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讃岐うどん大好きっ子のこれを読め

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2023年11月の記事一覧

老子の本は何冊か読んだけどこの本が1番詳細に書かれてたんじゃないかな この本は老子や孔子や孫子を比べてその違いや彼の哲学をルーツにした思想の新渡戸稲造「武士道」の話し等日本との親和性についても書かれてたのポイントが高かったね 良い本やったよ

外国人の著者が弓道を通して「禅」の精神に触れた体験をまとめた1冊 1つの物事を突き詰める難しさや生き方そして技術を鍛える事で自分の精神を強くするよりも1つ先の領域まで見れた 訳やから文が違和感を感じるけど繰り返し読み込む事で理解度が上がって楽しめると思うわ

まあでも俺が「老子を予備知識0で学びたいです」言われたらこの2冊を薦めるかな バカボンのあの口調で簡単な言葉で砕いて説明されてるから理解しやすいし読みやすい しかもコンパクトサイズやから持ち運びも便利って言うね 

「バカボンのパパと読む老子」 ドリアン助川著 まず老子の教えを理解した上で実戦編読んで自分の中に落とし込むと言う感じで必ずニコイチで読んで欲しいね 特に実戦編の現実世界と老子の哲学の間に生じる矛盾に悩む著者が生々しかった 本の難易度は高く無いから気軽にチャレンジ出来る2冊よ

「影を無くした男」 シャミッソー作 池内紀訳 ひょんな事から影を失った男がその後自分の身に降りかかる出来事に振り回される物語 その中で「生きるとは」「人との繋がりとは」「人間の欲」と言う哲学に触れられる本 150ページ程度と量が少ない割に濃厚な1冊やったね 素晴らしい