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神様と病人との間に風も通さぬほどの一心

神の前に参りて祈願してもらう時は、百姓にたとえてみれば、田の水が干て困ると言うて水番を頼み、水は用水路に流れ、田に入りこんでも十分ぬまらぬ(ぬからぬ)、よく見れば、だんだん穴があいていたというようなことでは、神様のおかげをいただくにも暇がいる。

せっかく参って祈願するほどのことであるから、神様と病人との間に風も通さぬほどの一心で願いなさい。

此方には、帳面へ書き記したうえ、毎日願うのである。

 金光教教典
 387頁
 山本定次郎の伝え
 45

おはようございます。 

家族や大切な人が病気になったら、その人の回復を祈ります。

その祈りにおいて、神様と病人との間に風が通るような隙間があってはならん、とおっしゃいます。



わたしは、そんな方と共に信心させていただいてきました。

ある方は、毎日真剣にご祈念されて、ひどい鬱の家族を回復に導かれました。

またある方は、独特の工夫をされて祈りに取り組まれました。病気の息子さんが回復し,社会復帰を果たし、正社員になられるまでのおかげを頂かれました。

その祈りにおいて、神様と病人との間に風の通りようがありませんでした。

*  

お届けされる方は、皆、その祈りをされます。

わたしもうかうかしていてはいけません。

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