- 運営しているクリエイター
#一心
神様と病人との間に風も通さぬほどの一心
神の前に参りて祈願してもらう時は、百姓にたとえてみれば、田の水が干て困ると言うて水番を頼み、水は用水路に流れ、田に入りこんでも十分ぬまらぬ(ぬからぬ)、よく見れば、だんだん穴があいていたというようなことでは、神様のおかげをいただくにも暇がいる。
せっかく参って祈願するほどのことであるから、神様と病人との間に風も通さぬほどの一心で願いなさい。
此方には、帳面へ書き記したうえ、毎日願うのである。
神様と氏子との間に悪いことをはさまんような信心
神や仏に数々頼む人は、何神様のおかげを受けたやらわからん。天地金乃神へ一心に頼み、全快すれば、ありがたいことがすぐに知れる。金神の障りもないようになる。
神様と氏子との間に悪いことをはさまんような信心をしなさい。
金光教教典
369頁
山本定次郎の伝え
15
おはようございます。
一心とは、あちこちの神様や仏様に頼むのではなく、天地金乃神様一筋となることです。
一心にはそういう意味
神様へ氏子がすがるのに、お見捨てにはなるまい
神様へ氏子がすがるのに、お見捨てにはなるまいではないか。わが子が難儀な時に、親へ正直な頼みをするのに、見捨てはすまい。神様も親も同じことぞよう。一心に信心しなさい。
金光教教典
368頁
山本定次郎の伝え
14
おはようございます。
これまでの神様は願いっぱなしで、おかげがあるかないか分からなかったが、この神様は、すがれば助けてくださる神様である。
それは、難儀な子どもが正直に気持ち