一日千秋【札幌千秋庵】

1921年9月5日(大正十年)創業。北海道札幌市にあるお菓子の専門店です。札幌千秋庵で…

一日千秋【札幌千秋庵】

1921年9月5日(大正十年)創業。北海道札幌市にあるお菓子の専門店です。札幌千秋庵で働く仲間たちのこと、商品開発秘話、かかわるすべての人たちの想いやストーリーをお届けします。お菓子のこと、会社のことを知っていただき、楽しんでいただけたら嬉しいです。

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  • 読むPodcast|札幌千秋庵のおかしなはなし

    札幌千秋庵の新商品や歴史について、グイグイ迫るPodcast配信番組『札幌千秋庵のおかしなはなし』。MCはラジオDJの鈴木彩可さん。この番組を記事でも読んでみたいという方に向けての企画です。Podcastとあわせてご覧ください。

最近の記事

日常生活でもPDCAサイクルを活用中!失敗も成功も次に活かすのは面白い!

森さんは2012年に千秋庵製菓に入社し、店舗管理の仕事に従事した後、2019年に設立された物流業務課で、販売経験を活かし発注管理、生産管理、流通体制の改善に貢献しています。今回の【一日千秋】で、森さんのこれまでの歩み、現在の活動、プライベートについて、幅広くお話を伺いました。 これまでの道のり ― 森さんのご経歴についてお伺いします 森:私はこれまで、たくさんの仕事を経験してきました。 簿記の専門学校を卒業後、その知識を活かした経理職を探しましたが、なかなか合う仕事に

    • 表舞台に立つのはお菓子を製造する人たち。私は黒子に徹して支えるだけです

      千秋庵製菓が北海道コンフェクトグループの一員になり、グループの1社「きのとや」の製造部門を担当するKコンフェクト株式会社から土門光弥(どもん みつや)さんが出向となり、2023年9月に千秋庵製菓の製造部部長に就任しました。土門さんは現在、次世代の育成と製造部の改革に尽力しています。今回の【一日千秋】では、土門さんにこれまでの経歴や現在進行中のお仕事について詳しく伺いました。 これまでの歩み ― 土門さんのこれまでのご経歴についてをお伺いします 土門:私は札幌生まれ、札幌

      • 求められたことを写真で表現する。その技術提供者であることが自分の役割です

        野原さんと札幌千秋庵の仕事の始まりは、2023年3月に発売された「大福パン」の写真撮影でした。以来、「巴里銅鑼」や「ノースマン」の季節フレーバー、「月の石」など、野原さんの撮影によって、札幌千秋庵のお馴染みのお菓子に新たな魅力が加わり、より現代的な印象へとアップデートされています。今回の【一日千秋】では、野原さんと写真との出会い、カメラマンとしての道のり、札幌千秋庵の商品撮影におけるこだわりについてお話を伺いました。 カメラマンとしての歩み ― カメラマンを目指すきっかけ

        • 自分のワクワク感をスタッフに届けることが、良い店づくりの秘訣です!

          石澤沙織(いしざわ さおり)さんは、札幌千秋庵の店舗運営部のスーパーバイザー(以下、SV)として店舗スタッフを支える大切な存在。石澤さんの持ち前の明るい笑顔は、店舗スタッフを支える大きな力となっています。今回の【一日千秋】では、SVとしての仕事の魅力や、その仕事に就いた経緯、現在の業務内容について伺いました。 入社のきっかけ ― 石澤さんのご経歴をお聞きします。 石澤:私は北海道の札幌市で生まれ育ちました。幼い頃から「モノづくり」や「イラストを描くこと」が好きで、コンピ

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        • 読むPodcast|札幌千秋庵のおかしなはなし
          3本

        記事

          モノづくりが好きで菓子職人の道へ。和菓子を食べてもらえることが一番の喜び

          千秋庵製菓では、千秋まんじゅうなどの定番商品の他に新春の花びら餅やお盆時期の落雁などをはじめとした季節の和菓子を製造・販売しています。 今回の【一日千秋】では、これらの和菓子の製造を担当する製造部 和菓子ラインの阿部弘(あべ ひろし)さんにお話を伺いました。 菓子職人としてのあゆみ ー 千秋庵製菓に入社したきっかけは? 阿部:私が通っていた高校に届いた千秋庵製菓の求人案内(菓子製造)を見たのがきっかけでした。私は昔からプラモデルなどの「モノづくり」が好きで、製造関連の仕

          モノづくりが好きで菓子職人の道へ。和菓子を食べてもらえることが一番の喜び

          店長の役割は、スタッフが安心して働ける環境を整えること

          冨田 智恵子(とみた ちえこ)さんは、2019年に千秋庵製菓に入社し、現在は新千歳空港店の店長として活躍しています。今回の【一日千秋】では、冨田さんのこれまでの歩みや入社の経緯について、現在の仕事やこれからのことなど、いろいろと掘り下げてお聞きしました。 入社のきっかけ ― 冨田さんのご経歴をお聞きします。 冨田:私は神奈川県生まれで、北海道千歳市で育ちました。千秋庵製菓に入社する前は様々な仕事をしてきましたが、実は社会人としてのスタートは生花店だったんです。私は昔から

          店長の役割は、スタッフが安心して働ける環境を整えること

          1958年から描かれ続けた「札幌の女性」とは?「銘菓 札幌娘」のパッケージデザインの変遷と歴史をご紹介

          札幌千秋庵の代表商品のひとつである「札幌娘」は、1958年(昭和33年)の発売から、67年目をむかえるロングセラー商品です。この「札幌娘」という商品は、2023年10月に6代目のパッケージデザインにリニューアルいたしました。 今回の【一日千秋】は、昭和から令和までの「札幌娘」の歴代パッケージに描かれてきた「札幌の女性像」に注目しながら、パッケージデザインのリニューアルを担当したデザイナー嶋田佳那子さんのインタビューを紹介します。嶋田さんがどのような想いでパッケージを手がけ、ど

          1958年から描かれ続けた「札幌の女性」とは?「銘菓 札幌娘」のパッケージデザインの変遷と歴史をご紹介

          「創業100周年」から「次の100年」へ。千秋庵製菓の新たな道への挑戦【巴里銅鑼】

          千秋庵製菓がまさに創業100年目を迎えようとしている時期に入社し、さまざまな課題の解決に取り組んできた川口敦弘(かわぐち あつひろ)さん。現在も、製造、物流、外商、商品開発などに奮闘しています。今回の【一日千秋】では、川口さんのこれまでの経歴や千秋庵製菓に入社した当時のこと、大きな節目となった業務提携についてのストーリーを伺いました。 千秋庵製菓に入社するまで ― 千秋庵製菓に入社するまでの経歴をお伺いします 川口:私は千秋庵製菓に入社するまでに、本当に色々な仕事を経験

          「創業100周年」から「次の100年」へ。千秋庵製菓の新たな道への挑戦【巴里銅鑼】

          「聞き手に徹して、しっかり寄り添う」これが、私の営業スタイルです。

          神谷直史(かみや ただし)さんは、2023年7月に千秋庵製菓の外商課に加わったニューフェイスです。外商課は、百貨店や量販店、アンテナショップ、コンビニ、空港のお土産店などで千秋庵製菓の商品を販売するための営業を担当する部門です。神谷さんはその中で、新千歳空港を中心に営業活動をしています。今回の【一日千秋】は、神谷さんのこれまでの経歴や営業職についての想い、そして現在の心境について伺いました。 これまでの歩み ― 神谷さんは、千秋庵製菓に入社する前はどのような仕事をしてい

          「聞き手に徹して、しっかり寄り添う」これが、私の営業スタイルです。

          山親爺の新しいパッケージデザインは「山親爺らしさ」を追求することから生まれました

          2024年3月18日にテレビCMが復活すると共に、新パッケージの販売がスタートした山親爺。今回の【一日千秋】は、「読むPodcast 札幌千秋庵のおかしなはなし#02」に続き、山親爺の新しいパッケージデザインを担当した嶋田佳那子(しまだかなこ)さんに、さらに詳しいお話を伺いました。 ー 「札幌千秋庵公式Podcast」がリリースされましたね。収録お疲れ様でした。実際に出演をしてみて、いかがでしたか? 嶋田:すごく緊張しました…。ただ、今回MCを担当してくださった鈴木彩可さ

          山親爺の新しいパッケージデザインは「山親爺らしさ」を追求することから生まれました

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #02

          ※今回の【一日千秋】はPodcastと連動した記事になっています 札幌千秋庵では、2024年3月18日の山親爺のパッケージリニューアルと、山親爺のCM復活を記念して、山親爺に関する音声コンテンツを作成しPodcastで配信しています。是非Podcastを聴いて頂ければと思いますが、記事で読みたいという方向けに、Podcastのコンテンツを基にした記事を作成しました。一部補足も加えながら記事化していますので、あわせてご覧ください。 鈴木:う~ん、やっぱりおいしい!おいしい山

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #02

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #01

          ※今回の【一日千秋】はPodcastと連動した記事になっています 札幌千秋庵では、2024年3月18日の山親爺のパッケージリニューアルと、山親爺のCM復活を記念して、山親爺に関する音声コンテンツを作成しPodcastで配信しています。是非Podcastを聴いて頂ければと思いますが、記事で読みたいという方向けに、Podcastのコンテンツを基にした記事を作成しました。一部補足も加えながら記事化していますので、あわせてご覧ください。 鈴木:う~ん!やっぱりおいしい!今日は、札

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #01

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #00

          ※今回の【一日千秋】はPodcastと連動した記事になっています 札幌千秋庵では、2024年3月18日の山親爺のパッケージリニューアルと、山親爺のCM復活を記念して、山親爺に関する音声コンテンツを作成しPodcastで配信しています。是非Podcastを聴いて頂ければと思いますが、記事で読みたいという方向けに、Podcastのコンテンツを基にした記事を作成しました。一部補足も加えながら記事化していますので、あわせてご覧ください。 中西・鈴木:札幌千秋庵のおかしなはなし

          【読むPodcast🎙】札幌千秋庵のおかしなはなし #00

          『山親爺』を守り続けたい!その使命感が今の自分の原動力

          『山親爺』は1930年(昭和5年)に発売し、2024年で発売94年目を迎えた札幌千秋庵の代表銘菓です。 山親爺の発売初期から製造に携わってきた職人が次々と定年を迎える中、「伝統の味を守りたい」という強い想いで、自ら山親爺の製造チームの旗振り役を買って出たのが、製造部 山親爺課の高橋雄二さんです。 今回の【一日千秋】は、高橋さんの和菓子職人としての歩みや、山親爺の伝統を守り続けている今の想いをうかがいました。 千秋庵製菓の職人としての歩み ― 入社のきっかけは? 高橋:

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          シンプルな作業の中に、いろいろな技術や情報が詰まっているところが「パッケージング」の面白さ

          普段何気なく目にするお菓子の包装(パッケージ)は、「商品の魅力を引き立たせる役割」や「品質を安全に保つ役割」を担っており、そこには様々な技術と工夫が込められています。 今回の【一日千秋】は札幌千秋庵のお菓子の包装を担当する、パッケージング課 課長の坂東千鶴子さんにお話を伺いました。 千秋庵製菓での歩み ー 入社のきっかけは? 坂東:大学時代に食品科学を専攻していたこともあり、「将来は食品製造の工場で働きたい」と考えていました。千秋庵製菓に入社したのは、幼い頃に見ていた山

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          「いつも変わらぬ美味しさを届けること」が和菓子職人として当たり前の心がけ

          和菓子は製品に含まれる水分量や、材料、製法によってさまざまな種類に分けられます。その中で「焼物(やきもの)」は「どら焼」を中心に、最もポピュラーな和菓子の種類のひとつです。 今回の「一日千秋」は札幌千秋庵の「焼物」の製造を支える、焼物課 課長の木立利一さんにお話を伺いました。 木立さんの菓子職人としての歩み ― 入社のきっかけは? 木立:「山親爺のテレビCMを見たこと」ですね。お菓子づくりの製造技術が全て身につくだろうと思って、1973年(昭和48年)に入社しました。

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