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「書くこと」のメリットと、習慣にする方法

今日の記事は

・日記やブログを始めても、三日坊主になってしまう
・手帳に何を書いたらいいのか分からない
・手帳術やノート術に憧れるけれど、ハードルが高いと感じる
・でも、可愛い手帳、オシャレな手帳を使ってみたい

とお悩みの方へお届けできたら、嬉しいです。


毎年楽しみしている手帳のシーズンがやってきました。

今週、妹と手帳選びに行く予定で、今からとってもワクワクしています。

定番の手帳も毎年登場する斬新な手帳も大好きで、来年はどんな1冊と過ごそうか(もしくは2冊になるのか)、それを実際に見ながら考えるのが今からすごく楽しみです。

小学生のころから日記を書き始め、今もほとんど毎日、手書きで日記を書いている私にとって、手帳は無くてはならない存在。

今回は、20年以上手書きで記録をつけ続けている私が感じている「書くことのメリット」と、「書く」を習慣にする方法をシェアしたいと思います。


「書くこと」のメリット

① 「私」を主人公にした物語を読み返す楽しさを知る

小学校3年生の頃の日記を、まだ持っています。

日記に使っていたのは、文房具屋さんで買ってもらったハムスターのイラストが描いてあるメモ帳。

「大好きな〇〇くんと遊べた!」とか、「今日は△△ちゃんと遊んで、楽しかった!」とか、その日あったこと大きな字で書いてあって、すごく純粋で可愛い自分に出会えます。

京都に住み、大阪で働いていたころの日記も残っています。

その頃の記録は、その日食べたものを朝、昼、晩と記録していたり、今週は何を食べようか考えていたり…なんだか食いしん坊な日記が多い。

その日、その瞬間、私が何を考え、何をしていたか。

日記には、それが残すことができます。

私が生きてきた足跡が、私だけの歴史が、残るのです。

1日、1日書くたびに、「私」という人だけの持つ物語のページが、1ページ、1ページ、増えていきます。

だからこそ、「読み返す楽しさ」があるのです。

これは後の章にて詳しくお伝えしますが、日記の醍醐味は「読み返す楽しさ」だと私は思っています。

例えば今年のお正月の日記を読むだけでも、「そうそう、全然クリスマス感が抜けなかったんだよね~!」と、当時の記憶、感情がよみがえってきて、すっごく面白い。

でもそれは私にしか分からない感覚で、日記を書くというのはまるで、未来の自分に宛てた小説を書き残しているようにも感じます。

つまり日記は、私を主人公にした、私のためだけの物語をつくるということ。

私はこの「読み返す」という行為があるから、それが大好きだから、日記を書き続けられている。

そう言い切れるくらい、この「読み返す」ということが楽しくて、面白くて、大好きです。


② ひらめきを逃さない

私は日記だけでなく、思いついたことをノートに書き留める習慣も持っています。

手帳とは別のノートを持っていて、新作アクセサリーのデザインとか、ブログのテーマとか、本を読んでいて考えたことや感じたこととかをメモしています。

そういう「ひらめき」って、書かないと消えてしまうのです。

「あ、あれをやろう」って思っても、少し時間が経ったら忘れているってこと、ありますよね。

「忘れるくらいなんだから、忘れていいことだったんだ」というふうに考えることもできるけれど、もしかしたらその中に、人生を変えるような、自分を変えるような、重要な大切なひらめきが混ざっているかもしれない。

そう考えたら、ひらめきを忘れてしまうってとっても勿体ない。

本当に忘れていいことだった、という場合もあるけれど、とりあえずメモして置いて、あとから判断した方が沢山のひらめき、つまり「選択肢」に出会えるので、メリットが大きいと私は思います。


③ 思考を整理し、心をスッキリさせる

「なんだか心がすっきりしない」
「考えることが多くて、頭の中がパンパンに感じる」

そういう時、心の中にあること、頭の中にあることを文字にして書き出すと、自分を客観視できます。

例えば、これは最近私が書いたことなんですが、「最近良い意味で、いつもと違う感覚がある」と感じていました。

でも具体的にどういう感覚なのか、何が理由でそうなったのかはよく分からなくて、良い感覚なんだけれど、モヤがかかったような感じもしていた。

そこでノートに、書き出してみました。

そうしたら、すんなり解決したのです。

私の「良い感覚」は、「現実に振り回されない冷静さを持てるようになった」という感覚だった、ということに、あっという間にたどり着けました。

漠然とした「良い感覚」を多様な言葉で理解できたら、とてもスッキリして、嬉しい気持ちと、自分の変化をしっかりと感じることもできた。

頭の中だけでモンモンと考えて決着がつかなかったことを、ちょっと書いてみる。

つまり思考を可視化すると、自分を客観視でき、思考が整理され、心がスッキリします。

私はこれを特にモーニングページで実践・体感しているので、興味のある方がいらっしゃいましたら、こちらの記事もオススメです。


「書く習慣」をつけるアイディア集

① まずは家にあるものを使って始めてみる

いきなり高い手帳やノートを買って始めると、挫折した時に「勿体ない…」という後悔までプラスされて、「書くこと」のハードルが今まで以上に高くなってしまうかもしれません。

なのでまずは、

  • 使いかけのメモ帳

  • 100円ショップのノート

  • スマホのメモ機能

  • LINEで自分だけのグループ

など、身近で気軽なものから始めてみるのはいかがでしょうか。

日記を書いてもいいし、ひらめいたことをちょっと書いておくだけでもいい。

例えば夕飯の献立を考える時、メモ帳に冷蔵庫の食材を書き出して、それを見ながら考える。

ブログを書く前に、スマホのメモ機能を使ってネタになりそうなことを、実際にブログのテーマになるかどうかは考えず、とにかく沢山書き出してみる。

そうやって色々試してみて、「自分に合った書く習慣」を見つけ、楽しく続けられるようになることベストだと、私は考えます。


② 「毎日じゃなくていい」「沢山書かなくていい」と、ハードルを下げる

日記にせよ、メモにせよ、「毎日やらなくちゃ」「沢山書かなくちゃ」と思うと、またハードルがグッと高まります。

だから毎日じゃなくてもいいし、もちろん、毎日でもいい。

ちょっと書くだけでもいいし、たっぷり書いてもいい。

そういう軽さで、楽しむことを重視し、「どうしたら楽しめるか」という視点を持って考えると、日記もノートも続けられるようになると、私は考えます。

私は毎日何かにつけて「書く」ということをやっていて、それを楽しんでいるのですが、「考え事をしたい時だけ」「思考を整理したい時だけ」でもいいのです。

重要なのは、「書くことを楽しむこと」。

例えば私は「ほとんど毎日日記をつけている」と冒頭で書きましたが、それは、「数日ぶんの日記をまとめて書く」という日もあるからです。

たまに2、3日書かない日があって、「そういえば書いてないな~」と思い出した日に、数日ぶんまとめて書きます。

「この日は何をしたっけ?」「あの日はあんなことがあったな~」って思い出しながら書く日記も、面白いですよ。


③ 「読み返す楽しさ」を味わってみる

前述した通り、特に日記についてですが、読み返すのって本当に面白いんです!!

日記に書いたことを一言一句覚えているわけではないので、読み返す時はとっても新鮮な気持ちで読めます。

「そうそう!こんなことあったね!」「旅行、楽しかったなあ」「この日はネガティブになっているなあ」と、楽しい思い出がよみがえってきたり、辛い日を乗り越えた自分を愛しく感じられたり。

毎日、毎日、生きることを積み重ねてきた自分の過去の姿を、「今」の自分が見ることができる。

それは日記をつけることでしか味わえない、特別な感情です。

喜び、感動、楽しさ、面白さ、愛しさ…思い当たる言葉はあるけれど、一言では表すことのできない温かな感情を、日記を読み返すと感じることができます。

そして私は、その感情が大好きです。


sarariの手帳・ノート事情

最後に、私が使っている手帳やノート、筆記用具のご紹介をして、終わろうと思います。

まず手帳ですが、ここ数年はずっとEDiT手帳の1日1ページタイプで、

どうしても気になる手帳と出会ってしまった場合、1年で2冊の手帳を使うこともあります。

文房具は、必ずボールペン。

手帳に日記を書く時は自作の天然石ボールペンで、

モーニングページやノートで思考を整理する時は、夫くんが会社でもらってきた保険屋さんのボールペンなどでガシガシ書きます。

その時のノートは、100円ショップ(主にセリア)で気に入ったデザインのものを買ってきて使うことが多いです。

そして家には、ノートのストックが必ず1、2冊あります。

ノートを切らしてしまうと困るくらい、私の生活には「書くこと」が必要だからです。

さて、今回は私の感じる「書くことのメリット」と「書く」を習慣にする方法をシェアさせていただきました。

いよいよ訪れた、手帳シーズン。

「日記を書いてみたい!」「手帳を使ってみたい!」というワクワクな気持ちを持つ方へ、私なりのアイディアとエールをお届けできていたら、嬉しいです。


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→ Thingslyみなとみらい店(神奈川)
→ Thingsly池袋PARCO店(東京)

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