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塩むすび(結び)

しばらく間が空きましたが、8月上旬にクイックに実家に帰りました。

相方もいたので、すすきの飲みや富良野方面へ日帰りドライブなんて予定を入れたので、実家に滞在できた時間は短かったのですが、念願の庭ジン(実家の庭でジンギスカン)もできたし、美味しい海鮮や庭でその日の朝に採れたての野菜が並ぶ食卓で幸せ時間を過ごしてきました。

庭ジンは、よほど札幌市内のマンションや住宅が込み合っているエリアを除けば、北海道の夏の風物詩。短い夏を楽しもうと夏休みの時期にはランチや夕方にかけて、あちこちの家の庭から美味しそうな臭いの煙があがり、「あ、〇〇さんちも今夜はジンギスカンね」「■■さんちもお父さんが火を起こしてるから孫たちが帰ってきてるのかな?」なんて話題になります。

今回、北海道が避暑地とは思えないくらいの灼熱の夏日が続いている中で、私がドライブを楽しんでいる間に父が庭に小ぶりのポータブルな炭台で火を起こして待っていてくれました(親不孝・・・)
網焼きジンギスカンもあるけれど、今回はジンギスカン鍋です。大阪におけるタコ焼き用鉄鍋と同じくらいの確率で北海道民も各家にひとつはあるのでは?と思っていますが、専用鍋で焼き焼きします。

ビールはもちろんSAPPORO CLASSIC☆そして欠かせないのが、塩むすびなのです。ジンギスカンの〆はうどんや焼きそばもウマウマですが、個人的には塩むすびを片手に食べるジンギスカンは格別です。ビールも飲んで、普段お酒を飲んだら炭水化物は特段不要な私ですが、これだけは別。冒頭からむんずとおむすびを手にアツアツの羊肉とじゅんばんこに口に入れていきます。至福・・・・。今回、東京から初めて実家へ連れていったパートナーに、ウニやカニと同じくらい食べてもらいたかった味です。

この塩むすび、なぜかわからないけれど、ウチの母が握るおむすびが世界一って思っています。自分で真似しても手に振る塩加減の「塩梅」ってやつでしょうか・・・イマイチなのです。もちろん他の人の手作りで美味しいおにぎりをいただいたこともあるのですが、やはり長年慣れ親しんだ母のおむすびが一番です。こんなシンプルなのに不思議だな・・・って思いながらいつも食べています。

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