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植物日記

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植物から感じたこと、そのまま、わたしというフィルターをとおして、ことばに。感性と感覚に素直に、あそぶ。いのちをクルクルSPARKLE✴
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2020年4月の記事一覧

植物にっき 20200430

植物にっき 20200430

今日で卯月も終わりかぁ。わたし、自祝前よりも今の方が、曜日や日付の感覚があるわ。

昨日パートナーから水をもらったstジョーンズワートは、カサカサしていた葉が、潤ってしっとりとしていた。よかった。

ボリジの葉に触れ、撫でる。蕾が日に日に膨らんできている。触れてみると、花の蜜なのだろうか、指がペトペトする。そのあたりにも、ちいさなアブラムシがいる。

ナスタチュウムを迎えてからというもの、以前より

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植物にっき 20200428

植物にっき 20200428

ボリジの葉は、大きくてチクチクする。やっぱりいつもの、アブラムシさんが、チクチクに隠れるように佇んでいた。「この子たちも、いきてるんよねぇ。」そう思いながら、チクチクする葉をなでなでする。どさくさにまぎれて、アブラムシさんたちを落としている。裏腹よな、すまぬ。よくよく上から見てみると、蕾が出てきている。わくわくする。

藍の葉も、あちこちから、ぐんぐん大きくなっている。一枚葉を頂いてみる。シャクシ

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植物にっき 20200427

植物にっき 20200427

ベランダの日野菜かぶ、ちぢれ小松菜が、ワサワサして、苦しそうだったので、間引く。そもそも、種を一箇所に集中して蒔いたことから、はじまっている。ふむ。と思う。試しに鳥さんのように、かい摘んで、ムシャムシャ食べてみる。一見、姿形は似ているようであっても、やっぱり、全く味が違うことに、驚く。本質は、小さくても大きくなって姿が変わっても、そのままなんやな。

黄色い花が咲いていたから、一緒に生ける。めっち

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植物にっき 20200423

植物にっき 20200423

昨晩、大家さんが「畑の玉葱、食べて!」と、袋いっぱいの新玉葱、じゃがいも、紫玉ねぎを下さった。歩いて、マスクして。ありがたい。早速、新玉葱をオリーヴオイルで少し焦げ目がつくまでじっくり焼いて、昆布出汁に入れて、大和当帰、塩で味を調えてスープを作った。新玉葱の甘みがじんわり出て、美味しかった。

今日は牡牛座の新月●太陽が月を、隠す。月の影響を受けない海の魚は、美味しいらしい。何かをはじめるにも、い

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植物にっき 20200420

植物にっき 20200420

穀雨をすぎ

土に雨の水を沁み渡らせる 植物たち

地元の農家さんから届く葱の根が立派だから

土に差したら のびるのびる

花まで咲いた!

葱坊主は みたことがあったけれど

こんなに可愛い花をつける葱

日に日に すくすくと大きくなっている

土を盛り上がらせて 芽を出すちぢれ小松菜

わずか一週間足らずで発芽した

そういえば玄米だって 一日水に浸せば 発芽玄米になる

種は 胡麻よりもさ

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植物にっき 20200416

植物にっき 20200416

朝から、瓶に入っているものたちの様子を伺う。「おーい!げんき?」、「なんだか、パンチが効いてないね、スパイスやけれども。」、「これまで、ありがとう。また、新たなものを迎えますね!」と声をかけながら、スパイスなどを一掃する。備蓄してるものの期限もみて、整理する。いつでも、かろやかにっ☆

ベランダの植物たちは

ねぇねぇ、種蒔かはったんはええけど、ちょっとワサワサしすぎてますょ。

ボリジ、元気です

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植物にっき 20200414

植物にっき 20200414

ここ数日、たくさん雨が降った。風も、雷も、激しかった。空では、龍さまがいたのかな。
ベランダの植物たちも、潤っている。

お水ちょうだい

ボリジさんや、土の中の種たちは言った。

セージをくゆらせて、
手にしたのは、

ラズベリーリーフ
ブルーマロウ
カレンデュラ
ヒソップ

静寂
心身の癒やし
信頼
バランスを整える、調和
  
ブレンドするときには 

ラン ラ ラ ラ ラララン

ここでも

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森へのパスポート

森へのパスポート

今日は、光郷城 畑懐へ行った。

パートナーは「僕は京都に行きたいのに行けなくて。早紀さんは行きたいところに行けて、いいね。」とぷんスカ言いながらも、連れてきてくれた。せやんな。ありがとう。

プランターでもできる野菜の種があるか、お店の方に尋ねてみる。いつものわたしは、面倒くさがって、人に聴いたりすることはしないのだけれど。

そうしたら、「二十日大根やラディッシュ、葉物はプランターでも育ちやす

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白藍 カルダモン

白藍 カルダモン

数日前から、カルダモンに呼ばれている。

散歩道を歩いているとき、料理をしているときに、ふと、よぎるカルダモン。

干し海老、松の実、クコの実、長葱、セロリの葉、生姜、切り干し大根、鶏を煮込んだ参鶏湯風を作る。そのとき、合わないかもしれないけれど、やっぱり呼んでいるので、カルダモンを入れてみる。しばらく煮込んでいると、

「わたし、出ます〜」

とカルダモンから声がかかったので、鍋から取り出す。

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タケトリモノガタリ 20200405

タケトリモノガタリ 20200405

鋳物の鍋が負傷し

物干し竿も錆びてきた

いろいろ選ぶときなのね

竹取の翁と化した パートナーとともに

竹林の精に招かれ 

竿竹を頂きに伺った

いざ 竹林へ踏み込む

粘土質な土の感触

カサカサと笹の葉が擦れ合い しなる音

湖の公園や山の雰囲気とは また違う

その竹の中に もと光る竹なむ二筋ありける

‥と 光ったのか どうかはさておき

翁は ほどよい乾きと太さの竹を見定め

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植物たちと おしゃべり

植物たちと おしゃべり

ベランダにでると

レモンタイムは カサカサ乾燥するくらいがいいのかしら

ローズマリーはまだお水は結構ですよっていうてはる

小さな芽は わいわいにぎやかね!

クレソンは"お水ください"っていうタイミングを逃しちゃいけないわね

ボリジさん 貫禄あるわ

みているようで 

みていなかった

聴いているようで 

聴けていなかった

とっても とっても

ちいさな 囁きだからね

翡翠色 ベルベーヌ

翡翠色 ベルベーヌ

時を戻して

2019年 冬

ベルベーヌが一枚また一枚

日に日に葉を脱いで 真っ裸に

わたしはまた 枯らしてしまったのか

じぶんに呆れ 白目を剥きながら

ごめんよ‥

そう言いながら 枝を切り倒した

根っこも掘り返そうとしたが

土にびっしり根が張っていることが感じられたので

そのままにしておいた

2020年 春

現在 その枯れたと思われた鉢に 若々しい芽が 

誇らしげに茂って

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