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阿佐ヶ谷姉妹さんの本で学んだ~「書けない自分のイライラ」から抜け出すポイント

「仕事で文章が書けない…どうしよう?」

「仕事ができない自分が
情けない…ツラい(泣)」

「仕事で文章が書けない…どうしよう?」

「ああ、こんな自分に
もうイライラ!」

「仕事で文章が書けない」、
「仕事でデキない自分」にイライラ

してしまうってこと、

あの……、皆さんもあります?


はじめに~「文章が書けない」「仕事ができない」自分にイライラする時

……わたし1人ダケだったりするんでしょうか?(心配)

こんにちは。佐藤さおりです。

話すのが苦手、書くのも苦手な
面がわたしにはあります

(恥ずかしい、赤面)。

話すよりは、
書く方がちょっと好きで、
嫌いなわけではないんです。

だけど…、

例えば、プレゼンの資料から、
込み入った調整や交渉の連絡、

そこまで難しくはないのに、
普段のちょっとしたメールに至るまで。

なんかうまく書けない時がある。
突如そういう時が来ます。

けど、〆切は容赦なく迫ってくる。

書き出してはいても、
空回りしたりして。

書きたいような、でも、書くのが
おっくうになるような時が、
あるんですよね……。困ったもんです。

皆さんは、実際のところ、
いかがでしょうか?

さて、↑ のように、
「自分1人ダケが
できない・おかしかったら
どうしよう…?」なんて思った時。

ちょっと1歩踏み出す
勇気をもらった本を、再び…
いえ、何十回と手に取ってます、
ハハハ。

今日はその一部をご紹介。

「姉のエリコです。妹のミホです。
阿佐ヶ谷姉妹です。」でおなじみ
芸人・阿佐ヶ谷姉妹さんの本です。

わたしのお気に入りの1冊:
『阿佐ヶ谷姉妹の
のほほんふたり暮らし』

幻冬舎文庫、2020/2/6.

同じタイトルで、NHKでドラマもアリ
https://www.nhk.jp/p/drama-nohohon/ts/JY7LJWL7PK/


さて、この本の中の1つが、
わたしが仕事でコラムやエッセイ
を「さあ、書こう」という時、
大きな支えになってくれています。

それが、姉のエリコさんが書いた
「エッセイとカレー」
(p.132-136)。

(※ネタばれを含みます。
どんなカレーかは、隠してみました
(秘密))

姉のエリコさん、どうにも書けない自分にイライラが募って…

さて、エリコさん、ウェブサイトでの
エッセイ連載中、
「どうしても書けない時期」があった(p.132)のだとか。

「どこか格好つけでそのまま書く
ことが出来ず、出来高ゼロで
イライラだけする私。」(p.132)

ある時、編集者さんにも、
相方のミホさんにも話して、
アドバイスをもらった。

けれど、「悪い方にばかり、
気持ちが向かって」しまう状態に。

さらに、「等身大で自分のペース
で書き進めて」いるミホさんまで
「まるで敵のような気がしてくる」
ほどにだったのだそう(p.132-133)。

ついに〆切を過ぎ、
進捗も話せずじまい。悶々とし
ながら2日が経った時のこと。

何とか書き出すべく、
喫茶店に入って注文するや、

お店の外でマネージャーさんに電話を。
ようやっと現状を報告、
「雨の中50分近く話した」のだそう。

エリコさんは、その間も
泣きに泣きます。

そこで「いっその事、今回の件を
とにかくめちゃくちゃでもいい
から書いてみてはどうですか」との提案が(p.133-134)。

その帰り道。

情けない、44年も生きてきて、
文章1つもまともに書けず、
路上で涙している。こんなおばさんが
どこにいるだろう。そんな事を思うと
また泣けてきて、肩も顔も濡れねずみ。
」(p.134)

そうこうしながら
泣くだけ泣いて、やっと自宅に戻ると、

「すぐにカレーのいい匂い」。

ミホさんが、カレーのルーに
【ある工夫】をして、

実にさりげなくエリコさんを
力づけてくれたのでした。

(ミホさん…!「妹の妹のサオリ
です」、になりたいです(笑))

お姉さん、嗚咽止まらず。


その後、お姉さんは、喫茶店でも
食欲がなかったところから

どうなっていったのか?

果たしてそのエッセイは書き出せたのか?



これから読み始める方は、
この続きを楽しみにしていただければ ♪
と思います。

…と、こんなお話でした。

さて、このエリコさんの体験を読みながら、

わたしには、
「ああ、これを経験したから、
少しずつ立ち直っていけたのでは?」
と目に留まった箇所がありました。

お姉さんがイライラから抜け出したプロセスで学んだ、大事なポイント

そのうちの1つが【他人の力】

【自分のことを気にかけて待ち、
温かく見守る、周りの人(たち)の力】です。

エリコさんの「書けない」時期。

まるで八方ふさがりで、
「トンネルの出口がなかなか見えないような感じ」だったのではないかなって思います。

そんな状況にあって、
「わたしは人に支えられている」
「ありがたい」と体感・実感できる。



困った・悩んだ本人がそういう心境に至る
までには、マネージャーさんと、
相方のミホさんのお二方の対応に、
こんな姿勢が見られました:

相手の人や事態を:

①温かに見守る姿勢と
②落ち着いて冷静に理解する姿勢

わたしは、これが大事なポイントだ
と目が留まりました。

例えば、マネージャーさんは、
(エリコさんが)「書けないでいる理由を
一緒に探そうと、優しく話を聞いてくれ」


「今の状態では書けないだろうから、
とにかく今日はうちに帰って、落ち着いて」と伝えていました。

【※②→①の姿勢による対応】


また、ミホさんは、ただホントに
さりげなく「カレーは作りましたよ」と。

「きっと、私が凹みまくっているのを
察して、私が子供のころから好きな
〇〇カレーの銘柄にしてくれた」

※ヒント(ネタばれしないように(笑))
〇〇〇〇〇のカレーだったそうです。
(〇にはカレールーの商品名が入りますよ)

【※①の姿勢による対応】

逆を言うと、
厳しい批判の姿勢はなかった】んですね。

「自分はできない」で
自信を失っている時、人間は、
自分で自分のことを、
否定的に捉え評価してます。


さらに、
「相手も、自分に対して
否定的な価値評価・判断を下す
ものだ」と思い込む傾向があります。

サポーターのお二方は、実際には
【共感的理解+客観的理解】
バランスよく、エリコさんに関わっていった。

逆を言うと、
【否定はしない、脇に置く】
姿勢
で接していた。

「できないイライラ」から抜け出す
プロセスに影響した、
【周りの他人(たち)の力】


これがあったからこそ、
エリコさんはおそらくきっと
「わたしは人に支えられている」
「ありがたい」と体感・実感できた
のではないか。

こんなことを学ぶ好機会を、
阿佐ヶ谷姉妹さんのエッセイから
得ることができました。

まとめ

今日は、わたしが普段よく読む
阿佐ヶ谷姉妹さんのエッセイ

『阿佐ヶ谷姉妹の
のほほんふたり暮らし』

より、姉のエリコさんの
「エッセイとカレー」のお話。

そこから学んだ、
【「デキない自分のイライラ」から
抜け出すポイント】
をお話ししました。


実は、もう1つポイントがありまして
エリコさん自身がなさっていた、
あるプロセス
なんですが、

長くなってしまったんで、
今回はこのへんで。

また別の機会に書きますね(^^)



〇〇〇〇〇のカレールー、
買いに行って、
またもう1回読もう、なんて思います(笑)

それでは、また。
以上、佐藤さおりでした!

最後までお読みいただき、
ありがとうございました(^^)

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