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「感情」の解剖図鑑: 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方

読んで欲しい人

①感情を理解したい人
②感情に振り回され、苦しい思いをしてきた人
③感情をコントロール出来ない人

学び・気づき

①【楽しさ】を感じている時、人は変性意識状態にはいり暗示にかかりやすくなる
②常識と言われる多くのものは、社会からのメッセージと自己催眠で作られる
③生物にとって、安心はとても大事な情報
④【好奇心】は、ホメオタシスの為のブリーフシステムの更新活動
⑤人は感動を覚えやすいものに洗脳されやすい

行動計画

・仏教の止観に学び、まず一旦脇に置く。その上で、自分自身や自分が抱えている悩み、課題などを一つ抽象度の高い視点から「観る」これを出来る様にする。
・シャーデンフロイデに気をつける。自分の努力ではなく、相手の序列を下げる(あるいは、自分の脳内で、相手の序列を下げる)感情に。
・無知ゆえの尊敬ではなく、人格や行動の一部分を尊敬の念を抱く。
・期待という感情を上手く使い、人生の強い味方にする。期待通りにいかなくても【ラッキー】と考える

メモ

「劣等感を抱きたくない」と思えば、人はその価値基準の中で少しでも上に上がれるよう一所懸命勉強したり働いたり、消費したりするようになります。また、ある価値基準にそって人に優劣をつけることで、人々が団結して権力に対抗したりするのを防ぐこともできます。劣等感は、人々の行動をコントロールする上で、非常に都合のいい装置なのです。
幸福を感じるよう催眠をかけるのは自分自身ですが「何に幸福を感じるか」を決めているのは、身の回りの他者であることが少なくありません。それが幸福の恐ろしい所です。
幸福もまた幻の感情であり、「怪しい」幸福もたくさんあります。しかし幸福は、人が前向きに生きていく上で必要でもあります。大事なのは、幸福と上手く付き合うことなのです。そこで参考にしたいのが、仏教の「空観、仮観、中観」という考え方です。空観、仮観、中観はいずれも、宇宙や世界を捉える観方、考え方です。空観は「この世のすべてものや現象は【空】であり、実態がない」とする観方であり、仮観は「この世のすべてのものや現象の役割を積極的に認める」観方、中観は「空観と仮観の間にたち、両方を同時に成り立たせる」観方です。
期待という感情には、何の問題もありません。むしろいい事だらけです。期待しているとき、脳内にはドーパミンが分泌され、その後セロトニンも分泌されます。だから楽しく、幸せな気分になることができるのです。

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