これからの時代はお金も人間関係も意図的に築いていく必要がある
こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー（FP）の佐藤彰です。
ちょうど一週間前に東北地方で大きな地震がありました。
こういった自然災害で改めて感じたことを書いてみたいと思います。
東北地方に住んでいる人以外にも今回の地震は関係がある
このnoteを読んでいる人の中で被害に遭われた方もいらっしゃるかもしれません。
僕は都内に住んでおり、幸い特に問題はありませんでした。
ただ、実家が仙台にあるので、両親に被害がないか心配でした。
電話をしてみたところ、自宅は本棚から物が少し落ちたくらい。ただ、近所のお店が休業になるなど日常生活での支障はあるとのこと。
その後、日常生活にすぐに戻ったかというと、そうではありません。
東北地方の人だけでなく、都内に住んでいる人も同様です。
実際に首都圏でもその後いろんな影響が出ています。
日本全国はいろんな意味で繋がっています。
東北地方で起きたことは、都心の人も含めて大きな影響を受けています。
自然災害は全員の問題。そういった意識が必要だということを改めて実感しました。
自然災害の対策はお金で用意できること用意できないことがある
こういった自然災害は、お金で対策できることもあれば、できないこともあります。
FPとして仕事をしていると、「将来のリスクをお金で対策しましょう」と話をします。具体的には、貯金、保険などでの対策です。
ただ、それだけでは不十分なこともまた事実です。
お金は言い方を変えれば、資本です。この資本は金融資本以外に、人的資本、社会関係資本もあります。
生きていく上でこの3つも意識する必要がありますが、自然災害で一番役に立つのが、社会関係資本です。
これからはお金も人間関係も意識的に築いていく必要がある
これは、もっとシンプルにいえば、困ったときの助けてくれる人とのつながりです。
ここは目に見えない分、軽視されがちですが、いざというときに頼りになります。おそらく11年前に同じことをたくさんの人が感じたはずです。
僕も過去、いざというときにいろんな人に今まで助けられてきています。それがなかったとしたら、いろんな意味で今の自分はいません。
その意味で、未来に向けて大事なのは、ライフプランだけでなく、豊かな人間関係の築き方もあります。
助けてもらうために人間関係を築くというと、いやらしい感じがするかもしれません。
しかし、お金の問題と同じく、昔と違って自然体で築けるものではありません。テレワークが進んで、その傾向は11年前よりも加速しているのではないでしょうか。
今回を機に再度豊かな人間関係を意図的に築いていく大切さを感じています。
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