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2023年11月1日、家に一日こもり、企画を書いた。
コリスを朝学校に送り出したあと、午前中にさっと書いて送って、午後から本でも読んでゆっくりするつもりだった。

今週月曜に風邪をひいて、鼻水が止まらなくて苦しい。いつもだいたい元気なのに、久々に体調が良くない。熱があるわけでもないので、やることをやって治るのを待つ。

今年どうしても会いたくて、話を聞きたい人がいて企画を書いた。
春にも企画を出して通らなかった。別の媒体に出す。
先輩にどんな媒体に企画を出すかを相談させてもらった。最終的には、当たって砕けろで出していこう!となった。

ひとつよりもふたつ、ふたつよりもみっつ、たくさんあった方がいいのではないか…と思い、途中からあれもこれもと書き始めた。
で、結局、最初のひとつだけ送ることにした。

やっとメールを送った時には21時になっていた。
10月の最初と同じ、今週は時間があるので、コツコツと企画作りと企画送りをやっていく。来週はインタビューや文学フリマもある。

風邪を治しつつ、やることを粛々とやっていこうと思う。
カメラのワークショップにも参加したので、写真もたくさん撮りたい。
読みたい本は買うことにしたので、けっこう積読もしている。

今心が穏やかに過ごせているのは、我慢して続けていることがないからだ。今年は、はじめてみては、なんか違う、得意じゃない、やってて楽しくない、と思ったのことを手放してきた。勉強になる、成長になる、との思いがよぎる時には、その分野で成長したいのか、その分野を磨いていきたいのかと考える。違うのであればヒーヒー言いながら苦手なことをやり続ける理由はない。自分が得意な分野で、やっていて楽しい分野で腕を磨いていけば良い。

好きなことばかりやって大丈夫?楽しいことばかりやって大丈夫?
選びとっていくときは不安もあったけれど、今、仕事に対して圧倒的にストレスがない。昔の私なら、仕事なんだからストレスも少しくらいあった方が鍛えられそう…なんてことを思っていただろう。苦しむことに慣れていたから。

ストレスなく、楽しく働けていたら、人に優しくできる。自分の好きなこと、楽しいと思えることを見極める感度が高まってきたように思う。
我慢ばかりしていた時は、自分が本当に好きなことが何かがわからなくなってしまっていた。「今の仕事が好き」だと、自分に言い聞かせていたと思う。

自分の心の声を聞いて、自分の気持ちを大切にしてあげていたら、だんだん自分のことがわかってきた。本当はどうしたいと思っているのか?働きたい自分、だらけたい自分、チャレンジしたい自分。
仕事して、仕事して、とことん仕事するからこそ、休日の意味があると思っていた。
少しずつ自分をほぐして、ゆるめていったら、本当は、「とにかく遊びたい、楽しみたい、その先に仕事がある」と思えた私がいた。
自分は逆の人間だと思っていたのに。

仕事は人生の大半を占めるというけれど、フリーランスになってからはいつも仕事のことを考えている。何をやっていても仕事につながるからだ。新聞を読んで、雑誌を読んで、ニュースを読んで、人に会いに出かける。

「いい芸術にたくさん触れることが、いい写真になり、いい文章になる。」

カメラのお師匠も、書くことのお師匠も、同じことを言っていた。

「いいコンテンツを作るには、まず自分が楽しむこと。目の前のこと、人を面白がること」
コンテンツ作りの師匠も同じことを言っているように感じた。

みんな、自分の仕事をとことん楽しんでやっている。
その作品に私は惹かれる。

カタチになるまでのこのプロセスが楽しい。
今日も楽しんでいこう。



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