在宅ワーカーが元気に仕事を続けるための3つの工夫【現役ライターが伝える】
今回は、余白を少し開けて気づいた最近の学びや、在宅ワーカーが仕事を続けるためにやった工夫をまとめてみました。
余白を開けることで得られた気づき
ここ数ヶ月、意識的に余白を開けて過ごすようにしています。すると、ワクワクを感じることが増えていい感じです。
抽象的な表現になってしまうけれど、自分の心の声が聞こえやすくなっている気がします。必要なものや仕事、人や場所などが、考えなくともなんとなく「わかる」のです。
あ、これぞ「直感」なのかぁと、体感しながら学んでいます。
今ふり返ると、時間やタスクに追われているときは、じっくり考える割には選択を間違えたり、必要のないものに捉われたりしていることが多かったなと気づきます。
先月、今月と旅に出かけたからかもしれません。人との出会いや普段と違う景色や感情に触れて、いつもと違う流れを作ったから。
そのような気持ちで過ごすからか、不思議と仕事でも、うれしい言葉をいただくことが続くこの頃です。
在宅ワーカーが仕事を続けるための工夫
さて、ここからは本題。在宅ワーカーの私が、心身ともに健全で仕事を続けるために実践してきた工夫を3つ紹介してみようかなと思います。
在宅で仕事を始めてみたけれど、ちょっと継続を迷っている
仕事が続けられなくて悩む、つらい
「在宅で働く人」って実際どんな感じ?
という方に向けて書きました。
私は約10年の事務職から未経験からライターにチャレンジして5年目、在宅ワーク歴は3年目です。なぜか仕事が続かず悩み、うつ状態まで陥った自分の体験から、仕事が楽しく続けられるようになった工夫を書いております。
実は今のような内容の電子書籍を書こうとしていますが、どうも進まないので……試しにnoteで書いて練習してみます。
誰かの役に立てばうれしいです。
【前提】特定の仕事が続けられる人は「適性が高い」から
さぁ偉そうに書き出してみましたが、ライター5年目の私でも「難しいなー」と頭を抱えるし、書いているときは大変で苦しいことも多々です。
ネットやSNSでは「ライターは誰でもできる」と言われがちだけど、続けられるかどうか?は明らかに向き不向きがあると正直感じています。3年以上ライターを続けている人は、努力はもちろんだけれども「適性が高いから」だと感じるのです。
とはいえ、そんな自分でも自信がなくなる瞬間は多々もあります。数年後は続けているかもわかりません(笑)上司や先輩がいないフリーランスや事業主の方は、何度もこうした悩みや孤独を味わうと思います。
なので、何かに続かず悩んだり、思うようにいかなかったりすることは、単純に「自分には不向きなこと」をやっているだけからかもしれません。
【工夫1】「改善データ」と「うれしかったデータ」を作る
在宅で仕事をするようになり、私は2つのことを実践しています。成長につながって自分も周りもしあわせにできると思うからです。
改善データを作る
うれしかったデータを作る
クライアントからの指摘やフィードバックは淡々と案件ごとにまとめて、自分専用のマニュアルを作っています。これが「改善データ」です。次の依頼に活かす改善と自分の癖を分析するためです。
会社員ではない人が、継続的に誰かから仕事をいただくには、常にスキルやコミュニケーションなどを高める勉強や努力は欠かせません。私と同じように働いている在宅ワーカーは多くいるし、来月にはなくなるリスクも視野に入れる必要があります。
いただいた指摘やフィードバックは落ち込むこともありますが、今後に活かせると信頼につながります。人はつい、言われたことも数日たつと忘れる生き物です。作業時に毎回データを開いてチェックすると「あ、抜けていた」と気づくこともあります。
そのため、少し地味ですが、冷静にデータ化するのをおすすめです。
クライアントや読者のために想ってやった改善作業は、必ず自分に返ってきます。収入や成果につながるまでは少しタイムラグがあるけれど、経験や信頼、成長など「無形の資産」が積み上がっていると感じます。
とはいえ、改善データだけを見ると「まだまだだなぁ……」と落ち込むので、同時にいただいてうれしかった言葉もスクショに撮って、データでまとめています(笑)これが「うれしかったデータ」です。
人が何かを辞めてしまう原因はさまざまですが、収入以外の理由として「役に立っているかわからない」「自信がなくなる」「不安」があります。特に在宅ワーカーのように1人で働いていると、お金以外の「他者への影響」や「成果」などを実感しにくいのです。(そして、ほかの人が輝いて見える……)
そんな風に落ちたとき、感謝の言葉や喜びの声を眺めると「またがんばろう!」と背中を押される気持ちになります。
また、「(そこまで労力はかけていないけど)なぜかうまくいくこと」「すごく人に喜ばれていること」などに気づけて、新たな自分の可能性にも冷静に気づくきっかけになります。
ライターに限らず何か自分でサービスを提供している人には、ぜひおすすめです!
【工夫2】いつもと環境を変えてみる
それでも少し停滞や落ち込みが続くときは、冒頭で書いたみたいに人に会いに行くか旅に出るなど、環境を変えるようにしています。すると、また気づきや発見が得られて、不思議と流れが変わっていいほうに進むことが多いのです。
感覚的なことですが、心が緩むと「自分にとって大切な価値観」「本音」にフッと気づける可能性が高まるので、おすすめしたい方法です。
【工夫3】決めたことを途中で変えてもいい
自分で仕事をすると決めてから、決めたことでも途中で変えてもいいことにしました。
今でこそライター業をメインにしていますが、実は初心者の頃はライターに挫折して(笑)、以下のような仕事もやってきました。
どれも楽しかったのですが、今のところ向いていたのが「私の場合は」ライターだなと気づいたのです。(もちろん、ライター以上に向いていることや、誰かのためにやってみたいことがあれば、そちらも挑戦する予定です!)
だから、仕事や副業など何かをスタートさせた人は途中で方向変換してもいいと思っています。体感しないと気づかないことがあるし、チャレンジ自体に意味があると思うからです。
昔は「ちゃんと続けなきゃ」「3年は続けなくては……」と苦しかったけれど、無理なものは無理でした(笑)そうした思い込みが強くてがんばっていた時期もありましたが、途中でうつ状態に陥ったり、謎の体調不良になったりしました。
今、求人のインタビュー記事をチェックする仕事もしていますが、世の中には多くの会社や仕事があるのだと驚きます。だから、この中から「一発でピッタリな仕事が見つかる人は少ないのでは?」といつも感じます。
ちなみに、私が経験した勤務形態は、
と、いろいろです。
また勤務した会社の種類は、
と、さまざまで(笑)
正直、こうした多数の勤務経験は「普通」ではないかもしれないので隠したい過去でもあるのだけど、あえて書いておこうと思います。
新卒で超絶向いていない仕事したことから「自分は社会不適合な人間だ」と感じていたので、さまざま仕事をチャレンジして必死に探していました。
すると、会社や所属している人の特徴や傾向など、さまざまなパターンがあることに気づいたのです。
人が仕事を続けられるときと、辞めるとき。
仕事が「できる」と言われる人と、そうでない人。
人間関係が良くても、仕事が続かないとき。
仕事が楽しくても、続かないとき。
努力で変えられることと、そうでないこと。
今回は長くなるので詳細は割愛しますが、あらゆる経験と分析のおかげで、なんとなく自分の適性や傾向はわかり、今はフリーランスの道に行き着きました。
こんな私だから思うことは「自分で体感してみて最適解を作ればいい」と思うのです。
何かを辞めるときは理由・反省点を考えて、次に活かすと決める
でも、ただ仕事を辞めるだけでは同じことをくり返してしまいます。
何かを辞めるときは、そこから得た学びや改善点、反省すべき点を必ず考えて、次に活かすことを決めるのがおすすめです。私は失敗したことも「次に出会う人のために絶対活かすぞ!!」という気持ちをずっと持っています。
すると、過去の経験は無駄にならないし、突然過去を思い出して湧いてくる罪悪感も薄れていきます(笑)だからこのようなnoteを書くのです。
新卒の頃、教育係だった先輩が私で言った「ないなら、自分で居心地の良い環境を自分で作ればいいよ」の言葉が、今もずっと支えになっています。
▼当時の様子
今は、当時の先輩と近い年齢になっています。
「わたしは今、少しは自分で環境は作れているだろうか」と、当時のことを最近はよく思い出します。
いや、まだまだなぁ……と、自分と対話を重ねながら試行錯誤する予定です。
まとめ|自分なりのルーティンを持っている人は強い
以上が、在宅ワーカーが仕事を元気に続けるための工夫です。
「なぜ続けられるのか?」と言われると、こうした自分なりに向いているルーティンを持って続けているからだと思います。
あと、お仕事を定期的にいただけて今日も楽しくやっていけているのは、「地道なくり返し分析」と「周りの人の縁」のおかげだなぁ感謝する日々です。会社を辞める前は不安だったし、なぜ生きているのかわからず毎日絶望の淵にいました。
とはいえ、まだまだ私も試行錯誤で模索中です。定期的に自分と向き合う時間は大切だなとあらためて思います。
在宅ワーカーをしている人にも、そうでない人にも何か1つでも参考になりましたらうれしいです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
最後までお読みいただき嬉しいです♪ありがとうございます!これからも心を込めて執筆していきます。