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自分を信頼して、未来を描いていく力

今日から6月。あっという間に5月が過ぎた。

ゴールデンウィーク明け、1歳と6歳の息子が立て続けに体調を崩すことが多く、慌ただしく過ぎた1ヶ月。

1歳の次男が2週間おきくらいに熱を出す。保育園に預けると起こる、ワーママの宿命だ。次男にもこの時期がやってきた。

呼び出しコールに出たり、小児科からの病児保育を手配したりして、なんとか必死に進める在宅ワーク。今月は、とくにさまざまな業務を並行していた。

・SEO記事の執筆
・校正、校閲
・編集、フィードバック
・入稿
・進行管理(ディレクション)
・コミュニティの参加
・ライターさん声かけ
・ライターさん面談

などなど……。

納期には間に合うもの、思い描いた理想的なスケジュール通りにはいかなくて、詰めて過ごしていた気もする。夫は出張で数日不在だったり、用事で休日にいなかったりすることも多かった。

夫が不在の休日、ワンオペで息子2人と動物園に行った日も。

まだまだ手がかかり、何かと抱っこをせがむ1歳と、ジッとしておられず何度も同じことを言っても聞かない多動傾向の6歳。

不器用な私は、途中で何度か発狂しそうになった。

ようやく子どもたちの病気が治まり、ホッとした昨日、今度は夫が高熱した。ワンオペ決定。

まじかーーうそやろーーもー助けてくれーー

と泣きたくなる気分だ。(もちろん、夫のことは心配だし、看病はするが)

なんと家族の体調不良にバタバタする5月だった。

こんな感じの、決して楽ではない在宅ワーママのリアル。noteにこっそり近況報告。

noteやSNSで書く暇もなく、また書くまでもないことありふれたこと。

でも、当たり前で、普通だからって「すごくない」わけではない。自分が決めた育児だからがんばれるが、たまに心が折れる。

珍しく、カフェに行った5月。現実逃避しないとやってられなかったわい。

ただ、直近の出来事を書いて頭をスッキリさせてみる。客観視できる。

「まぁまぁ大変だったな」と少し他人事に見えてきてホッとする。

こんな感じで、あっという間に過ぎた5月。

だけど、自分を見つめる良い機会になった。

バタバタな中でも、普段なら関わらない方と話したり、本を読んだりしてあらためて決断したこともある。

・ライター(執筆)仕事を少し減らし、余白を開ける
・仕事ではない、自分の文章を日々書いていく

6月からは少しライティングの仕事を減らすことにした。

正直、落ち着かない。

だって、楽しい仕事だし、やりがいもある。クライアントさんもとてもよい方ばかりだ。原稿を楽しみにしてくださる。

何も不満はなかった。

けれど、今は家族や自分の時間をしっかり確保したい。

「頭で考える時間」はなく、「感じる時間」を増やしたい。

「誰か」ではなく、「自分」のためにも文章を書きたい。

そんな気持ちから、少し仕事の「書く」を手放すことにしてみた。

正直、わたしの代わりはたくさんいる。優秀なライターさんはたくさんいるのだ。私でなくとも。クライアントさんは、その方に頼むだけだ。

けれど、夫や子どもにとって、「わたし」という代わりはいない。母と妻の代わりはいない。

単純に仕事量が減るから、クライアントさんに価値提供する機会や実積は減る。

けれど、わたし自体の価値がなくなるわけではない。 

最近、自分が仕事で書くことを減らすのがザワザワした理由は「自分の価値がなくなる感覚がしていた」からかもしれないな、とふと思った。

うつ状態から、自分の強みを活かせる働き方を模索したとき、たまたま出会ったライターの仕事。

自己肯定感を上げてくれたライターの仕事。

当時、何もないわたしでも自分の名前でお仕事をいただけるのだなぁって、救われた気持ちになったものだ。

だから、書くを手放すと、私には何も残らない気がしたのかもしれない。これまでのがんばりが無駄になるのでは?っていう感覚。

確かに実積や収入は減るだろう。

でも、それでも自分の人生は大丈夫なんだって、信頼したい。

だからあなたも、あなたの未来が大丈夫だって、わたしも信じている。

わたしが、わたし自身に評価をあげたい。

あなたが、あなた自身に評価をあげること。


だから、少しこれまで大切に抱えて育ててきた仕事の「書く」を、勇気を出して半分ほど減らすことにした。「ありがとう」って、少しお別れだ。

どうなるかわからないけど、わたしは多分、仕事での評価や収入よりも「自分が自分をもっと認めて肯定してあげたい」が大切で重要な気がしている。

自分をもっと信頼すること。

ギュッと握りしめて離せなかったのは、自分への信頼。未来への可能性を信じることだった。

怖いけど、苦渋の決断でも、今は前に進むしかない時期が人には何度か訪れる。

これまでやっていたことがうまくいかなくなるタイミング。何かを選んで、手放さないといけないタイミング。

わたしはそれが今なんだなと思う。

そして、家族や自分のためにも時間を確保する。今みたいに、なんだか生産性のない時間や、誰が読んでいるのか、見てくださる人がいるのかわからない文章を書く時間を増やすのだ。理由がわからないけど、今は自分の文章を書いていくのも大切な気がしてならない。

逃げずに、ただ「今」を受け入れる。

変わり映えのない日常から、少し横道に逸れるからこそ、新しい扉が開く気がする。

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