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CBDがもたらす効果効能

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


前回まで、
CBDの成分や取り扱い方など
ご紹介しましたが、
今回はCBDを使用してどのような
効果効能があるのか
ご紹介していきます。


《糖尿病の発症リスク軽減と
糖尿病の根本原因を改善し予防する》

40歳以上の4人に1人が罹患していると
言われるのが糖尿病です。


糖尿病を患っている人が1000万人、
予備軍(糖尿病が強く疑われる人)が
1000万人と推定され、年齢が上がると
ともに有病者数が増える傾向が
続いています。


糖尿病は血液中のブドウ糖が増え続ける
病気です。ブドウ糖が多い、つまり
血糖値が高いことで血管や血液の状態が
悪化して、疲れやすくなったり、
喉が渇いたり、痩せてしまうなど様々な
症状が現れます。


自覚症状がないのも特徴で、
高血糖のまま放っておくと、
全身の血管が傷つき、
動脈硬化や網膜症、腎臓障害といった
様々な合併症が出てきます。


CBDの糖尿病への効果が期待できる
研究データが報告されています。

2008年に
イスラエルのヘブライ大学医学部が
発表した非肥満型糖尿病(NOD)マウス
にCBDを投与した研究では、
Ⅰ型糖尿病の発症リスクが大幅に低下
したと報告されています。


また、CBDはECSに働くことで、
摂食量抑制やエネルギー代謝活性化を
を通じて、Ⅱ型糖尿病を改善することも
報告されています。


さらに、高血糖によって引き起こされる
炎症についてもプラスの効果をもたらす
という結果も出ています。

このことからCBDの糖尿病予防、合併症
のリスク軽減に期待が寄せられています。


CBDには食欲調節や痛み、ストレスなど
への作用もあり、糖尿病の原因でもある
生活習慣による症状を改善する可能性も
注目されています。


《CBDと関節リウマチ》
関節で炎症が起き、腫れや激しい痛みが
起こる関節リウマチがあります。


関節を動かさなくても痛みがあり、
いずれ軟骨と骨が損傷し、
生活が制限されてしまう厄介な病気です。


日本には70万人以上の患者がいて、毎年
約1万5000人が発症しているという統計
があります。


30~50歳の発症率が特に多く、
男性より女性がかかりやすい特徴
があります。


免疫機能が異常をきたし、
自分自身の細胞を攻撃してしまうことが
関節リウマチの原因と考えられています。


こうした免疫異常で起こる病気は
自己免疫性疾患とよばれ、
過労やストレスなどをきっかけに
発症することもあります。


強力な抗炎症作用があるCBDは、
ほとんどの痛みに対して効果があると
言われますが、関節リウマチの痛みも
軽減してくれることがわかっています。

関節リウマチ滑膜繊維芽細胞(RASF)
のIL-6/IL-8/MMMP-3産生をCBDが低下
させ、関節リウマチの炎症を悪化させる
TNF(腫瘍壊死因子)というサイトカイン
の働きを抑えました。

TRPA1たんぱく質とミトコンドリアを
活性化することで
CBDが細胞内カルシウムレベルを
上昇させることがわかりました。


リウマチで関節が脆くなり、骨粗鬆症
になるのを予防してくれる可能性も
認められています。


CBDは関節リウマチの痛みを軽減する
だけでなく、炎症自体を抑えて、
壊れた軟骨や骨を修復するという
働きも期待されています。


《神経伝達システムを正すことで
アルツハイマー病を改善》
記憶や認識、判断などの認知機能が
低下することで、生活に支障をきたす
のが認知症です。


現在、国内の認知症患者は600万人以上
と推計され、65歳以上の6人に1人が
認知症有病者と言われます。


この認知症の60~70%を占めているのが
アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)
です。


高齢化社会に伴い患者数は増加を続け、
40~50代で発症する
若年性アルツハイマー病も含めて社会問題
にもなっています。


アルツハイマー病は、脳にアミロイドβ
やタウたんぱく質が溜まることで
脳細胞が損傷し、さらに神経伝達物質が
減少することで症状が悪化していく
進行性の脳疾患です。


近年、さまざまな治療法が
研究されていますが、未だに根本的な
治療法は確立されていないのが現状です。


このアルツハイマー病の治療の有力候補
と考えられているのがCBDです。

アルツハイマー病の病因
に関与しているとされるPPARγ
(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体)
を活性化することで、海馬の神経新生を
刺激することがわかりました。

さらに、トランスジェニックマウス
を使った実験で、CBD投与群のマウスが
認知機能や運動機能、不安行動が改善
されたことが報告されています。


アルツハイマー病とCBDに関する研究は
現在も世界中の医療機関や大学で
行われています。


さらに研究が進むことで、
アルツハイマー病の予防・治療の一環
としてCBDの効果が活用されるでしょう。


《不眠症を改善し睡眠の質を上げて
健康な身体をつくります》
睡眠障害のひとつである不眠症があります。
睡眠にはレム睡眠(体は休んでいるが脳が
動いている浅い眠り)と
ノンレム睡眠(脳が休んでいる深い眠り)
があり、


この2つが一晩に数回繰り返される
ことで、私たちは身体と脳が休まり、
身体的・精神的な健康を保っています。


そのため、床についてもなかなか眠りに
つけない、いったん眠りについても翌朝
起床するまでに何度も目が覚める、


眠りが浅く睡眠時間のわりに熟睡した
感じが得られないなどの睡眠障害が続く
と、日中の眠気や集中力の低下、倦怠感、
疲れなど様々な体調不良を引き起こして
しまいます。


2019年にアメリカで睡眠障害または不安
に対するCBDの有効性について臨床研究が
おこなわれました。


専門家により睡眠障害または不安障害と
診断された72人の患者に1日25㎎のCBDを
投与するというもので、この研究では
全患者の約7割に睡眠の改善が見られると
報告されています。

さまざまなストレスにさらされる
日本では約5人に1人が不眠の症状に
悩んでいると言われています。


CBDは過剰摂取や乱用の懸念がなく、
睡眠障害を改善する成分として
期待され、世界中でさらなる研究が
進められています。


少し長くなってしまったので
次回もCBDの健康力・美容力等の
効果効能の続きをご紹介していきます。


CBDについてのご相談がありましたら
CBD製品を扱っておりますので
いつでもお気軽にお問合せくださいね。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。


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