一心になる心
一心になる心は、子供をこしらえる時のようなぐあいに思い知れよ。
金光教教典
359頁
鳩谷古市
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おはようございます。
鳩谷古市さんが一心についてお尋ねになりました。「一心と申すこと、はなはだむつかしきものと思います。拝みながら、いろいろのことが思われましたり、心の内がどさくさといたしますようにござりまするが、どういうものでござりましょうか」
このお尋ねに対するお言葉が上の御教えです。
*
このように教祖様に教えていただかれた鳩谷さんは、得心をされました。そのことを次のように記しておられます。
「これ、実の一心なり。子供をこしらえる時に、とても、歌を歌い歌いはできぬ。また、余のことを考え考えではできぬ。実に、一心とは一筋の心なり。これを悟りて感心いたし候。一心、実はこれなり」
素直な鳩谷さんに感動します。
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