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【72球目】最近考えていること

最近よく考えることがあります。

今の三陽工業は完全に想いの会社です。

日本の製造現場を元気にするために、製造派遣や中小零細製造業で真面目に一生懸命に働く人が報われる世界を創る為に存在する会社です。

そうなったのは生産推進グループが出来てからです。

それまでは、どこにでもある地域の派遣とものづくりをやっている会社でした。どこにでもある明石の会社がちょっとした違和感をひっくり返す為に覚醒しました。

今までは、目の前の作業を決まったことをやるだけで良かったのに、突然それだけではなく、仲間を増やすこと業務改善を継続的に行うことや、人を応援することを追いかけるようになりました。

そこには想いしかありません。

利益を徹底的に追及するならば、今止めるべきことは数多くあります。
そこに想いがあるからそれを継続している。
そこに想いがあるから、止めずに済んでいます

三陽工業が想いの会社であることは、これからも変わりません。

その中で、どんな変化をしていく必要があるのか、どんなシンカが必要なのか、試行錯誤している状況です。

少し極端な例を挙げてみます。

金融機関とのお付き合い

銀行や証券会社、保険会社とのお付き合いですね。
特に銀行については2-3年で人が必ず変わっていきます。
このお付き合いについても、基本的に想いを尊重してやってきました。
ただ、人に対しての想いなので人が変われば変わってしまう

銀行の担当者とは人間関係を作らないと断言する経営者もいるほどです。
その考え方も一理あります。
必ず終わるものですから、作らない方が楽ですしね。

ただ、そこに介在しているのがである以上、波長や感性、そういったものが出てきます。そこに想いが入ってくる。
共感してくれる人そうでない人、様々ですが、やはり想いを理解して共感してくれる人と一緒に仕事がしたい。そう考えてしまいます。

でも、2-3年で必ず変わる。考える所です。

自己分析

冷静に客観的に自分を見つめると、人に対して期待しやすい傾向があります。期待するので、求める

少しそこに足りていなくても、自分の力で引き上げる想いを共感して考える力行動する力があれば、自家発電していきます。

期待すると、ハードルはドンドン上がっていきます。
求めるものも変化していく。そんな中で期待以下の動きがあると、テンション下がります

昨年、41期では精神的にヤバい時期がありました。
もちろん誰にも言っていません。
そんな中でも、ハードルを超えようとしてくれている人から勇気をもらう。

ハードルを超えることを放棄する人には、興味が無くなっていきます

好きの反対は嫌い、ではなく無関心ですよね。

リーマンショック以降の約5年間は、派遣という事業が県外でも始まり売上を上げることに夢中になっていました。

生産推進グループが出来てからは、生産推進グループの環境を整備することに夢中になっています、これは現在も継続中です。

その途中では、野球やバイクにも夢中になっています。

そして、IPOを目指すと決めた時から、IPOすることに対して夢中になっていました。

この10数年間で会社で起きていること、良い事も悪い事も全てにおいて夢中になっていました。

そして、コロナ禍。

自分が今まで夢中になっていたことを1つずつ止めたり縮小したり、撤退したり、そんな意思決定が続きました。

昨年一年間では、前へ行くことよりも立ち止まるもしくは後ろへ下がる意思決定の方が多かったような気がします。

前へいく意思決定よりも撤退する意思決定の方が、断然きついです。

ただ、この時期のこのきつさも必然だと考えています。

いくらでも逃げようと思えば、逃げることはできます。

若い時に考えていた、会社を継ぐと決める前から習慣にしていた、しんどい道と楽な道、両方の選択肢があった場合は、しんどい道を選ぶ習慣は今も変わっていません。

明けない夜はない。
乗り越えられない山はない。
全ては自分の思考と行動次第である。

そう考えて前へ進んでいます。

川崎重工のオートバイ部門が分社化して、カワサキモータースという会社になります。20年前では考えることが出来ない環境に今、私たちはいます。

未来もどうなるか分かりません。コントロールできないことは多々でてくるでしょう。

唯一、コントロールができる自分たちの思考と行動

三陽工業という会社がもっと強くて優しくなるために、今日も1日やりきっていきます。

本日もありがとうございました。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!