- 運営しているクリエイター
#マーケティング
「サマンサタバサ」と「4℃」について【コラム】
最近よく目にするのが、この2つのブランドが元気がなくなってしまったという記事です。どちらも一世を風靡した日本ブランドだけに残念な気持ちでいっぱいです。
いろいろな要因分析がなされていますが、私の見立ては、「強さ」がないコトだと思います。
ブランドとは唯一無二のストーリーを持つそのブランドらしさを追求していった結果として、お客様の心の中に形成されるモノだと思っています。五感に感じ取れるもの以外に
新製品開発・新ブランド開発・新規事業とはどんな感じか?
この3つの開発を常日頃お手伝いしております。よくクライアントさんからこれらはどんな風にするのか?と聞かれます。企画書にきれいにまとめ、無理矢理市場をどうにかすると思っておられるクライアントさんが多く、それとは真逆の作業をするからです。
どんな感じかと言いますと、それらは最初から存在しているのに、まだ顕在化していないものを顕在化する感じです。
無理矢理こう使って欲しい、こう認識して欲し
3種類のコンセプト【コラム】
新規事業を立ち上げるとき、3つのコンセプトを立てていきます。
まずは、ブランドコンセプトです。ビジョン型コンセプトでこの事業がどのような意図で存在するのか、人々の未来を創造して策定していきます。
2つめが事業コンセプトです。これは、ブランドコンセプトを実現するためにどのように事業を組み立てていくのかを示します。ブランドコンセプトをより具体的にしたものです。ベネフィットも事業領域を示すように立てて
日曜劇場「VIVANT」(コラム)
昨日から始まったTBSの日曜劇場「VIVANT」を観ました。いきなり広大な砂漠からの始まりで吸い込まれましたが、俳優が日曜劇場で主役をしていた人たちのそろい踏みの上に、車が破壊されたり、家が焼かれたりと映画級のドラマスタートでした。伏線が散りばめられていて、しかし、謎解きが初回から行われるなど、今までのドラマ経験からあらすじが見え透く意外すぎる展開で108分集中してしまいました。しかし、キャッチ
もっとみる商店街の駅前のフルーツサンド専門店も閉店していた。(コラム)
近所の商店街にできた2つのフルーツサンド専門店ですが、先発の1店は早々に撤退となりました。そして後発でできた駅前のお店はチェーン店ということもあり、先発よりは頑張っていたのですが、ついにこちらも閉店となってしまいました。
ちなみに、先発のフルーツ専門店が閉店したときの記事はこちらです。ちょうど1年前ですね。
商店街のフルーツサンド専門店が閉店していた。やっぱり。【コラム】|satosato (
ラグジュアリー ブランド【コラム】
ラグジュアリーブランドとは一言で言うなら、「心地よいエネルギーを持ったもの」と答えたいです。
職人や関係するスタッフの魂が込められているモノやサービスに触れるとふわ~と体の内側からや全細胞がウキウキ・ワクワクします。これが1つの条件です。ただ精巧に作るのであれば、機械でもAIでもできますが、たっぷりと愛情をかけられるというのが贅沢なのです。
細部に気を配り、心が込められているそんなプロセスを経
一流ではないデザイン会社から学んだこと。【コラム】
私のお眼鏡にかなうデザイン会社との取引しかしてこなかったので、どこもそれぞれのコンセプトにぴったりな、いやそれ以上のデザインを挙げてこられるのでこれがあたりまえとなっていました。
しかし、今回ばかりはあてにしていた方がご病気で営業担当頂けないと言うことで、他の方が営業をされたのですが、遠い昔まだ私がマーケターの仕事についたばかりの頃に出会ってような方でした。
話がとんとかみ合わない、クライアン
顧客分析よりも顧客理解【コラム】
RFM分析など顧客分析を行いますが、私はそれよりも顧客理解に務める方が良いと考えております。もちろん、データ分析は得意ですので、顧客データからいろいろな知見を導き出すことはよくします。
しかし、これはあくまでも仮説としてお客様の枠組みを作ってそれに当てはめて何がわかるのか?の領域しかありません。
もちろんこのことからも多くの目からうろことなるような情報を得ることができますが、やはり、お客様の背
ブランド開発はクライアントが自信を持つことが大切。【コラム】
マーケティング戦略・事業戦略のコンサルなので、新ブランド開発もよくお手伝いします。
何に注意するのかと言いますと、
クライアントが自信を持つようなブランドを開発することです。
クライアントは経験が少ない担当者も多く、自分の意見を言っても、デザイン会社の担当者から、「ええ--、こんなの知らないんですか・・・。」「そんなのおかしいです。」と言われたくなくて、ご自身の意見をあまりいわれないことも多い
新規事業や新製品の目利き【コラム】
これができると本当に会社は発展していきます。
事業アイデアなり新製品がどの程度市場に受け入れられるのかわからないから、とりあえずやってみてよければ追加投資をしてという経営判断をされる場合がよくあります。
「とりあえずやってみて」という判断は良いのですが、わずかな人数と投資金額では良いアイデアも形にならないジレンマがあります。
経営者なりリーダーは、「これはいける!」という勘所の目利きができな