hiro

「まままんま」=家族やお母さんの意味の「まま」、いつものままの「まま」、ありのままの「…

hiro

「まままんま」=家族やお母さんの意味の「まま」、いつものままの「まま」、ありのままの「まま」の家ごはん(まんま)。あたりまえすぎるからこそ、無形文化遺産となりがちな家ごはんを中心に日々のことをつれづれと。子供の頃からレシピを読むのが実は作るよりも好きです。

マガジン

  • まままんま

最近の記事

塩むすび(結び)

しばらく間が空きましたが、8月上旬にクイックに実家に帰りました。 相方もいたので、すすきの飲みや富良野方面へ日帰りドライブなんて予定を入れたので、実家に滞在できた時間は短かったのですが、念願の庭ジン(実家の庭でジンギスカン)もできたし、美味しい海鮮や庭でその日の朝に採れたての野菜が並ぶ食卓で幸せ時間を過ごしてきました。 庭ジンは、よほど札幌市内のマンションや住宅が込み合っているエリアを除けば、北海道の夏の風物詩。短い夏を楽しもうと夏休みの時期にはランチや夕方にかけて、

    • ごまあえとごまよごし

      仕事やプライベートで欧米に行くと日本やアジアの家庭料理の中での野菜のバリエーションを改めて感心する。レストランへ行くとサラダバーは多いけれど、他は肉の横に付け合わせとしてちょこんとそしてくったりしている野菜たち。しかもたいていそれは芋かコーン。 茹でてお浸し、お肉や魚介と一緒に炒めたり、煮たり、色々なあえ衣と一緒になったり・・・そういうお野菜がとても恋しくなります。 特に和食では、胡麻和え!は考えた人天才だと思う。全世界に流行らせたい!(笑)ごまをすり鉢で丹念にすりつぶす

      • 卵の思い出

        小さい頃から白飯だけで食べるが苦手でした。 今でも炊き立ての新米ごはん=銀シャリの美味しさに感動するものの、二口目からはそのごはんの友となる、シャケに明太子やすじこ、お漬物、海苔の佃煮が欲しくなる。子供の頃はおかずやふりかけが無いとごはんが食べられず、お弁当でおかずとごはんのペースを間違えた時用にいつもふりかけのパックを一緒に入れてもらっていた。 家の朝ごはんでは納豆よりも卵かけご飯が多かったように思う。 ある時からは、目玉焼きのっけごはんも定番になった。 覚えているの

        • インフル療養中の夜に

          前回、卵雑炊と黒豆を食べて、明日には回復しているはず(祈)という祈りもむなしく、、、というか翌日は朝は完全復活ではないものの、仕事を休むほどでもなく、会社へ行き、ランチはスパイスで元気を出そうと赤坂のモティでマトンカレーとナンを食べ、「よし、午後も行ける!」と思いどうにか夜のミッションまでコンプリート、そして翌朝、、、また微熱。嫌な予感がしながらも市販の風邪薬が切れていたのと、週末まで人と合う予定が続いていたので、万が一「アレ」だったら感染しちゃならんと念のため病院へ行ったと

        塩むすび(結び)

        マガジン

        • まままんま
          6本

        記事

          風邪気味の夜に

          これ、なんだと思いますか? 正解は黒豆。先日の実家からの大量輸送の際に母親が「保冷剤代わりに。アンタは喉が弱いから」と凍った黒豆を手渡してくれました。ちょっとした鈍器になるサイズです。 今日は昼間は暖かかったものの、昼ごはんの時間あたりから喉がいがらっぽくなり、夕方からピューピューと冷たい風の中、出先の銀座を歩いているときには完全に喉が痛く、風邪のゾクゾクのひとつめのゾクぐらいの感じになっていました。 こんな時こそ、本郷三丁目の麺覇王(メンバーワンと読みます)の

          風邪気味の夜に

          小正月

          就職と共に上京してかなり時間がたったが、恥ずかしながら今まではあまり「小正月」という言葉の意味も考えずに生きてきたように思う。 思うところがあって今更ながらWikipediaなどで調べたら、元旦から7日までを大正月、そして14日日没から15日の日没までの時間を中心とした、14日から16日までの3日間を小正月と呼ぶらしい。また呼び方も女正月や花正月などいくつかあるそうです。 なぜ突然に小正月という言葉が気になったかと言えば、3連休の晴れた午後に東京・世田谷の民家園にふらりと

          小正月

          ピンクのお赤飯

          わずかに残るお正月のおめでたいムードに乗っかって、お赤飯の話を。 タイトルのピンク、そりゃお赤飯はピンクだろうと思われるかと思いますが、通常、、、というか本州でよくあるタイプ?は、もち米を炊く際にささげ豆の煮汁をそのまま使うため、結果、シックなピンク色になるというものですが、私の故郷、北海道のお赤飯は違います。 ピンク=食紅の色 なのです。そのため、上品な桜色からショッキングピンクまで、そこはお母さんのまさに匙加減、どころか匙で入れたら大事故になりますので、お箸の先でちょ

          ピンクのお赤飯

          おせちのお煮しめ

          私の故郷は北海道です。 この年末年始も雪によるフライトキャンセルにおびえながらも無事帰省・帰京ができました。 帰省の際、北海道で購入したごはん&お酒のお供に加え、実家の母がローストビーフをはじめ、大量のおせちその他を持たせてくれたため、そちらを温め直したり、解凍したりで当面は豊かな食卓が保証されている我が家です♪ 今回は空港での混雑を避けるため、機内持ち込みOKサイズのコロコロを引っ張って帰りましたが、毎度のこと、見事なパッキング術でもろもろを詰め込み、私よりも先にスー

          おせちのお煮しめ

          「まままんま」はじめます。

          今更感もありますが、新年あけましておめでとうございます。 今年からnoteを始めます。 タイトルにある「まままんま」、「一体、なに?」と思われた方も多いと思います。 おかあさん(家族)の「まま」、いつものままの「まま」、ありのままの「まま」、ごはんの「まんま」をつなげた私の造語です。 以前から、「毎日外食はすぐに飽きるのに、家のごはんってどうして飽きないんだろう?」「おばーちゃんは漬物名人だったけれど、その技術伝承がされずに今になって再現できないことは残念の極み!」「み

          「まままんま」はじめます。