実話に基づいた小説 [沖縄物語] 第29話

[突き刺さる]

時々、君の言葉が突き刺さる。

疲れているのはわかるけどさ
言葉で人は傷つくよ‼️

私が以前より怒らなくなったからってさ
何でも言っていいわけではないよ。

それとも怒られたいの?

私を試しているだけ?

それともゲーム感覚なのか?

よくわからない。
わからなくてもいいや。
わかろうとするから悲しくなるのかも

君の言葉は時々、君の父親とシンクロする。

悪気があって言ってるわけではない。
とよく言われた。

相手が傷つくということを知らない‼️

幼い頃から言葉で傷つけられたから
言葉にはとても敏感なんだよ。

君と君の父親は昔私の傷つくことを
沢山言ってたよね。
笑いながら言ってたよね。

それがどんなに傷つくことなのか?
わかってないのかもね。

君の言葉で私はたまに泣いてる。
君の前で泣いたこともある。

そこで君はビックリして謝ってきたけどね。

君の母親だけど1人の人間なんだからさ。

そろそろスイッチ切り替え時かな?

ちょっと無理してるな私

母親卒業しよう。
いい母親になんてなれないんだから…

さよなら母親。

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