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一心になれ

一心になれ。つるべで水をくむごとくに、おかげはいただけるぞ。

 金光教教典
 330頁
 島村八太郎
 23

おはようございます。

天地書附に「一心に願」とあります。その一心のことを言っておられます。

一生懸命
一心不乱
無我夢中

そういう一心があります。
25年前、こちらの札幌南教会に来たあと数年、そんな感じでした。

朝5時半に起きて夜11時に寝る。そういう生活でした。
起きている間、あっという間に時間が過ぎました。寝た瞬間に朝が来るという感じでした。
ここの教会はなんと忙しいのだろうと思っていました。

*

一心だったと思いますが、当時を振り返ると、この一心には「我」がありました。「おれがしている」「おれががんばっている」というものです。

一心には別の意味もあります。

神様と一つ心

そういう一心です。
「天にまかせよ 地にすがれよ」という御教えががありますが、ここの御教えにあるように「まかせてすがる」ことができると、神様と一つ心という一心になります。自分がなくなります。

札幌南教会にご縁を頂く前、いくつもの後継のお話を頂いていました。

ある時「自分で決めることはできない。神様に決めていただこう」と思いました。「まかせてすがる」心ができた瞬間だったと思います。
心が定まって以降、ぶれが生じることがありませんでした。

ですから、ここの教会は神様が見つけて下さった教会だと思っています。
最高の教会です。

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