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働き方もお金の使い方も年長者は若い人から学ぶ必要がある

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

一般的に年長者は若い人に比べていろんなことをよく知っていると言われてきました。

ただ最近はそうとは言えないのではないかと感じる場面が増えてきました。

今日は若い人からも学ぶ姿勢も持つことが大切ということを書いてみます。

世の中のルールが急激に変化している

昔は年長者はいろんな意味で「答え」を知っていました。

会社でいえば、上司が指示をしてそれを正確にこなす。

それができれば、会社は成長していきました。

しかし、今は社会のルールが急激に変化し、年長者も「答え」を知りません。

それに応じて年長者もわからないことは部下に聞く、弱さも率直に表現する、ということが大事になってきています。

心理的安全性という言葉が、企業の人事担当者の間でトレンドになっていますが、その背景の1つとしてこのようなルールに変化があります。

若い人が年長者にアドバイスする機会が増えている

このような背景もあり、若い人が逆に年長者を教えるということも増えてきています。

リバースメンタリングという言葉は聞いたことはありますか?

これは、逆メンター制度ともいわれ、上司や先輩社員がメンター=相談役になって若手をサポートする通常のメンタリングに対し、部下が上司に助言する逆方向(リバース)の支援活動のことを指します。

これはまさに若い人が年長者を教えている典型例です。

また、上場会社の役員に10代が就任するというケースも出てきています。

バイオ燃料を取扱うユーグレナ社では、その取り組みを以前から進めており、最高未来責任者として10代が就任しています。

なんとその責任者が今は2代目になっており、引き続きその取り組みは継続しています。

若いか老いているかで人を色眼鏡で見ない

このような時代には、若い人から学ぶ姿勢がどの年代の人も大切です。

これはシニアの方はもちろん、20代の方でも10代以下の方に学ぶ姿勢が大事だということです。

僕自身、企業での研修をする機会が多いのですが、「自分の若い時にこんなこと考えていなかった」と思うことを新入社員・若手社員考えていることが今は多いです。

あと個人的には野球が好きでヤクルトスワローズが昔から好きな球団です。そのヤクルトの主砲の村上選手も22歳ではありますが、すでにベテランのような雰囲気をたたえていると感じています。

その他のスポーツでも、オリンピックで高校生がメダルを取る例も増えています。

こういう様々な例を見て認識を大きく改めなくてはいけないと最近感じています。

お金の使い方もにも当てはまるかもしれない

FPとしては、これはお金の観点でも当てはまる部分があるかもしれないと考えることがあります。

奨学金で多額の借金を抱えながら社会人生活を送っている20代も多いですし、少ないお金でどうやり繰りするかなど参考になるかもしれません。

働き方の面では、若い人に学べという風潮が出てきていますが、お金の面でそういう話はあまり聞きません。

ただそういう観点で若い人と接してみたら、視野が広がると同時にお金のリテラシーが上がるように感じます。

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