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【イベントレポ】文学フリマ香川に出店したよ!

さしす文庫です。こんにちは。
今回は2024年7月28日(日)に開催された「文学フリマ香川」に出店者としてサークルで参加した感想や反省などをイベントレポート形式で書いていきます!


さしす文庫が文学フリマに出店者として参加するのはこれが2度目です。
初参加した文学フリマ京都8なのですが……これは大惨敗でした。
京都のイベントレポートはこちらから

そこからおよそ半年。
様々な点で反省や改善を重ねて臨んだ文学フリマ香川でした。


向かえた28日当日の朝。
さしす文庫(陸離なぎ、はるはる)は10:30分頃に会場である高松シンボルタワーに到着しました。

駅近で最高でした。


まずは何といっても駅から近い!
横断歩道を1つ渡るだけで会場であるシンボルタワー高松に着きます。
めちゃくちゃ暑かったので助かりました。

そして会場入りするわけですが、会場である展示場に近づくにつれて違和感が。
四国初めての文学フリマということもあって、お客さんがくるのかなぁ、売れるかなぁ、と不安に思っていたのですが私たちがやって来た10時30分の時点でかなりの一般来場のお客様が会場付近で待っていました。見本誌コーナーもすでに盛況で驚きました。

会場入り口でスタッフさんに受付をして、さしす文庫の販売ブース「え-23」に向かいます。
両隣の出店者の方々はほぼ準備万端といったところでした。(出店者の入場開始から30分以上経過していたので当然と言えば当然かもしれませんが)
左右のブースの出展者さんや、忙しい中でわざわざ来てくださったX(Twitter)の相互さんと挨拶をして早速ブースの準備を始めます。

前回の京都8参加時はイベント初参加ということで浮ついた気持ちや緊張などもあって、隣の出店者さんへの挨拶やブースの準備がバタバタしてしまいました。しかもポスターの印刷を忘れるというミスも重なってイベントの開始時間までに準備を終えることができませんでした。

が、今回はポスターの印刷も事前にしましたし、前回の参加の経験もあってスムーズにBOOTHの準備ができました。

さしす文庫のブース

見本誌コーナーに置く見本誌を提出して戻ってくるとスタッフさんからアナウンスが。

「現在120人ほどのお客さんが入場を待っています!」

これが2回目の驚きです。
「ガチィ?」とめちゃくちゃ驚きました。
四国初の文学フリマとはいえ、香川(高松)の人たち、文学好きすぎる!!!
来場者が多い=自分の作品が売れる、というわけではありませんが、イベント自体が盛り上がらずに終わってしまうという最悪のシナリオはなくなったわけです。

それどころか!!!

なんと文学フリマ香川は最終的に総来場者数が1224人と、予想以上の大盛況でした!
たしか京都が3000人ちょっとだったはずなので、規模を考えると同じくらい盛況だったということになります。

話を戻します。
いよいよ11時となり文学フリマ香川が開幕しました。

事前アナウンスの通り、会場にどっと押し寄せてくるとんでもない人数のお客さんたち。
さしす文庫はというと……ありがたいことに、すぐに一人目のお客様が来てくれました!

「見本誌コーナーで見て買おうと思いました!」
というお客様に購入していただきました。

今回は前回の反省を活かしてタイトルや表紙に力を入れていました。
見本誌を見ていただいたということは、その点をクリアしているということ。安堵と共に期待が膨らみます。

いただいた差し入れ

イベント開始から約1時間で早々に京都8で売れた数に並びます。(京都8があまりに売れなかっただけですが)

順調な滑り出しですが問題がなかったわけではありません。

今回は無料配布する作品が作れなかったのです。
どういうことかというと、文学フリマ香川が開催される3日ほど前に陸離さんから衝撃の連絡が。
「プリンターが壊れたので無料配布を作れません」
これぞ「ガチィ?」状態です。
来場したお客さんに、まず興味を持ってもらうために無料作品を配ろう!と話していたのですが、壊れてしまっては仕方がありません。
前回の余りが少し残っていたので、それを持参して配布を行います。
しかし、1時間も経たずに無料配布はなくなりました。(120人も一気に来場したので当たり前ですね)

ですが、それが逆に良かったのかもしれません。
配るものがなくなったので、近くに来た人に声をかけて宣伝するという方向にシフトせざるをえなくなりました。
京都8では無料配布作品がなくなったあとは地蔵タイムでしたが、同じ轍は踏みたくありません。
声かけをする!と覚悟が決まったように思います。

そのおかげもあってか、はるはるがランチでいなくなっていた間にも何冊か購入していただいたらしく、開始から2時間半ほどで京都8の倍に達しました。

それからも、近くに来てくださったお客様にお声がけをしたり、途中で合流したメンバーの雨隠さんが持ってきてくれたサークルの名刺を配ったり、Xの相互さんが買いに来てくれたりと忙しくも楽しい時間を過ごしました。(もちろん、個人的に気になっていた出店者さんの作品の購入にも行ったり)

はるはるは帰りの都合で途中で帰宅したのですが、その時点で前回の京都8をはるかに上回る数を購入していただきました。
本当にありがとうございます!!!

前回の絶望的な結果を受けて、メンバーで会議、反省、改善を重ねた結果が出たことにほっとしました。
もちろん、今回も反省すべきところはたくさんありますので次回に活かしていきたいです。さしす文庫はまだまだ伸びしろがあります。(なんてったって、文フリ参加はこれが2回目ですからね!)

文学フリマ香川で販売した作品たちはBOOTHで電子版を販売しておりますので、香川では買わなかったけど気になるなぁって方や遠方で香川に行けなかった方などはぜひご利用ください!


さて。
次回は9月8日(日)に大阪OMMビル2F A・B・Cホールで行われる文学フリマ大阪12に出店します!

文学フリマ香川で販売した作品たちを持っていくのは決まっているのですが、新しい作品が作れるのか現在は未定です。
できれば作りたい……っ!
ただ、時間がないのも現実で厳しいかもしれません。

文学フリマ大阪12に関する続報はnoteやXをお待ちください!!!


最後になりますが改めて。
今回の文学フリマ香川に出店した皆さん、来場してくださった方々、スタッフの皆さん、ありがとうございました!!!

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