Sansan Product management & Design

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最近の記事

Notionのチャート機能でダッシュボードを作ってみました | SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[11]

こんにちは、Sansan事業部プロダクト室PMOの尾部です。私はプロダクトオペレーションを担当しています。Sansanプロダクトのプロダクトマネジメントにおいて、Notionをどのように活用しているかを連載でご紹介しています。 2024年8月14日に、Notionのチャート機能がリリースされました。Sansan社はテクノロジーの活用やスピード感を大事にしているため、当日にダッシュボードを作成し、翌日にこの記事を書きました。 Sansanのような大規模なSaaS企業では、日

    • Sansanで働くプロダクトデザイナー

      こんにちは。Sansanのプロダクトデザイナーをしている山本です。 前回の記事ではSansanのプロダクト開発の面白さについて書きました。 続く今回は、そんなSansanで働くデザイナーにフォーカスしてお伝えしたいと思います。 Sansanのデザイナー像Sansan株式会社のデザイナーは、プロダクト・企業ブランディング問わず「ビジネスに強いクリエイター」を共通言語に、プレイヤー、そして組織の成長を目指しています。実際に「自分の携わるデザインでビジネスを牽引していくんだ」と

      • 「アウトプットイメージをもつ」ことにより、プロダクトマネジメントの生産性を向上させる

        はじめにこんにちは!営業DXサービス「Sansan」のPdMを担当している乙幡です。 本日は、直近私がチャレンジしていた「生産性の向上」についてご紹介します。 背景生産性とは 「生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの」では、生産性は以下のように定義されています。 生産性=得られた成果(アウトプット)÷投入した資源(インプット) なぜ「生産性の向上」に着目したのか 「生産性の向上」に着目した理由は、私の伸びしろの中でも特にレバレッジの効く部分であること

        • BtoB SaaS プロダクト開発の面白さ

          初めまして。Sansanのプロダクトデザイナーをしている山本です。 この記事ではSansanで過ごす中で気づいた、Sansanのプロダクト開発における面白さについてお伝えしようと思います。まずはSansanというサービスについてお話ししておきますね。 SansanとはSansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築します。あらかじめ搭載している100万件以上の企業情報や商談

        Notionのチャート機能でダッシュボードを作ってみました | SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[11]

          タスク管理の周知徹底アイデア |SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[10] -Tips編3-

          こんにちは、Sansanプロダクト部でプロダクトオペレーションを担当している尾部です。 「今日から実践できるNotionの活用術 -Tips編-」の第3回目に参りました。今回は、私たちがどのように部内のメンバーに対してNotionを用いたタスク管理の周知を図っているかをシェアします。 私たちのチームでは、タスクを記入する際に、必ずアサインと期日を設定するというルールを設けています。 タスク管理の周知徹底アイデアタスクの発生と記入 1. プロジェクトマネジャーは定例会議で

          タスク管理の周知徹底アイデア |SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[10] -Tips編3-

          Send to Notionが便利!捗るタスク管理 | SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[9] -Tips編2-

          Sansanプロダクト室でプロダクトオペレーションを担当している尾部です。 「今日から使えるプロダクトマネジメントでのNotion活用術 -Tips編-」の2回目です。 今回はプロダクトマネジメントやタスク管理に使えるSend to Notionの使い方をご紹介します。 「Send to Notion」は、Slackのスレッドから直接Notion上にタスクを立てることができる機能で、プロダクトマネジメントやタスク管理に大いに役立つでしょう。特に、社内のメンバーからは「これっ

          Send to Notionが便利!捗るタスク管理 | SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[9] -Tips編2-

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[8] -Tips編1-Notion AIをプロダクトマネジメントで活用する

          Sansanプロダクト室でプロダクトオペレーションを担当している尾部です。 「今日から使えるプロダクトマネジメントでのNotion活用術 -Tips編-」の連載を開始します。 この度は、プロダクトマネジメントに活用可能なNotion AIプロンプト例を皆様にご紹介します。 このブログもNotion AIを活用した私自身、本ブログを子供の寝かしつけの合間に気軽に書いています。その際には、Notion AIを使って文章を整えています。Notion AIを利用すれば、数秒でインス

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[8] -Tips編1-Notion AIをプロダクトマネジメントで活用する

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[7] -DB編6- OKRと個人目標管理のデータベースの紹介[利用頻度:30%]

          Sansanプロダクト室でプロダクトオペレーションを担当しているPMOの尾部です。これまで連載してきた「SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術 -DB編-」の最終回となります。今回は、OKRと個人目標管理のデータベースについて詳しく解説します。 参考:Sansanプロダクト室メンバーが共通して読んでいる本はこちらです。 参考:OKRのデータベースは、これらのテンプレートを参考にして作成しました。 OKR、個人目標ObjectiveとKR、個人目標は、そ

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[7] -DB編6- OKRと個人目標管理のデータベースの紹介[利用頻度:30%]

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[6] -DB編5- 機能別データベースとフィードバックのデータベースの紹介[利用頻度:70%]

          Sansanプロダクト室でプロダクトオペレーションを担当しているPMOの尾部です。「SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術 -DB編-」の連載の5回目です。今回は機能別データベースとフィードバックのデータベースを詳しく説明します。 ドメインデータベースこれはSansanの機能分類を一覧化したもので、主にPBI(プロダクトバックログアイテム)やフィードバックと紐付けることで、どのドメインでフィードバックが多いのか、どんなPBIが多いのかを可視化しています。

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[6] -DB編5- 機能別データベースとフィードバックのデータベースの紹介[利用頻度:70%]

          ダブルダイヤモンドで解くべき課題と最適な解決策を見つける

          こんにちは。 営業DXサービス「Sansan」のプロダクトマネジャー(PdM)をしている佐々木です。 先日、PdM1年目の成長と挑戦というイベントに登壇しました。 登壇のなかでSansanのPdMは企画を進める際に「ジョブ理論」と「デザイン思考」のダブルダイヤモンドを取り入れていることについて触れました。 「ジョブ理論」の実践については同僚の乙幡祐生が以下の記事でまとめているので、今回は「デザイン思考」のダブルダイヤモンドの実践について紹介したいと思います。 ダブルダイヤ

          ダブルダイヤモンドで解くべき課題と最適な解決策を見つける

          「誰にも使われない機能」の開発をどう防ぐ?SansanPdMが実践するユーザーヒアリング方法

          こんにちは。営業DXサービス「Sansan」のプロダクトマネジャー(PdM)をしている佐々木です。 最近、新しいメンバーが何人か加わり、ユーザーヒアリングの方法についてよく質問されるようになりました。 PdMは顧客の課題を見つけるために、頻繁にユーザーヒアリングを行います。しかし、ヒアリングの方法が間違っていると、誤った情報に基づいてプロダクトを開発してしまうことがあります。 そこでこの記事では誤ったユーザーヒアリングを防ぐために、私が普段から気をつけていることを3つ紹介しま

          「誰にも使われない機能」の開発をどう防ぐ?SansanPdMが実践するユーザーヒアリング方法

          デザイナーとしてのパフォーマンス最大化に向けた取り組み

          はじめにこんにちは。プロダクトデザイナーの大東です。 普段は営業DXサービス「Sansan」のデザインチームに所属し、日々プロダクト作りに向き合っています。 今回はデザイナーとしてのパフォーマンス向上のために、個人的にどんな取り組みをしているか書いてみたいと思います。 中長期的な目線で成長目標を定める先ほども書いた通り、私は普段SansanのUI/UX改善に取り組んでいます。 しかし、取り組んでいるのは目先の案件だけではありません。並行して私自身の中長期的な成長目標にも

          デザイナーとしてのパフォーマンス最大化に向けた取り組み

          新人PdM向けジョブ理論の実践トレーニング

          自己紹介 こんにちは。営業DXサービス「Sansan」のプロダクトマネジャー(PdM)を務める乙幡(@yu_pata98)です。ビジネス職としてSansanに新卒入社し、2年目にPdMにキャリアチェンジしました。 本記事の背景 SansanのPdMは、ジョブ理論を共通言語として活用しています。ジョブ理論の概要や実践方法は以下の記事に記載しています。 SansanのPdMになった直後のメンバーはまずジョブ理論をインプットするのですが、しばしば言語化したジョブの主語が曖

          新人PdM向けジョブ理論の実践トレーニング

          デザイナーとPdMがバディになってプロダクト作りに向き合うこと

          こんにちは。 プロダクトデザイナーの上原です。 普段は営業DXサービス「Sansan」のデザインチームに所属し、日々プロダクト作りに向き合っています。 現在のSansanではPdMとデザイナーがバディ(ペア)体制を組んでいます。 今日はこの取り組みについて私なりの視点でnoteにまとめてみようと思います。 なぜバディ体制なのか私が所属する営業DXサービス「Sansan」では、以前はマネージャーがプロジェクトごとにデザイナーを割り当てる体制を採用していました。 この方法

          デザイナーとPdMがバディになってプロダクト作りに向き合うこと

          Sansan事業のプロダクトマネジメントはなぜ魅力的なのか

          こんにちは。CPO補佐 兼 VPoP(Sansan事業部)の西場(m_nishiba)です。 Sansan事業部ではPdMやプロダクトデザイナーの組織を拡大させており、組織やプロダクトの状況について外部の方と話す機会が多くあります。外部の方と話すと「Sansanはすでに完成しているプロダクトだと思っていたが、実際はまだまだ発展途上だった」、「PdMの人数が多くやれることが限定的だと思っていたが、課題発見フェーズからオーナーシップを持って取り組める環境だった」という外部からの

          Sansan事業のプロダクトマネジメントはなぜ魅力的なのか

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[5] -DB編4-プロダクトバックログアイテムとタスクのデータベースの紹介[利用頻度:100%

          Sansanプロダクト室でプロダクトオペレーションを担当しているPMOの尾部です。「SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術 -DB編-」の連載の4回目です。今回はプロダクトバックログアイテム(PBI)とタスクのデータベースを詳しく説明します。 プロダクトバックログアイテムとタスクのデータベース構成の背景と現状情報を集約し、PBIと紐づけて管理したかった 前述のとおりですが、企業規模の拡大と共に、部署やメンバー、そしてプロジェクトに関わるステークホルダーが

          SansanプロダクトマネジメントでのNotion活用術[5] -DB編4-プロダクトバックログアイテムとタスクのデータベースの紹介[利用頻度:100%