見出し画像

生理のリズムを知って、より快適に過ごせる工夫をしてみましょう♪

サンコー薬局羅漢店の岡本です。

今回から、女性が生涯を通じて切ってもきれない関係を続けていく、女性ホルモンや生理のお話を少しずつ連載していきます。

まず、女性の生理のリズムは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという二つの女性ホルモンが分泌されることによって生まれます。

卵胞ホルモンは排卵の準備をするだけでなく、副交感神経の働きが活発になるため精神的にも安定し、女性らしさを引き出してくれます。

黄体ホルモンは、排卵後に分泌が高まり、受精後の身体を守って妊娠を継続させるためのホルモンです。交感神経が優位になるために心身が活動的になりますが、精神的な不安定感ももたらすため、デリケートな時期になります。

このように、2つのホルモンバランスによって女性の心と身体の状態は大きく分けて4つの時期を繰り返しています。

① 生理中のブルー期(1~6日)

② 快調期(7~13日)

③ 調整期(14日~21日)

④ 生理前の不調期(22日~28日)

今回は①生理中のブルー期の過ごし方についてのお話です。

① 身体を温めよう 

体温をあげる作用のある黄体ホルモンの分泌がなくなるため、生理の開始とともに体温が下がり、身体が冷えて血行不良になります。お風呂でゆっくり温まってリラックスしたり、なるべく身体を温める食事を摂るようにしましょう。たんぱく質や鉄分、カルシウムも不足しないように補充することが大切です。
逆に、アイスクリームや冷たい飲み物、食べ物などで体を冷やすと、生理痛を起こしやすくなるだけでなく、肌のくすみ、クマの原因にもなりますので、気を付けましょう。
また、生理中は腸が収縮して下痢がおこりやすい時期でもあります。
消化の悪いものや繊維質の多いものも注意してくださいね。


② リフレッシュ

ウォーキングやストレッチなど、簡単で無理のない運動をして体をほぐし、ブルーな気分をリフレッシュしましょう。適度な運動をすることで血行も良くなり、生理痛の改善にもつながります。
経血漏れを気にするあまり、きつめの下着を身につける方が時々おられますが、余計に血行が悪ってトラブルのもととなります。下着は保温効果があり、締め付けないものを選びましょう。
アロマオイルやマッサージなどもリフレッシュにとても有効です!


③ 基礎体温をつけてみよう

生理周期は生理の開始日から翌月の生理の前日までを1サイクルとするため基礎体温をつけて自分のリズムをチェックするチャンスです!

低温期、高温期とちゃんと2層に分かれていますか?
高温期は何日くらい持続していますか?

基礎体温が教えてくれる自分の身体の状態に、耳を澄ませてみましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?