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駄菓子屋という拠点〜橋渡し型ソーシャルキャピタルの可能性〜
こんにちは。お久しぶりです。ささやんです。
前回の記事を1年以上ものあいだ下書きフォルダに入れたまま放置し、その間に駄菓子屋をオープンさせて1年間継続していました。
駄菓子屋のオープンに向けた問題意識の共有としてnoteを書いていたのに、肝心のオープン前後から記事を書かなくなるという暴挙・・
心よりお詫び申し上げます。
んで、なんで急にまた書いているのかって?
それは「ささやんさんのnote読
子どもの育ちをwell-being③非認知能力と大人との関わり
このnoteでは「幼少期の環境」と「将来の健康」との関係を紐解きながら、子育てしやすい支え合える地域づくりの大切さを綴っていきます。
前回(子どもの育ちとwell-being②逆境体験と健康格差)の続きです。
その前に一つお詫びを・・
このnote記事は1年以上もの間、下書きフォルダに入りっぱなしでした。(シリーズで書いているのにブランクが長くあり申し訳ありません!
最近「note読みました」
子どもの愛着と駄菓子屋の可能性
みなさんは子どもの頃の駄菓子屋さんの思い出はありますか?
僕はと言うと、思い出というほどたいそれたものではないかもしれませんが、駄菓子が昔から大好きだったので、地元の駄菓子屋に友達としょっちゅう行っていました。
お店のおばちゃんとは特別仲良しだったほどではないけど、街中であっても挨拶するくらい顔見知りになっていたと思いますし、今でも顔を思い出せます。
多くの人にとって記憶の片隅にある駄菓子屋
子どもは地域で育てる。古き良き文化を取り戻したいという雑感。
少し間が空いてしまったけど、健康の社会決定要因に関する記事の続きを書いてみたい。前回の記事はコチラ
前回は、いわゆる生活習慣病などは生活習慣を正していく事が予防の上で重要であるけれど、「そうは言ってもそれが簡単じゃないんだよね〜」というのが実際のところという話をしました。
そして「当たり前の事を当たり前にできる」ために大切なのは非認知能力なのではないか?という事を書いた。非認知能力を高めるには
当たり前のことを当たり前にできるためには何が必要なのか
生まれた時の身長や体重、または成育環境が将来の疾病リスクになっている。そんなことが明らかになりつつあると、これまでの記事で紹介してきました。
しかしリスクと因果関係は異なります。
リスクがあるから疾病を生じるのではない。リスクが蓄積したり、リスクが連鎖することで疾病は生じると考えるのが妥当でしょう。
例えばこんな具合
これは様々なリスクが蓄積することで疾病を発症するというモデル。
例え低出生
生まれた時から将来の健康リスクは決まっているのか
前回の記事ではSDH(健康の社会決定要因)について紹介し、生まれ育った環境によって疾病リスクや寿命は変わってしまうということを紹介した。
今回はより詳しくその中身を整理して紹介しようと思う。
幼少期の経験や習慣は、その後の人生に大きく影響する。
これは医療系の研究報告のみならず、学力や年収、そして犯罪などを含めて様々な分野から報告がある。
医者の子は医者になる人も少なくない。反対に犯罪者の幼
環境が健康を蝕む現実を変えたいと思っている医療職11年目の終わり頃・・
健康とは何だろうか・・?
僕が理学療法士になって、数年が経過した頃から漠然と考えてきた問いである。
WHOには定義がある。
世界保健機関憲章前文 (日本WHO協会仮訳)より引用すると
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
(〜中略〜)
子供の健やかな成長は、基本的に