マガジンのカバー画像

御教え

394
金光大神(こんこうだいじん、金光教の教祖)の御教えを,毎日頂きます。
運営しているクリエイター

#一心

神様と病人との間に風も通さぬほどの一心

神様と病人との間に風も通さぬほどの一心

神の前に参りて祈願してもらう時は、百姓にたとえてみれば、田の水が干て困ると言うて水番を頼み、水は用水路に流れ、田に入りこんでも十分ぬまらぬ(ぬからぬ)、よく見れば、だんだん穴があいていたというようなことでは、神様のおかげをいただくにも暇がいる。

せっかく参って祈願するほどのことであるから、神様と病人との間に風も通さぬほどの一心で願いなさい。

此方には、帳面へ書き記したうえ、毎日願うのである。

もっとみる
神様と氏子との間に悪いことをはさまんような信心

神様と氏子との間に悪いことをはさまんような信心

神や仏に数々頼む人は、何神様のおかげを受けたやらわからん。天地金乃神へ一心に頼み、全快すれば、ありがたいことがすぐに知れる。金神の障りもないようになる。

神様と氏子との間に悪いことをはさまんような信心をしなさい。

 金光教教典
 369頁
 山本定次郎の伝え
 15

おはようございます。

一心とは、あちこちの神様や仏様に頼むのではなく、天地金乃神様一筋となることです。
一心にはそういう意味

もっとみる
神様へ氏子がすがるのに、お見捨てにはなるまい

神様へ氏子がすがるのに、お見捨てにはなるまい

神様へ氏子がすがるのに、お見捨てにはなるまいではないか。わが子が難儀な時に、親へ正直な頼みをするのに、見捨てはすまい。神様も親も同じことぞよう。一心に信心しなさい。

 金光教教典
 368頁
 山本定次郎の伝え
 14

おはようございます。

これまでの神様は願いっぱなしで、おかげがあるかないか分からなかったが、この神様は、すがれば助けてくださる神様である。
それは、難儀な子どもが正直に気持ち

もっとみる

今月今日で一心に頼むがよろしい

今月今日で一心に頼むがよろしい。

 金光教教典
 363頁
 山本定次郎の伝え
 3

おはようございます。

昨日頂いた御教えの一番最後にあったお言葉です。
天地書附にも「今月今日でたのめい」とあります。

「今月今日で」とは、昨日頼んだから今日は頼まなくていいということではなく、おかげを頂くまで毎日々々ということです。

信心は昨日したからいいというものでもないし、明日するものでもありませ

もっとみる
一心になる心

一心になる心

一心になる心は、子供をこしらえる時のようなぐあいに思い知れよ。

 金光教教典
 359頁
 鳩谷古市
 4

おはようございます。

鳩谷古市さんが一心についてお尋ねになりました。「一心と申すこと、はなはだむつかしきものと思います。拝みながら、いろいろのことが思われましたり、心の内がどさくさといたしますようにござりまするが、どういうものでござりましょうか」

このお尋ねに対するお言葉が上の御教え

もっとみる
神様にも信心して、ほれこめ

神様にも信心して、ほれこめ

氏子、ほれるということは、じゃらじゃらしたことのようなが、これは実に結構なることであるぞ。ほれたとなると、ほれた人のためには、たとえ自分の命が果てるとも、火の中、水の中でもいとわぬと思うものであるが、たとえほれても、人の女房にはほれるな。

大工、左官、職人ならば、親方にほれよ。親方にほれたら、何でも親方の言うことをよく聞き、横着気のなきものなり。そうすると、親方もこれを見て、この弟子は実に横着気

もっとみる
神に一心が届いた

神に一心が届いた

今日は神に一心が届いた。寅の年の病気も、さっそく全快をさしてつかわす。その方は、まことに一心の定まる女である。

 金光教教典
 351頁
 仁科志加
 3

おはようございます。

自分の腹から練りだした信心をせよ、そうでないと夫の病気のことにつき取り返しのつかないことになると教祖様に言われて、志加先生はその帰り道、裸参りをしようと思い立ちました。

帰ってそのことを母親に話すと、母親は反対をし

もっとみる
自分の腹から練り出した信心でなければおかげにならない

自分の腹から練り出した信心でなければおかげにならない

人に教えられてするような信心ではおかげにならない。自分の腹から練り出した信心でなければおかげにならない。

 金光教教典
 351頁
 仁科志加
 3

おはようございます。

一心が足りないとあとで悔やむことになると、教祖様から御教えを頂かれ、志加先生は、いっそう信心に励まれました。

それでも、「まだ信心が足らない。二月八日が来るぞ」とのご理解があり、ある日、「一生懸命に信心しないと、取り返

もっとみる
その方はまだ一心が足らない

その方はまだ一心が足らない

備前岡山の士族の子供らが寄り合って、ともに遊んでいた時、その子供のうちの一人が竹光の刀を持っているのを他の子供らが知り、「お前は竹光の刀を持っている。それが何になるのか」とあざけった。

すると、その子供は「ばかを言え。そんなら、ともに勝負をしよう。しかし、だれ一人も命を失ってはならないから、あの岩を切って、ともに勝負をしよう」と約束をし、ほかの子供らは、みな有名な刀でその岩に切りつけたが、いずれ

もっとみる
一心の心をもって

一心の心をもって

かれやこれやと心を迷わさず、一心の心をもって三か年祈願せば、病根を断つべし

 金光教教典
 347頁
 難波幸
 1

おはようございます。

今年で命が終わるという話を聞いて難波幸先生は、「私には当時、西も東も知らぬ幼少の娘あり、今にして死なば、一家の浮沈にも関することゆえ、なにとぞ一命お救いくださ」いと、お願いされたのでした。

そのお願いに対して、上のお言葉がありました。

*

難波

もっとみる
一心になれよ

一心になれよ

一心になれよ。

 金光教教典
 337頁
 道願縫
 2

おはようございます。

縫先生の養子・善兵衛さんがお参りしたのは、1人でお参りしたのではなく、近藤藤守先生、二代白神新一郞先生のお供をして、栄次郎(もう一人の養子)、高(娘)、嘉助(店員、後の芝教会初代・大場吉太郎先生)、多吉(店員)が参拝した時の一行の一人でした。

今日は、嘉助さんのお話です。

*

一行は大阪の川口から船に乗り

もっとみる
一心になれ

一心になれ

一心になれ。つるべで水をくむごとくに、おかげはいただけるぞ。

 金光教教典
 330頁
 島村八太郎
 23

おはようございます。

天地書附に「一心に願」とあります。その一心のことを言っておられます。

一生懸命
一心不乱
無我夢中

そういう一心があります。
25年前、こちらの札幌南教会に来たあと数年、そんな感じでした。

朝5時半に起きて夜11時に寝る。そういう生活でした。
起きている間

もっとみる