一日千秋【札幌千秋庵】

1921年9月5日(大正十年)創業。北海道札幌市にあるお菓子の専門店です。札幌千秋庵で…

一日千秋【札幌千秋庵】

1921年9月5日(大正十年)創業。北海道札幌市にあるお菓子の専門店です。札幌千秋庵で働く仲間たちのこと、商品開発秘話、かかわるすべての人たちの想いやストーリーをお届けします。お菓子のこと、会社のことを知っていただき、楽しんでいただけたら嬉しいです。

最近の記事

発売から49年目。誕生から進化へ…。受け継がれる『ノースマン』製造のバトン

札幌千秋庵の代表銘菓『ノースマン』は1974年(昭和49年)に誕生し、 2023年で発売49年目を迎えるロングセラー商品になりました。 今回の「一日千秋編集室」は、ノースマンの発売初期から今日まで製造に携わり、現在はノースマン製造チームのレジェンドとして活躍する杉野哲也さんと、入社2年目にもかかわらずチームのエースとして活躍する 茶畠茂継さんに、ノースマン誕生から現在の進化までのストーリーや造り手としての想いをうかがいました。 千秋庵製菓の職人としての歩み ― 杉野さんの

    • 和生菓子の職人として58年、会社の歴史と伝統技術を今につなぐ

      伝統的な技法を用いて、四季のうつろいや美しい自然を表現する上和生菓子は和菓子の花形です。創業者である岡部式二も「現代の名工」として表彰されるほど、極めて優れた和菓子職人でした。製造部 和菓子課の渡邉明春さんはその技を師を通じて受け継ぎ、現在札幌千秋庵で唯一「師範」の資格を有する和菓子職人です。現在は主に上和生菓子の製造を担当しています。 今回、「一日千秋 編集室」は渡邉さんにご自身の和菓子職人としての歩みと札幌千秋庵の当時の歴史をうかがいました。 千秋庵製菓の職人としての歩

      • 手ぬぐいに描かれた「銭函金助」の世界~「鰊」の絵柄に込めた小樽の栄華~

        南小樽駅から続くなだらかな坂道は “職人坂”と呼ばれ、昔から多くの職人たちが工房を構えていたそうです。この坂道の途中、少し奥まった住宅地にテキスタイルブランド「Aobato(アオバト)」の工房があります。  札幌千秋庵の板状かりんとう「銭函金助」の発売を記念したオリジナル手ぬぐいは、この「Aobato」の工房で誕生しました。 「一日千秋 編集室」は工房を訪ね、プリンターの小菅和成さんとデザイナーの岩本奈々さんにデザインから染色までのストーリーをおうかがいしました。 テキスタ

        • 板状かりんとう「銭函金助」。北海道最古のかりんとうの技が生み出す艶やかさと薄さ約0.8ミリへの挑戦

          北海道最古のかりんとう「中野のかりんとう」を製造する北の食品株式会社と、創業103年目を迎えた札幌千秋庵。ともに北海道コンフェクトグループの一員である2社の技術と伝統から生まれた新商品が「銭函金助(ぜにばこきんすけ)」です。 蜜がけした薄い形状はまるで黄金色のお札のよう。パリッとした食感と、香ばしい香り、そして黒胡麻の風味が後を引く味わいです。 今回はかりんとうを手掛けて17年目の高井さんと、異業種から転職しコラボの架け橋となった関谷さんのお二人に商品開発のお話をうかがいまし

        発売から49年目。誕生から進化へ…。受け継がれる『ノースマン』製造のバトン

          札幌千秋庵との出会い~日々大切にしていること【社長インタビュー後編】

          前回に引き続き千秋庵製菓の代表取締役社長 中西克彦のインタビュー後編をお届けします。社長就任の経緯や札幌千秋庵との出会い、仕事をする上で大切にしている考え方や普段の時間の過ごし方について聞きました。 社長就任の経緯と就任後の想い ー社長になった経緯について改めておうかがいします。 中西:私の高校時代の同級生であり、かつて一緒に働いたこともある北海道コンフェクトグループ代表の長沼真太郎さんから声をかけていただいたのが縁で、2021年に千秋庵製菓に副社長として入社しました。

          札幌千秋庵との出会い~日々大切にしていること【社長インタビュー後編】

          「ホンモノのおいしさづくり」への挑戦【社長インタビュー前編】

          私たち札幌千秋庵のミッションは「ホンモノのおいしさづくり」。 一見ストレートでシンプルですが、お菓子づくりを生業とする会社としては、実に奥深いミッションとも言えます。 この原点に立ち返り、過去のエッセンスを抽出した「おいしさづくり」に挑戦する五代目社長 中西克彦のインタビューをお届けします。 創業102年目。改めて目指す“ホンモノのおいしさづくり” ―改めて「ホンモノのおいしさづくり」をミッションとして掲げた理由をおうかがいします。 中西:「本物のおいしさづくり」とは、

          「ホンモノのおいしさづくり」への挑戦【社長インタビュー前編】

          札幌千秋庵にかかわる人たちの想いを真っ直ぐ届けたいから…noteをはじめます。

          はじめまして。千秋庵製菓株式会社の公式note「一日千秋」の編集室です。 ご覧いただきありがとうございます。 私たちは、北海道札幌市で創業102 年目を迎えた菓子専門店「札幌千秋庵」を展開する会社です。 ここで働く仲間たちと、札幌千秋庵にかかわるすべての人たちの「想い」や「ストーリー」を届けるために、札幌千秋庵のnote公式アカウント「一日千秋」を立ち上げました。 初めての投稿では、noteを始める背景や構想について、弊社代表取締役社長中西のインタビューをお届けさせていただ

          札幌千秋庵にかかわる人たちの想いを真っ直ぐ届けたいから…noteをはじめます。