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風邪気味の夜に

これ、なんだと思いますか?

正解は黒豆。先日の実家からの大量輸送の際に母親が「保冷剤代わりに。アンタは喉が弱いから」と凍った黒豆を手渡してくれました。ちょっとした鈍器になるサイズです。

今日は昼間は暖かかったものの、昼ごはんの時間あたりから喉がいがらっぽくなり、夕方からピューピューと冷たい風の中、出先の銀座を歩いているときには完全に喉が痛く、風邪のゾクゾクのひとつめのゾクぐらいの感じになっていました。

こんな時こそ、本郷三丁目の麺覇王(メンバーワンと読みます)のスタミナ薬膳ラーメンでは!?と思ったものの、自宅から反対方面に進む気力がないのと、自宅に帰れば冷蔵庫に冷ごはん、だし汁、卵があることを思い出し、今日はさっさと帰宅して卵おじやを食べて寝ることにしました。

冷蔵庫を開けると上記に加え、ネギまで切れている状態で保存されており、あとはショウガを刷りおろしたものを少々、味付けは塩でシンプルに。そしてこれまたすでに切れていた海苔をかけてできあがり。卵は病人だし・・・と奮発し2個を投入。ふわふわの仕上がりに大満足です。

そして、冒頭の黒豆を3分の1ほど解凍し、おちょこに煮汁ごと入れて最後に真っ黒い汁までぐいっと。

デザートにみかんを食べる元気もあったので、明日には良くなっていることでしょう(祈)

帰省後に母からLINEで送られてきた黒豆の作り方のレシピはこちら。ここまで正確な分量で材料が提示されるのはかなり稀なことです。
母曰く、時間はかかるけれど、この作り方だとふっくらと仕上がるのだそう。(いまだに自分では作ったことなし)
一晩とか10時間とか気の遠くなるような時間にも思えるけれど、年末に大掃除をしながら差し水だけ忘れなければ、大人の時計であればあっという間かもしれません。たしかに皺もなくふっくらと炊けていました。

<材料>
・黒豆 300g
・煮汁 水カップ6、砂糖250g、醤油大さじ2、塩小さじ1、
    重曹小さじ 1/3
<作り方>
①鍋に煮汁の材料と錆クギを入れ沸騰させ砂糖を溶かしてから完全に冷ます。
②豆を洗い、5分水につけザルにあげる
③煮汁に豆を入れ一晩置く
④鍋を中火にかけ、アクが出てきたら中火にし、丁寧にアクを取り弱火で8~10時間煮る。途中煮汁から豆が出ないように何度か差し水をする
⑤柔らかくなるまで煮て、汁につけたまま冷ましてクギを除く


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