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イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」

□読んで欲しい人

・何に対して答えを出すべきなのか?の考え方を知りたい人
・生産性を高めたい人

□学び・気づき

・悩まない事、悩んでいる暇があるなら考える事
・一心不乱に大量の仕事をしてバリューのある仕事の領域に行こうとする事
・【生産性】=【アウトプット/インプット】=【成果/投下した時間】
・情報は集めすぎない、知りすぎない
・イシューのアプローチ方法【要素の固定】【視覚化】【GOALから逆算】【So Waht?で掘り下げ】【両極端での思考】
・生産性を高める為に重要な事は【解の質を高める】

□行動計画

・悩んでいると気づいたら、直ぐに休むか、切り替える。悩んでいる自分を察知できるようになる事。10分以上考えて拉致があかないのであれば、その事について考えるは一度やめる。
・まず「イシュー度」の高い問題を絞り込む。そして絞り込まれた中で「イシュー度」の高い問題から手をつける。この時に「解きやすさ」「取り組みやすさ」といった要因に惑わされない事。あくまで「イシュー度」の高い問題から手をつける。
・情報集めは意図的にザックリやる。
・解の質を高める為に【イシューの分解】【ストーリーの組み立て】【絵コンテ作り】で考える

□メモ

生産性の公式
       アウトプット        成果
生産性 =  ―――――――― = ――――――――――
         インプット     投下した労力・時間
本当に「バリューのある仕事」の領域に近づこうとするなら、採るべきアプローチは極めて明快だ。まずは「イシュー度」を上げ、そののちに「解の質」を上げていく。
「悩む」というのは「答えが出ない」という前提に立っており、いくらやっても徒労感しか残らない行為だ。僕はパーソナルな問題、つまり恋人や家族や友人といった「もはや答えが出る・出ないというよりも、向い合い続ける事自体に価値がある」という類の問題を別にすれば、悩むことには一切意味がないと思っている。特に仕事(研究も含む)において悩むというのはバカげた事だ。仕事とは何かを生み出す為にあるもので、変化を生まkとわかっている活動に時間を使うのはムダ以外の何ものでもない。これを明確に意識しておかないと「悩む」ことを「考える」ことだと勘違いして、あっという間に貴重な時間を失ってしまう。
■集めすぎ
情報収集にかけた努力・手間とその結果得られる情報量にはあるところまでは正の相関があるが、そこをすぎるととたんに新しい取り込みのスピードが鈍ってくる。これが集めすぎだ。大量に時間を投下しても、実効的な情報が比例して増えることはない。
■知り過ぎ
「知り過ぎ」はもっと深刻な問題だ。ある情報量までは急速に知恵が湧く。だが、ある量を超すと急速に生み出される知恵が減り、もっとも大切な「自分ならではの視点」がゼロに近づいていくのだ。そう、「知識」の増大は必ずしも「知恵」の増大にはつながらない。むしろあるレベルを超すと負に働くことを常に念頭に置く必要がある。
おおもとのイシューを「答えを出せるサイズ」にまで分解していく。分解したイシューを「サブイシュー」という。サブイシューを出すことで、部分ごとの仮説が明確になり、最終的に伝えたいメッセージが明確になっていく。イシューを分解するときには「ダブリもモレもなく」砕くこと、そして「本質的に意味のある固まりで」砕くことが大切だ。


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