さんからコメントをいただきました。
ぜひご覧ください!

少女像などの展示をめぐって注目されたあいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」や、女性キャラクターのイラストを使用した献血ポスターなど、ジェンダー的な問題が指摘される事例が頻発しています。
また、アート界においても美術大学における学生・教員や、美術館の収蔵作品などの男女比が、男性に偏っておりジェンダーアンバランスが指摘されており、あいちトリエンナーレでは参加アーティストの男女比を半々にするとして話題になりました。
第1回では、これらの問題に積極的に取り組み情報発信をしている竹田恵子さんをゲストに「アートとフェミニズム」をテーマにお話をうかがいします。

日 時:2019年12月13日(金)18:30開場/19:00開演
参加費:1500円

お申し込みは、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いします。

詳細はこちらから。

竹田恵子(東京大学大学院情報学環 特任准教授)
「社会の芸術フォーラム」運営委員(2017年より共同代表)。EGSA(Education of Gender and Sexuality) JAPAN代表。主な著作に、共著『The Dumb Type Reader』( Museum Tusculanum Press、2017)、編著に『社会の芸術/芸術という社会 社会とアートの関係、その再創造に向けて』(フィルムアート社、2016)、単著『生きられる「アート」―パフォーマンス・アート《S/N》とアイデンティティ』(ナカニシヤ出版、近刊)がある。

会場へのアクセス

Readin’ Writin’ BOOK STORE
〒111-0042 東京都台東区寿2-4-7
電話 03-6321-7798



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