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ノニの癒しの効果の威力

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


前回はノニの成分の癒しの効果
についてご紹介しましたが
今回はその続きになります。


《ノニで高血圧、動脈硬化を改善》
生活習慣病の代表的な疾患に
高血圧があります。


血圧とは、血液が血管のなかを流れる時
に壁にかかる圧力の事です。


上の血圧(心臓が収縮する時の血圧)
と下の血圧(心臓が拡張する時の血圧)
どちらかが正常域を上回っている状態
を高血圧といいます。


この状態は血管に負担がかかり、
内壁が傷ついたり柔軟性がなくなり、
動脈硬化が起こりやすくなります。


さらに、脳卒中や心疾患、慢性腎臓病
など重篤な病気の引き金になることも
あるのです。


ノニの成分には、スコポレチンという
血圧を正常域にコントロールし、
バランスをとり働きがあります。


また、
高コレステロールや血中脂質の改善にも
力を発揮し、動脈硬化を阻止する働きも
あり、結果的に血流の状態が改善され
脳血栓や脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、
狭心症の予防と改善にもつながります。

高血圧患者の臨床実験は
アメリカのスタンフォード大学、
カリフォルニア大学、
イギリスのロンドンユニオン大学など
多数の機関で行われ、ほぼ同じような
改善結果が出ています。


アメリカのスコット・ガーソン博士の
臨床試験では、9人の患者(男6人、女3人)
に2週間ノニを飲んでもらい、8人の血圧
に降下が見られました。


正常値になった人が
ノニの摂取をやめたところ元の高血圧に
戻りましたが、再びノニを飲むと血圧が
正常になりました。


ノニのさまざまな成分の幅広い作用は
生活習慣病予防の分野にも
期待されています。


《ノニで肥満予防》
食生活の欧米化や生活様式の変化に伴い
年々、肥満が増加しています。


肥満とは体脂肪が過剰に蓄積した状態
のことです。
肥満が引き起こす様々な身体のリスクは
メタボリックシンドロームなどの
社会問題にまでなっています。


ノニはこうした肥満や高血糖にも有効
であることがわかってきました。

マレーシア大学でノニの葉を凍結乾燥など
して抽出したものをラットに与えた結果、
ラットの脂質の減少が見られました。


肥満とも大きな関係があるグルコース代謝
や血糖値などに関して、ノニは有意な改善
をもたらすことがわかりました。


血液中のブドウ糖の濃度であるグルコース
が高い時の状態を高血糖といいます。


高血糖になった血糖値を下げるために
インスリンが過剰に分泌された結果、
余分なインスリンが脂肪を形成します。


ノニの葉に多く含まれるルチンは
インスリンの分泌を正常化し、血糖値や
血圧を低下させ、血流をスムーズにする
働きがあります。


また、ノニは腸内微生物(腸内細菌)を
活発にすることにより排便を正常に促す
ため、美肌効果やダイエットにも
つながることがわかっています。


《ノニで糖尿病予防》
糖尿病は、糖代謝の異常から起こります。
インスリンの作用が十分でないため
ブドウ糖が有効に使われず、
血糖値が高くなるのです。


糖尿病の本当の恐ろしさは合併症にあり、
神経障害、網膜症、腎不全が3大合併症と
呼ばれています。


合併症の引き金は、終末糖化産物(AGEs)
であるといわれています。


AGEsとは、血液や組織内であまった
ブドウ糖とたんぱく質が結び付き(=糖化)
反応を起こすときに生み出される物質です。


慢性的に高血糖が続くと、
AGEsの生成が促進され全身の血管で
動脈硬化を起こします。


ノニの成分イリドイドは糖化を防ぎ、
AGEsが体に溜まらないように排出を
促します。


細胞を正常化させることで代謝を高め
細胞の働きを高めてくれるのです。


また、パイナップルの800倍も
ノニに含まれている成分プロゼロニンは
ノニの酵素プロゼロニネーゼの働きにより
体内でゼロニンに変換されます。


このゼロニンにも
細胞の修復・正常化作用があり、
インスリンを分泌するβ細胞の働き
を取り戻せるのではないかと
いわれています。

遺伝性肥満型の糖尿病対象マウスに、
正常食とノニを乾燥・粉砕し発酵した
ものを、90日間にわたり与えました。
発酵ノニを与えた群は、正常食を与えた群
に比べてインスリンレベルが約40%も減少
しました。

空腹時の血糖値は正常食に比べ、
健康食、ノニ、発酵ノニそれぞれで
減少しました。
なかでも発酵ノニは著しい減少が
見られた図です。


アメリカの
ジェネラルホスピタル医学部長
モナ・ハリソン医師は
ノニのプロゼロニンがゼロニンとして
働くことで血糖値が安定する事実を
明らかにしています。


また韓国の研究チームの実験では、
マウスの血糖値を下げ糖尿病の症状を
著しく改善することがわかりました。


さまざまな可能性が秘められている
ノニの成分には、
今後ますます目が離せません。


《ノニで脂肪肝減少》
脂肪肝の主な原因のひとつに過度な飲酒
があげられます。


体内に入ったアルコールを肝臓が解毒し
体外に排出する過程で、
肝臓の働きに異常が生じ、
脂肪が溜まっていくことで脂肪肝になる
のです。


また、非アルコール性脂肪肝の原因には
肥満、糖尿病、高脂血症(脂質異常)が
挙げられます。


糖尿病などの合併症で脂肪肝から肝硬変
になるケースもあり、脂肪肝はけっして
見過ごせない病気といえます。


皮下脂肪や内臓脂肪を減らすためには
インスリンの分泌を低く抑えることが
有効です。


この低インスリン状態にさせる成分が
ノニには含まれています。


まずは中鎖脂肪酸です。
糖尿病予防ホルモンである、
アディポネクチンを増加させる働きや、
すみやかにエネルギーに変換される作用、
他の脂肪酸を燃焼する作用があります。


次はペクチンを主とする水溶性食物繊維
です。
糖や脂肪をゆるやかに吸収する作用
があります。


3つ目はカリウムです。
利尿作用があり、身体に溜まっている毒素
や余計な水分を排出する作用があります。


そして必須アミノ酸である
バリン、ロイシン、イソロイシンは人の
体内で生成できない必須アミノ酸で、筋肉
組織を活性化させ基礎代謝がアップします。

台湾国立大学の研究によると、
高脂肪食を与えたマウスに1年間室温で
発酵させたノニを9㎎/kgを6週間与えた
ところ、中性脂肪値とコレステロール値
が減少し、肝脂肪や内臓脂肪が減少する
とともに、抗炎症反応も見られました。


ノニが奇跡のフルーツと
大切にされてきたのはこのような
不思議な薬用成分がわんさか含まれている
からです。


《ノニでメンタルヘルス改善》
さらに近年は、うつ病や統合失調症、
自律神経失調症、心身症などを患う人が
増大し、深刻な社会問題になっています。


うつ病は脳の神経伝達物質である
セロトニン、ノルアドレナリン、
ドーパミンが減ることにより発症すると
されています。


1993年、ハワイ大学のシム博士は、
ノニに含まれる成分の多くがセロトニン
と関連していることを発見しています。


また統合失調症は、ドーパミンの機能異常
により発症するとされています。
統合失調症の陽性症状(幻覚や妄想など)は
ドーパミンが過剰になると現れます。


近年行われたマレーシア大学の実験で
ノニに統合失調症の治療薬である抗精神薬
と同様の効果があることがわかりました。

この実験では、
ノニ抽出物それぞれ量を変えて与えた
マウスに1時間後アポモルヒネを投与し、
クライミング行動や上昇時間を
計測しました。


ドーパミン神経伝達の促進作用がある
アポモルヒネは、マウスを興奮状態にし
壁を駆け上がるなどのクライミング行動
をとらせます。


一方、ノニを与えたマウスはこうした
行動が抑制されたのです。


精神疾患の発生メカニズムの多くはまだ
明らかになっていませんが、ノニの成分
は精神全体を安定させ、幸福感を司る
セロトニンに作用すると
考えられています。


《ノニの体験談》
いままでご紹介してきたように
身体の中の老化や病気の原因を
排泄へ促したり、
精神面でも快活に情緒を安定に導く
食べ物って聞いたことがなかったので
正直わたしは驚きました。


ほんと不思議なオーガニックの
薬用発酵植物のノニですが、
実際にわたしもタヒチ産のノニを
口にしてもうすぐ2年になります。


最初は、単純に
果物なのにたんぱく質のアミノ酸が
入ってるのはなぜ??っていう
好奇心からでした。


独特な発酵臭が苦手だったのですが
慣れてしまえば全然平気です。


どちらかというと、わたしより
周りの方から
「あら、お肌綺麗ね」
「なんか、痩せたんじゃない?」
「年齢が不祥すぎる」
と言われるようになり、
少しずつ老化に対抗して
体質改善できているのが嬉しいです。


私が一番効果を感じているのは
日光過敏症です。
夏になると紫外線が強くて日焼け止めを
塗っても外に数分出るだけで
肌が火傷で真っ赤に腫れあがってしまう
のが悩みでした。

だけどノニを摂ってからの夏、気づいたら
そういえば肌が焼けたとしても皮がむけず
すぐに赤みが引いて健康的な黒さ
になってしばらくするとまた白くなって
いくことがわかりました。

でもなかなか体質改善って時間がかかるし
なんせ一人では何をしたらいいのか
わからず難しいですよね。


そこで出会ったのがこのノニで、
特にタヒチ産のノニは薬用成分が
300種類以上という驚異のパワー。
フルーツでもあり、ハーブでもあり、
漢方でもあり、薬でもある効果があった
のです。


それから私は臨床検査技師の知識と
ノニやCBDなどの
オーガニックの薬用発酵ハーブを扱い
体質改善コンサルタントとして
メディカルハーブの研究をしています。


もしなにかどんな小さなお困りごとなど
ありましたら、いつでもご相談ください。


少し長くなってしまったので
次回はノニの知られざる深い話を
ご紹介していきます。


参考資料:栄養書庫-ノニの健康力
パートナーコ


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。

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